中生代
中生代(ちゅうせいだい、仏: Mésozoïque、英: Mesozoic era)は、古生代・中生代・新生代と分かれる地質時代の大きな区分の一つである。約2億5217万年前から約6600万年前に相当し、魚竜・首長竜・モササウルス・恐竜が生息していた時期にほぼ対応する。
中生代は、さらに以下の3つの紀に細分される。
三畳紀
詳細は「三畳紀」を参照
ジュラ紀
詳細は「ジュラ紀」を参照
- 約2億130万年前〜約1億4,500万年前
- 魚竜と首長竜が繁栄、首長竜の天下。
- 恐竜が繁栄、原始的な鳥類の出現。
白亜紀
詳細は「白亜紀」を参照
- 約1億4,500万年前〜約6,600万年前
- 花を咲かせる被子植物の出現。
- 魚竜と首長竜のプリオサウルス類などが海洋無酸素事変で絶滅。
- モササウルス類が出現〜繁栄〜頂点捕食者として天下を取る。
- 恐竜の繁栄が継続。ティラノサウルスが出現。
- 白亜紀末(K-T境界,K-Pg境界)に地球規模の大絶滅が起こり、恐竜類は鳥類を除いて絶滅した。(ただし、アラモサウルスなどのごく一部の属はこれを生き延びた可能性がある)
参考文献
- 国立天文台編『理科年表 平成20年』丸善、2007年。ISBN 978-4-621-07902-7。
関連項目
外部リンク
- “地質系統・年代の日本語記述ガイドライン 2014年1月改訂版”. 日本地質学会. 2014年3月19日閲覧。
- 仲田崇志 (2009年10月29日). “地質年代表”. きまぐれ生物学. 2011年2月14日閲覧。