馬公市

澎湖庁城小西門(順承門中国語版
蛇頭山中国語版にある風櫃尾オランダ城中国語版遺跡と旧日本軍艦「松島」沈没の地記念碑

馬公市(マーゴン/まこう-し)は、台湾澎湖諸島にある市。澎湖県県轄市で、澎湖県政府の所在地である。台湾の歴史上最も早くから漢民族による開発が行われた地域である。

概要

馬公市内には、1592年に創建された台湾最古のである天后宮中国語版がある。馬公の市街はこの天后宮を中心に形成され、その街路網は現在でも残っている。天后宮以外にも、澎湖島内には150近くの寺廟がある。ただし、島民の生活が古くから海と密着したものであったことから、そのほとんどが海のである媽祖を祀っており、島民の伝統的な生活を窺うことができる。

地理

馬公市は澎湖諸島に位置している。

気候

行政区画

歴史

澎湖が行政機能に属したのは元代の1281年であり、澎湖巡検司が現在の媽祖宮(天后宮)附近に設置されたのが初見である。明初は巡検司制度を踏襲したが、後にこれを廃止し、鄭成功が台湾を拠点にした後に安撫司が設けられた。清代になると再び巡検司が復活したが、1727年に澎湖海防糧捕庁と改編され1895年まで存続していた。1887年から1889年に掛けては澎湖城(媽宮城)が澎湖初代総兵である呉宏洛により建築された。

日本による統治が開始されると当初は清代の制度を踏襲したが、1920年の台湾地方改制の際に澎湖に郡制が施行され、澎湖庁を設置するとともに媽宮を「馬公街」と改称した。戦後は馬公街は馬公鎮と改編され、1981年12月25日には県轄市に昇格し現在に至っている。

政治

行政

市長

歴代市長
  • 第1、2代鎮長:藍丁貴
  • 第3、4代鎮長:洪孝順(任期中に死去、代理鎮長:陳聯煌)
  • 第5代鎮長:陳聯煌
  • 第6代鎮長:呂火輪
  • 第7代鎮長:謝界和
  • 第8代鎮長&第1第市長:謝界和
  • 第2、3代市長:王乾同
  • 第4、5代市長:楊国夫
  • 第6代市長:許麗音
  • 第7代市長:王乾発
  • 第8、9代市長:蘇崑雄
  • 第10代市長:葉竹林

対外関係

姉妹都市・提携都市

国内

教育

国立澎湖科技大学

大学

高級中学

高級職業学校

  • 国立澎湖高級海事水産職業学校

国民中学

  • 澎湖県立馬公国民中学
  • 澎湖県立中正国民中学
  • 澎湖県立澎南国民中学
  • 澎湖県立文光国民中学

国民小学

交通

馬公港
馬公空港

航路

道路

県道

観光地

名所・旧跡

主な史跡

観光スポット

主な観光地

関連項目

外部リンク

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