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| 開発元 | アステリア株式会社 |
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| 最新版 |
ASTERIA Warp 2608(2026年8月31日)
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| 種別 | データ連携基盤(EAI/ESB・iPaaS) |
| 公式サイト | www.asteria.com |
ASTERIA Warp(アステリア ワープ)は、アステリア株式会社が開発・販売する企業向けのデータ連携基盤である。企業アプリケーション統合(EAI)やエンタープライズサービスバス(ESB)の機能を持ち、オンプレミス環境のほか、クラウド型のiPaaS(Integration Platform as a Service)としても提供されている。
基幹システム、データベース、クラウドサービス、生成AIなど、100種類以上のシステムやサービスとの連携に対応する。GUI上で処理部品を組み合わせるノーコード開発方式を採用しており、プログラミングを行わずにデータの取得、加工・変換、出力などの処理を設計できる。システム間のデータ連携や業務自動化、データ統合に加え、社内データと生成AIを連携させるなど、企業におけるAI活用のためのデータ連携基盤としても利用できる。
アステリアの発表によると、導入実績は1万社以上。テクノ・システム・リサーチの調査では、2025年の国内EAI/ESBソフトウェア市場において、出荷数量ベースの市場シェアは59.5%であり、20年連続で第1位となった。
専用の開発環境「フローデザイナー」を使用し、GUI上でコンポーネントと呼ばれる処理部品を配置・接続することで、データ連携処理を設計する。データの取得、加工・変換、出力、条件分岐などを組み合わせて処理フローを構築できる。
ファイル、データベース、基幹システム、クラウドサービスなどを接続し、異なるシステム間でのデータ交換やデータ形式の変換を行う。
CSV、XML、JSONなどのデータ形式に対応し、データの抽出・加工・変換・出力などの処理を実行できる。定期的なバッチ処理のほか、エディションに応じて外部イベントを契機とした処理の実行にも対応する。
オンプレミス環境やクラウド環境で利用でき、双方に分散した業務システムやデータを連携するハイブリッドクラウド環境にも対応する。
自社サーバーやIaaS環境にインストールして利用する形態に加え、iPaaS(Integration Platform as a Service)として提供される「ASTERIA Warp Cloud」がある。iPaaS版では、利用者がサーバーの調達・運用やソフトウェアのインストールを行うことなく、クラウド上のデータ連携基盤を利用できる。
Salesforce、kintone、Microsoft 365などのクラウドサービスに加え、ChatGPT、Gemini、Claudeなどの生成AIサービスとの連携に対応している。社内システムに蓄積されたデータを生成AIサービスに受け渡すなど、AIを活用した業務処理にも利用できる。
2025年12月に提供されたバージョン2512では、生成AIサービスに対応するアダプターやOpenAPI Specificationの定義ファイルを利用したREST API連携機能が追加された。2026年のバージョン2608では、自然言語によるデータ連携フローの作成機能、開発・運用を支援するAIチャットボット、ブラウザー版フローデザイナーなどがベータ版として追加された。
ASTERIA Warpは、サブスクリプション、標準ライセンス、iPaaSの3つの提供形態で展開されている。
自社のオンプレミス環境またはIaaS環境にインストールして利用する月額・年額契約型の製品。Core、Core+、Core++、Standard、Enterpriseの各エディションがあり、データベース連携、リアルタイム連携、大規模データ処理などの対応機能が異なる。
買い切り型のライセンス製品。Standard EditionとEnterprise Editionが用意され、利用規模や必要な機能に応じて選択できる。
2025年に提供が開始されたiPaaS(Integration Platform as a Service)型のデータ連携サービス。サーバーの調達や管理を利用者側で行う必要がなく、オンプレミスとクラウドサービスが混在する環境でのデータ連携に対応する。
ASTERIA Warpは、異なるシステムやサービスとのデータ連携を行うためのアダプターを提供している。アステリアによると、100種類以上のシステムやサービスとの連携に対応している。接続先によっては追加のオプション製品が必要となる。
接続先には、次のようなものがある。
ASTERIA Warpは、基幹システムと周辺システムのデータ連携、データ移行、マスターデータの同期、Excel業務の自動化、分析用データの統合などに利用されている。
利用例として、沖縄県では、複数のExcelファイル間のデータ連携を自動化し、内部統制業務の集計作業に活用している。IT Leadersの報道によると、集計作業の工数を約40%削減した。
また、タワーレコードでは、基幹システムと複数のクラウドサービス間のデータ連携に採用され、マスターデータ更新や会計仕訳データの加工・連携などを自動化している。