今夜はビート・イット

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「今夜はビート・イット」
マイケル・ジャクソン の シングル
初出アルバム『スリラー』
リリース
録音 1982年
ジャンル ハードロック/R&B
時間
レーベル エピック・レコード
作詞・作曲 マイケル・ジャクソン
プロデュース クインシー・ジョーンズ
チャート最高順位
マイケル・ジャクソン シングル 年表
ビリー・ジーン
(1983年 (1983))
今夜はビート・イット
(1983年 (1983))
スタート・サムシング
(1983年 (1983))
『Michael Jackson's This Is It』 収録曲
スリラー
(9)
今夜はビート・イット
(10)
ブラック・オア・ホワイト
(11)
ミュージックビデオ
「Beat It」 - YouTube
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「今夜はビート・イット」(原題:Beat It)は、マイケル・ジャクソンの楽曲、及びアルバム『Thriller』から3作目のカット・シングル。

概要

「今夜はビート・イット」を歌うマイケル(1992年)

ハードロックとR&Bの融合が特徴。

この曲はマイケルがヘイブンハーストで他のミュージシャンたちと共に制作したデモ曲が起源とされている。ドラムはドラムマシンでプログラミングされ、ベースラインはエレクトリックベースギターとベルラボのデジタルシンセサイザー「シナジー」キーボードを組み合わせたものだった。このハイブリッドスタイルは本番のレコーディングセッションでもそのまま採用された。

2008年2月に発売された『Thriller 25』には、この曲をリミックスしてファーギーのボーカルをフィーチャーしたものが収録されている。また、PVには本物のギャング(ロサンゼルスを拠点とするクリップスとブラッズのメンバー)が参加している。

参加ミュージシャン&レコーディング・エンジニア

エドワード・ヴァン・ヘイレンのギターソロ

ハードロックバンド ヴァン・ヘイレンのリード・ギタリストであるエドワード・ヴァン・ヘイレンはギター・ソロを追加して欲しいと依頼された。最初にクインシー・ジョーンズから連絡を受けたとき、いたずら電話かと思ったがその電話が本物であることを確認した彼は、ギタリストのアラン・ホールズワースから借りたハートリー・トンプソンのアンプを使用し、ギター・ソロを録音した。

クインシー・ジョーンズとマイケル・ジャクソンがこの曲の「スケルトン・バージョン」をエディの家に持参しギター・ソロは録音された。ギタリストのスティーヴ・ルカサーは「最初、エディが良いソロを弾いて、とてもロックだったんだけどクインシーが「強すぎる」って言うんだ。だから自分はディストーションギターのサウンドを減らさなきゃならなかった。それがリリースされたんだ」と回顧する。二つのバージョンのギター・ソロが録音された。

エディのギター・ソロが始まる直前、誰かがドアをノックするような音が聞こえる。一説にはエディのレコーディング・スタジオに入ってきた人だとも言われる。別の話では、自分のギターを叩いたのだとされる。だが実際にはその音はマイケル・ジャクソンがドラムケースを叩いた音であるとアルバムのライナー・ノーツに記されている。

エンジニア達は、レコーディングの最中にエディのソロの音でコントロール・ルームのモニタースピーカーが火を噴いたことに驚き、「これは本当にすごいものに違いない!」と叫ぶに至った。

ちなみに、エディはこのギターソロ・レコーディングに無償で参加してしまったため、あとでデイヴィッド・リー・ロスに酷く怒られたという。 エディは、ビクトリーツアーの一公演に飛び入りで参加し、ソロ・パートを弾いている(その時の写真や動画が少なからず存在する)。

ミュージックビデオ

ボブ・ジラルディが監督を務め、1983年1月に撮影されたこのミュージックビデオは、同年3月31日に公開された。ビデオには、ロサンゼルスの実在のストリートギャング、クリップスとブラッズが起用された。ビデオでは、ジャクソンが無意味な暴力について思い悩む様子や、後に2つのギャングの喧嘩を仲裁する場面が描かれている。バックダンサーを従えて一糸乱れぬフォーメーションで踊るスタイルはウエスト・サイド物語をモチーフとしている。公開後すぐにビリー・ジーンに続いてMTVでも放送が開始され、MTVの契約数もうなぎのぼりとなった。

反響

アメリカのビルボード誌では、1983年4月30日に週間ランキング第1位を獲得。ビルボード誌1983年年間ランキングは第5位。

『ローリング・ストーン』誌が選んだ「オールタイム・グレイテスト・ソング500」と「オールタイム・グレイテスト・ギター・ソングス100」において、それぞれ185位と81位にランクイン。

また、YouTubeにおける公式ミュージック・ビデオの再生回数は、2023年11月に10億回再生を達成した。マイケルのミュージック・ビデオがYouTubeで10億回再生を達成するのは、「ビリー・ジーン」、「ゼイ・ドント・ケア・アバウト・アス」に次いで3曲目である。

パロディ

この曲は人気の高さから、パロディの題材に使われることも多い。以下はいくらかの事例である。

カバー

脚注

  1. ↑ Taraborrelli 2004, pp. 224–225.
  2. ↑ Shields, Gerard (April 22, 1983). “Motown going strong into the '80s”. 2012年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月6日閲覧。. The Daily Collegian.
  3. 1 2 Quan, Denise (November 30, 2012). “Eddie Van Halen deconstructs his collaboration on 'Beat It'”. CNN. 2015年4月3日閲覧.
  4. ↑ “Tribute to Eddie Van Halen's Favorite Guitarist, Allan Holdsworth”. Van Halen News Desk (2017年4月17日). 2017年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年10月6日閲覧。
  5. 1 2 Cadman & Halstead 2007, pp. 27–28.
  6. ↑ Day, Patrick Kevin; Martens, Todd (February 12, 2008). “25 'Thriller' facts”. The Baltimore Sun. 2009年3月25日閲覧.
  7. ↑ “The Many Lives of Q”. BBC. December 10, 2010. 2015年10月11日閲覧.
  8. ↑ allmusic.com
  9. ↑ “The 500 Greatest Songs of All Time” (英語). Rolling Stone (2021年9月15日). 2021年12月21日閲覧。
  10. ↑
  11. ↑ 故マイケル・ジャクソン、「今夜はビート・イット」MVがYouTubeで10億再生突破、Billboard JAPAN、2023年11月30日。

関連項目