CBJ-MS

CBJ-MS
ACOGをのせたCBJ-MS
概要
種類 短機関銃、PDW
製造国  スウェーデン
設計・製造 CBJテックAB 社
性能
口径 6.5mm
銃身長 200mm
使用弾薬 6.5mm×25 CBJ
9x19mmパラベラム弾
装弾数 20・30発箱型弾倉
100連ドラムマガジン
作動方式 オープンボルト撃発
セミオート/フルオート
全長 363/565mm(銃床展開時)
重量 2,800g
発射速度 700発/分
銃口初速 秒速830m(8インチ銃身)
有効射程 150m
最大射程 400m
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CBJ-MSは、スウェーデンのカール・ベルティル・ヨハンソン(Carl Bertil Johannson)が設計した短機関銃/PDWである。製品名はカール・ベルティル・ヨハンソンズ・モジュラーシステム(Carl Bertil Johansson's-Modular System)の略。

開発

1970年代後半、ヨハンソンは照準器メーカーのAimpointにて試作短機関銃の設計を行った。PC-80と通称されるこの銃は、PDWのコンセプトを先取りしたもので、.221レミントン・ファイアボール弾(英語版)を使用した。ヨハンソンはアメリカ各地で売り込みを図ったものの首尾は振るわず、結局PC-80は1丁の試作銃が作られたのみで、Aimpointの銃器部門も解散された。そしてヨハンソンもAimpointを退社することになる。

CBJ-MSの直接の前身は、ヨハンソンが1980年代初頭にアメリカ国内で設計したバイキング短機関銃(Viking)である。バイキングはシンプルブローバック式の典型的な9x19mm短機関銃で、弾倉はカールグスタフm/45のものを流用していた。比較的高く評価されてはいたものの、生産数はわずか1,000丁以下に留まったと言われている。その後、スウェーデンに帰国したヨハンソンは、カールグスタフ・ファクトリー(スウェーデン語版)での勤務を経て、数年後にCBJ Tech AB社を創業した。

ヨハンソンはカールグスタフ・ファクトリー在職中も新しい短機関銃の設計を行っていた。そのコンセプトは、信頼性や性能が十分証明されていたカールグスタフm/45をさらに改良し、より現代的かつ軽量小型に仕上げる、というものだった。こうして完成した短機関銃がCBJ-MSである。元々はm/45と同様、9x19mmパラベラム弾仕様の短機関銃として設計されていたものの、並行して開発を行っていた新型弾薬、すなわち6.5mm×25 CBJの試験にも用いられた。やがて、CBJ-MSは6.5mm弾と合わせてPDWとして売り込みが図られるようになる。

2001年頃にはイギリスがPDWの採用に関心を抱いていたこともあり、CBJ-MSの計画にはサーブ・ボフォース・ダイナミクス(英語版)も加わった。しかし、最終的には合意に至らずにプロジェクトは放棄され、ボフォースも離脱している。結局、CBJ-MSの量産は行われなかった。

設計

本銃は、外装が緑色に塗装されたスチールプレス製で、光学機器を取り付けるための上部に取り付けられたピカティニーレール、途中まで引くと半自動射撃・いっぱいに引き切ると全自動射撃を使い分けることができるプログレッシブトリガー、伸縮するワイヤストック、グリップセーフティ、ネジ付きバレル、およびスペアマガジンを保持携行するために使用できるフォアグリップを備えている。

オプションの二脚はM16小銃用の旧型二脚をそのまま使っている。

弾倉はm/45用弾倉に多少の改造を加えたものが使われた。

特徴

使用弾薬は6.5mm×25 CBJで、普通弾と徹甲弾が用意されている。徹甲弾の弾丸は外径4mm・質量31グレインのタングステン製弾芯を軽量なポリマーの装弾筒(サボ)で覆ったものである。高硬度・小径の弾丸を非常に高い初速で飛ばすために貫通力が高く、NATO規格のボディアーマーであれば厚さ230mmまで、また圧延防弾板なら射距離50メートル以内で厚さ7mmまで貫通出来る性能を持ち合わせている。

さらに、6.5mm×25 CBJで使用される弾体は、同口径の従来弾の薬莢にも装填して使用可能である。また、6.5mm×25 CBJ自体も本銃以外による使用も考慮されており、9mmパラベラム弾仕様の銃なら、銃身とリターンスプリングを交換するだけで6.5mm×25仕様に換装できる。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ↑ “Aimpoint’s Only Gun: The PC-80 Symmetrical Action”. Forgotten Weapons. 2026年8月7日閲覧。
  2. ↑ “Viking”. modernfirearms.net . 2026年8月7日閲覧。
  3. ↑ “THE WEAPON SYSTEM – CBJ MS”. Gothia Arms Historical Society. 2026年8月7日閲覧。
  4. 1 2 3 “Between SMG and PDW: Sweden’s CBJ-MS”. Forgotten Weapons. 2026年8月7日閲覧。
  5. ↑ “SAAB Bofors Dynamic’s CBJ MS PDW”. Small Arms Review. 2026年8月7日閲覧。
  6. ↑ “A new Weapon system from Sweden.”. Gothia Arms Historical Society. 2026年8月9日閲覧。
  7. ↑ “Behind a Veil of Secrecy: Military Small Arms and Light Weapons Production in Western Europe”. 2026年8月7日閲覧。

関連項目

外部リンク