ERBB4(erb-b2 receptor tyrosine kinase 4)またはHER4(human epidermal growth factor receptor 4)は、ヒトではERBB4遺伝子によってコードされている酵素である。
ERBB4はErbBファミリーに属する受容体型チロシンキナーゼである。ERBB4はI型の1回膜貫通タンパク質であり、複数のフーリン様システインリッチドメイン、チロシンキナーゼドメイン、PI3キナーゼ結合部位、PDZドメイン結合モチーフを有する。このタンパク質はニューレグリン2、3、4、HB-EGF、ベータセルリンを結合し、活性化される。リガンド結合は、有糸分裂の促進や分化など、さまざまな細胞応答を誘導する。複数のタンパク質分解イベントによって、細胞質側断片や細胞外断片が放出される場合がある。
ERBB4遺伝子の変異はがんと関連している。また、統合失調症と関連したSNPやハプロタイプが知られている。家族性筋萎縮性側索硬化症のtype 19は、ERBB4遺伝子のSNPと関連している。
ERBB4は次に挙げる因子と相互作用することが示されている。