サンフランシスコ国際空港

サンフランシスコ国際空港
San Francisco International Airport
国際線ターミナル
連邦航空局・空港図
連邦航空局・空港図
IATA: SFO - ICAO: KSFO
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 カリフォルニア州の旗 カリフォルニア州サンマテオ郡
母都市 サンフランシスコ
種類 公共
所有者 サンフランシスコ空港委員会
拠点航空会社
敷地面積 2107 ha
標高 4 m (13 ft)
座標 北緯37度37分08秒 西経122度22分30秒 / 北緯37.6189度 西経122.375度 / 37.6189; -122.375座標: 北緯37度37分08秒 西経122度22分30秒 / 北緯37.6189度 西経122.375度 / 37.6189; -122.375
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
空港の位置
空港の位置
SFO/KSFO
空港の位置
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SFO/KSFO
空港の位置
空港の位置
SFO/KSFO
空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
10L/28R 有 3,618×61 アスファルト
10R/28L 有 3,469×61 アスファルト
1R/19L 有 2,637×61 アスファルト
1L/19R 無 2,332×61 アスファルト
統計(2024年)
旅客数 5,228万人
連邦航空局公式サイト
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サンフランシスコ国際空港(サンフランシスコこくさいくうこう、英語: San Francisco International Airport) (IATA: SFO, ICAO: KSFO, FAA LID: SFO) は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州サンフランシスコから約20km南に位置する国際空港である。

概要

ベイエリア最大の空港であり、アメリカ西海岸においてロサンゼルス国際空港(LAX)に次いで2番目に利用者が多い。ユナイテッド航空とアラスカ航空のハブ空港である。

歴史

サンフランシスコは1927年に現在の空港の敷地で150エーカーをリースし、実験的な空港プロジェクトのためにそれを公式にミルズフィールド市営空港と名付けた。空港のための150エーカーの土地は、D.O.ミルズの遺産から購入された。土地の残りの部分はミルブレーとなった。1931年6月9日に名前がサンフランシスコ空港に変更され、その半年後には急速に成長する空港の管理が公共事業委員会に移された。1932年11月17日、サンフランシスコの市民は空港の開発のために26万ドルの債券を承認した。第二次世界大戦中に近くのオークランド空港に軍が基地を置いていたため、空港は急速に成長した。

最初は空港の成長についての懸念があったが、湿地の海岸部350エーカーを埋め立てることで問題が解決された。そして1935年11月、空港の滑走路Cが1,900フィートから3,000フィートに延長され、空港は急速に成長を続けた。パンアメリカン航空は、最初の定期的な大洋間航空サービスを行う場所としてサンフランシスコ空港を選んだ。飛行機はサンフランシスコ空港から離陸し、4回の停留地を経て59時間後にフィリピンのマニラに着陸した。その飛行機、チャイナ・クリッパーは瞬く間に有名になった。

1959年7月29日、アメリカで最初のボーディング・ブリッジがサンフランシスコ国際空港に設置された。

滑走路

FAAのSFO滑走路図(ターミナルと滑走路に色を追加した)

クロース・パラレル方式で2本×2組、計4本の滑走路が配置されているが、この近接した滑走路での同時離着陸が行われている世界でも珍しい空港であった。 その理由はこの空港が一日1000を超える航空機の往来があるためで、同時着陸を行う際は接近を告げる機内アナウンスが放送される事が有る。並行する二本の滑走路が近接しているため、名物の霧がかかるなど気象条件が悪化すると片方の滑走路が閉鎖され到着遅れの原因となっている。ただ、安全基準の厳格化により2026年の3月31日よりFAAから恒久的に禁止となった。

ターミナル

ターミナル1・2・3・国際線ターミナルの4つに分かれており、7つのボーディング・エリアがある。それぞれのターミナルは環状に配置されていて、ターミナル間の移動は徒歩で可能な他、ターミナル間を結ぶエアトレインが24時間運行しており、無料で利用できる。

2019年8月20日より、ターミナルビル内で使い捨てペットボトル入り飲料水の販売を禁止した。ゴミの最終処分場の残容量が逼迫していることから取られた措置。

ターミナル1(ハーヴェイ・ミルク)

旧サウス・ターミナルとして知られるターミナル1はボーディング・エリアB&Cから成り立っている。当初のターミナル(現在のボーディング・エリアB&C)は1963年に開業し、ボーディング・エリアAは1974年に開業した。ターミナルの改修工事は1988年に完了した。国際線ターミナルに新ボーディング・エリアAが設置されたため、旧Aは2007年に取り壊された。

ターミナル2

旧セントラル・ターミナルとして知られるターミナル2は、1954年に開業した。現在の国際線ターミナルがオープンする前の国際線ターミナルとして知られている。このターミナルは2008年から2011年に改修工事が行われた。ボーディング・エリアDのみを有する。管制塔はターミナル2の上層階に位置している。出発・到着エリアはターミナル1とターミナル3を結ぶ通路としても機能している。

ターミナル3

旧ノース・ターミナルとして知られるターミナル3は、1981年開業のボーディングエリアEと 1979年開業のボーディング・エリアFを有する。ユナイテッド航空の国内線はターミナル3を使用し、国際線は国際線ターミナルを使用する。一部の国内線はターミナル1を使用する。

国際線ターミナル

2000年にオープンしたこのターミナルは、北米最大級の国際線ターミナルであり、耐震基礎絶縁体(免震構造)で建設された世界の中で最も大きな構造物である。このターミナルの完成前は、ターミナル2が国際線ターミナルであった。ボーディングエリアは上層部に商業施設、下層部に出発ロビーを配置した2層構造である。またボーディング・エリアG側の駐車場はバートの駅につながっている。

主な就航路線

航空会社就航地
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空(国内線)アルバカーキ、アトランタ、オースティン、ボルチモア、ボイシ、ボストン、ボーズマン、バーバンク、シカゴ/ORD、クリーブランド、コロンバス(OH)、ダラス/フォートワース、デンバー、デトロイト、ユージーン、フォートローダーデール、ホノルル、ヒューストン/インターコンチネンタル、インディアナポリス、カフルイ、コナ、カンザスシティ、ラスベガス、リフエ、ロサンゼルス/LAX、メドフォード、マイアミ、ミネアポリス=セントポール、ナッシュビル、ニューオーリンズ、ニューアーク、オンタリオ、オレンジカウンティ、オーランド、パームスプリングス、フィラデルフィア、フェニックス、ピッツバーグ、ポートランド(OR)、ローリー・ダーラム、レドモンド/ベンド、リノ、ソルトレイクシティ、サンアントニオ、サンディエゴ、サンルイスオビスポ、サンタバーバラ、シアトル、セントルイス、タンパ、ワシントン/ダレス、ワシントン/ナショナル
季節就航 : アンカレッジ、フォートマイヤーズ、ジャクソンホール、オマハ、スポケーン
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空(国際線)北米線 : カルガリー、トロント、バンクーバー、カンクン、メキシコシティ、プエルト・バヤルタ、サン・ホセ・デル・カボ
中米線 : サンホセ
ヨーロッパ線 : ロンドン/LHR、パリ/CDG、フランクフルト、ミュンヘン
東アジア線 : 東京/羽田、東京/成田、大阪/関西、札幌/新千歳(季節運行)(2026年12月11日より就航予定)、沖縄/那覇(2027年3月27日より就航予定)、ソウル/仁川、台北/桃園、香港、北京/首都、上海/浦東、マニラ、シンガポール
太平洋・オセアニア線 : ブリスベン、メルボルン、シドニー、オークランド(NZL)、パペーテ
季節就航 : モントリオール、ベリーズシティ、リベリア、アムステルダム、バルセロナ、ローマ/フィウミチーノ、チューリッヒ、アデレード、クライストチャーチ
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド・エクスプレスアルバカーキ、ベーカーズフィールド、ボイシ、ボーズマン、バーバンク、ユリーカ、フレズノ、カンザスシティ、メドフォード、モントレー、モンテレイ、ノースベンド、オマハ、オレンジカウンティ、パームスプリングス、ポートランド(OR)、レディング、レドモンド/ベンド、リノ、サクラメント、ソルトレイクシティ、サンアントニオ、サンディエゴ/カールスバッド、サンルイスオビスポ、サンタバーバラ、シアトル、スポケーン、セントルイス、トリシティズ、ツーソン
季節就航 : アスペン、ビショップ、イーグル/ベイル、ユージーン、グレイシャーパーク/カリスペル、ヘイデン/スティームボートスプリングス、ロサンゼルス/LAX、ミズーラ、モントローズ、オンタリオ(CA)、サンバレー
アメリカ合衆国の旗 アラスカ航空ボイシ、カンクン、エバレット、ホノルル、カフルイ、コナ、ラスベガス、リフエ、ロサンゼルス/LAX、ニューヨーク/JFK、ニューアーク(2026年6月9日運航終了予定)、オレンジカウンティ、オーランド(2026年5月12日運航終了予定)、パームスプリングス、ポートランド(OR)、プエルト・バヤルタ、レドモンド/ベンド、サンディエゴ、サン・ホセ・デル・カボ、シアトル、スポケーン、ワシントン/ナショナル
季節就航 : アンカレッジ、ボーズマン、イスタパ・シワタネホ、ジャクソンホール、リベリア(コスタリカ)、ロレト
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空シャーロット、シカゴ/ORD、ダラス/フォートワース、ロサンゼルス/LAX、マイアミ、ニューヨーク/JFK、フィラデルフィア、フェニックス
アメリカ合衆国の旗 アメリカン・イーグルロサンゼルス/LAX、フェニックス
アメリカ合衆国の旗 デルタ航空アトランタ、オースティン、ボルチモア、デトロイト、ロサンゼルス/LAX、ミネアポリス=セントポール、ニューヨーク/JFK、ソルトレイクシティ、シアトル
アメリカ合衆国の旗 デルタ・コネクションシアトル
アメリカ合衆国の旗 サウスウエスト航空オースティン、ボルチモア、バーバンク、シカゴ/MDW、ダラス/ラブ、デンバー、ラスベガス、ロサンゼルス/LAX、ナッシュビル、フェニックス、サンディエゴ、セントルイス
アメリカ合衆国の旗 ジェットブルー航空ボストン、フォートローダーデール、ニューヨーク/JFK
アメリカ合衆国の旗 ハワイアン航空ホノルル、カフルイ
アメリカ合衆国の旗 フロンティア航空アトランタ、ダラス/フォートワース、デンバー、ラスベガス、ロサンゼルス/LAX、オンタリオ、オレンジカウンティ、フェニックス、ソルトレイクシティ、サンディエゴ
アメリカ合衆国の旗 サンカントリー航空ミネアポリス=セントポール
カナダの旗 エア・カナダモントリオール、トロント、バンクーバー
カナダの旗 エア・カナダ エクスプレスバンクーバー
季節就航 : エドモントン
カナダの旗 ウエストジェット航空カルガリー
カナダの旗 ポーター航空トロント
カナダの旗 フレア航空バンクーバー
メキシコの旗 アエロメヒコ航空メキシコシティ、グアダラハラ
エルサルバドルの旗 アビアンカ・エルサルバドルサンサルバドル
パナマの旗 コパ航空パナマシティ
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズロンドン/LHR
イギリスの旗 ヴァージン・アトランティック航空ロンドン/LHR
オランダの旗 KLMオランダ航空アムステルダム
フランスの旗 エールフランスパリ/CDG
フランスの旗 フレンチ・ビーパペーテ、パリ/ORY
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空フランクフルト、ミュンヘン
ドイツの旗 コンドル航空季節就航 : フランクフルト
ポーランドの旗 LOTポーランド航空ワルシャワ(2026年6月5日より運航開始予定)
スイスの旗 スイス インターナショナル エアラインズチューリッヒ
イタリアの旗 ITAエアウェイズローマ/フィウミチーノ
デンマークの旗スウェーデンの旗ノルウェーの旗 スカンジナビア航空コペンハーゲン
アイルランドの旗 エアリンガスダブリン
スペインの旗 イベリア航空季節就航 : マドリード
スペインの旗 レベル季節就航 : バルセロナ
ポルトガルの旗 TAPポルトガル航空リスボン
季節就航 : テルセイラ
日本の旗 日本航空東京/羽田、東京/成田
日本の旗 ZIPAIR Tokyo東京/成田
日本の旗 全日本空輸東京/羽田、東京/成田
大韓民国の旗 大韓航空ソウル/仁川
大韓民国の旗 アシアナ航空ソウル/仁川
大韓民国の旗 エアプレミアソウル/仁川
中華民国の旗 チャイナエアライン台北/桃園
中華民国の旗 エバー航空台北/桃園
中華民国の旗 スターラックス航空台北/桃園
香港の旗 キャセイパシフィック航空香港
中華人民共和国の旗 中国国際航空北京/首都
中華人民共和国の旗 中国東方航空上海/浦東
中華人民共和国の旗 中国南方航空広州、武漢
フィリピンの旗 フィリピン航空マニラ
ベトナムの旗 ベトナム航空ホーチミン
シンガポールの旗 シンガポール航空シンガポール
インドの旗 エア・インディアデリー
トルコの旗 ターキッシュ エアラインズイスタンブール
アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ航空ドバイ
カタールの旗 カタール航空ドーハ
イスラエルの旗 エル・アル航空 テルアビブ(2026年10月25日より運航再開予定)
オーストラリアの旗 カンタス航空シドニー
ニュージーランドの旗 ニュージーランド航空オークランド(NZL)
フィジーの旗 フィジー・エアウェイズナンディ

地上アクセス

鉄道

2003年6月22日にバート(BART)がSFO駅およびミルブレー駅(Millbrae)まで延伸されたため、サンフランシスコ市の中心部まで鉄道で行けるようになった。

また、ミルブレー駅ではカルトレインに接続しており、サンノゼ(San Jose)・ギルロイ(Gilroy)方面へも行くことが可能となった。ただし、SFO駅 - ミルブレー駅間はバートの利用が必要である。バートのSFO駅 - ミルブレー駅間の直通運転は平日夕方以降、週末および祝日のみであり、平日の日中はサンブルーノ駅(San Bruno)での乗り換えが必要となる。

バス

サムトランス(英語版)が以下の5路線を運行している。

自動車

国道101号線に隣接している他、付近にある州間高速道380号線(英語版)とのジャンクションから州間高速道280号線(英語版)に接続されている。

空港の敷地内に短期用の駐車場がある他、敷地外には長期用の駐車場がある。また、各バート駅の駐車場は事前にオンラインで許可証を購入することで長期用の駐車場として利用できる。

事故

サンフランシスコ・ベイエリアの空港の位置関係

オークランド国際空港やノーマン・Y・ミネタ・サンノゼ国際空港と共にサンフランシスコ・ベイエリアの主要路線の空の玄関口として機能している。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ↑ FAA Airport Form 5010 for SFO (PDF) , effective 2007-12-20
  2. ↑ “SFO Airport 2024 Final Air Traffic Summary”. flysfo.com. 2025年9月11日閲覧。
  3. ↑ “A brief history of San Francisco International Airport” (英語). 2023年6月19日閲覧。
  4. ↑ “サンフランシスコ空港、飲料水入りペットボトルの販売禁止へ”. AFP (2019年8月3日). 2019年10月12日閲覧。
  5. ↑ “LOT Polish Airlines heads to San Francisco with new route starting May 2026”. 2025年12月18日閲覧。
  6. ↑ “El Al Resumes San Francisco Service in NW26”. 2026年6月5日閲覧。
  7. ↑ 韓国のアシアナ航空機が米サンフランシスコで着陸失敗、炎上 2013年07月07日 10:17 AFPBB News
  8. ↑ Crash of Asiana Flight 214 Accident Report Summary
  9. ↑ アシアナ機の着陸失敗事故、「自動操縦への頼り過ぎ」が一因

関連項目

外部リンク