| MT-55 | |
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| 種類 | 架橋戦車 |
| 原開発国 |
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| 諸元 | |
| 重量 | 36 t |
| 全長 | 9.9 m |
| 全幅 | 3.3 m |
| 全高 | 3.35 m |
| 要員数 | 2名 |
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| エンジン | V-55 12気筒水冷ディーゼルエンジン |
| 出力重量比 | 14馬力/t |
| 懸架・駆動 | トーションバー式 |
| 行動距離 | 690 km |
| 速度 | 50 km/h |
MT-55(ロシア語: МТ-55)は、チェコスロバキアで開発された架橋戦車。ソ連製のT-55主力戦車をベースに1967年に開発された車両で、チェコスロバキア軍やソ連軍で配備されたほか、各国に輸出された。MTU-55と表記する資料もある。
チェコスロバキアではもともと1962年からT-55主力戦車のライセンス生産を行っており、MT-55はその派生モデルとして1967年に開発された。車体はT-55のものが流用されているが、橋体はチェコスロバキアの設計である。まず初期生産型のMT-55が5両生産された後、1969年から量産型のMT-55Aの生産が開始され、1983年までに1,762両が生産された。
T-55ベースの装甲車体の上部にシザーズ式(二つ折り)の橋体が搭載されており、主に機甲部隊が対戦車壕などの障害を通過するために使用される。橋体の全長は18メートルで、最大架橋幅は16ないし17メートル、耐荷重は50トンである。戦車をベースとしているため、車体前面で最大100ミリ、側面で最大79ミリ厚の装甲を持つが、固有武装は搭載されていない。また、就役期間中には架橋距離の測定機器や赤外線暗視装置の追加などの改修も行われているほか、一部輸出型を除いてNBC防護能力も有している。
架橋時には、まず車体を架橋箇所の手前に停車させ、次に折り畳まれた橋体を油圧駆動で前方に展開する仕組みである。架橋に要する時間は2 - 3分、撤収に要する時間は5 - 6分で、どちらも安全な車体内からハッチを閉じた状態で作業することができる。
ソ連地上軍では、戦車連隊や自動車化歩兵連隊内の戦闘工兵中隊に1 - 3両程度が配備されたほか、戦車師団や自動車化歩兵師団内の師団工兵大隊にも6両が配備されていた。
ソ連軍を含むワルシャワ条約機構軍で広く使用されたほか、輸出も行われた。ソ連軍で採用された、数少ない他国開発の装備品のひとつである。また、中東戦争では多数がイスラエル軍に鹵獲されている。
