| 奈良先端科学技術大学院大学 | |
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情報科学棟(2018年6月) | |
| 大学設置/創立 | 1991年 |
| 学校種別 | 国立 |
| 設置者 | 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 |
| 本部所在地 |
奈良県生駒市高山町8916番地の5 北緯34度43分57.43秒 東経135度44分2.45秒 / 北緯34.7326194度 東経135.7340139度座標: 北緯34度43分57.43秒 東経135度44分2.45秒 / 北緯34.7326194度 東経135.7340139度 |
| 学部 | なし |
| 研究科 | 先端科学技術研究科 |
| ウェブサイト |
www |
奈良先端科学技術大学院大学(ならせんたんかがくぎじゅつだいがくいんだいがく、英語: Nara Institute of Science and Technology)は、奈良県生駒市にある国立大学(大学院大学)である。略称は奈良先端大、NAIST(ナイスト)。
関西文化学術研究都市の中核に位置する。国家戦略「科学技術立国」を目的に、大学院に特化した研究教育機関、国立理工系大学院大学として設置された。
学部を置かない国立の大学院大学として、最先端の研究を推進するとともに、その成果に基づく高度な教育により人材を養成し、もって科学技術の進歩と社会の発展に寄与すること
コンピュータビジョン分野では、本学の加藤博一教授が開発したARToolKitが、ARアプリケーション開発の事実上の標準ライブラリとして世界中で利用されている。
| 役職名 | 氏名 | 任期 | 前任 |
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| 学長 | 塩﨑一裕 | 2025年4月1日~2027年3月31日 | 奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科 バイオサイエンス領域副領域長 |
| 理事・副学長 | 加藤博一 | 2025年4月1日~2027年3月31日 | 奈良先端科学技術大学院大学デジタルグリーンイノベーションセンター教授 奈良先端科学技術大学院大学 学長補佐 |
| 理事・副学長 | 太田淳 | 2025年4月1日~2027年3月31日 | 奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科物質創成科学領域長 |
| 理事・事務局長 | 小谷直和 | 2025年4月1日~2027年3月31日 | 大阪大学企画部長 |
| 理事 | 西村いくこ | 2025年4月1日~2027年3月31日 | 奈良国立大学機構理事(非常勤) |
| 理事 | BENTON Caroline F. | 2025年4月1日~2027年3月31日 | 筑波大学理事・副学長 |
| 監事 | 春本晃江 | 2024年9月1日~2028年6月30日 | 奈良先端科学技術大学院大学監事(非常勤) |
| 監事 | 柴田浩志 | 2024年9月1日~2028年6月30日 | サントリーホールディングス株式会社ものづくりCoE本部研究企画部 |
(出典:)
2018年4月より、これまでの3つの研究科(情報科学研究科、バイオサイエンス研究科、物質創成科学研究科)が1研究科に統合され、その下に3つの領域(情報科学領域・バイオサイエンス領域・物質創成科学領域)が設けられた。さらに、 高度な専門性を習得させるための5つの「教育プログラム」を設定しており(「情報理工学」、「バイオサイエンス」、「物質理工学」、それらの融合プログラムの「データサイエンス」、「デジタルグリーンイノベーション」)、入学後に1つ選択する仕組みとなっている。
2011年4月より、情報科学研究科とバイオサイエンス研究科で従来あった複数の専攻が統合され、一専攻三領域の新体制に移行された。
学生数のおよそ6割に相当する619戸があり、単身のほか夫婦用、家族用がある。家具は一部備え付けで浴室と洗濯機は共用である。研究活動をサポートするために曼荼羅ネットワークの一部である学生宿舎ネットワークが各戸で利用可能となっており宿舎内からインターネットに接続できるほか、電子図書館や国内外のオンラインジャーナルにもアクセスし閲覧することができる。
日本国内では最初に全学共同利用分散コンピュータネットワークである「曼陀羅 (Mandara)」の運用を開始した。同様の全学規模のプロジェクトしては、マサチューセッツ工科大学の「アテナプロジェクト」が上げられる。当時としては、最先端のグラフィックスワークステーション100台規模の学内LANによって基盤ネットワークが構築された。
キャンパスベースでは、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス (SFC) が日本最初の共同利用分散ネットワークシステムであったが、全学ベースでは、日本では最初の構築事例になっている。
NAISTでなされた自然言語処理の研究およびソフトウェア開発は、多くの他のプロジェクトで使われている。例として、日本語の分かち書き解析ソフトである、ChaSenは本学の松本研究室で開発された。このソフトおよびフリーソフトであるKakashiによって、日本語コーパスのデータベース化が促進され、フリーソフトであるNamazuや日立基礎研究所及び国立情報学研究所らのチームによる、連想検索システムGETA(Namazuに下駄を履かせるに由来)が開発された。その後、GETAの開発に基づき、現在の国立情報学研究所におけるWeb検索サービスが構築され現在に至る。さらに、ChaSenの後継であるMeCab、および係り受け解析器のCaboChaも松本研究室(当時)の工藤拓によって開発されたものである。
またバイオサイエンスでは2012年のノーベル生理学・医学賞受賞者である山中伸弥が京都大学に移籍する前に在籍、初めて自分の研究室を持ちiPS細胞の研究を開始、人生の決定的な転機となったところである。一番弟子の高橋和利らに出会ったのもここである。山中が研究に使用した機材は今も保管されている。
物質創成科学では二次元光電子分光器 (DIANA) をはじめとする独自の研究成果が知られている。バブル崩壊後出来たため当初構想されていたときよりも規模が縮小された。他の研究科と同様に物理系と化学系の2専攻を設置予定であったが、縮小され1専攻2コースとなった。
学長は歴代バイオサイエンス研究科と情報科学研究科からほぼ交互に選出されており、物質創成科学研究科から出ることは希である。
入試は各研究科で実施される。共通して外部英語試験の結果・事前提出する研究計画に関する口頭試問・書類審査が課される。情報科学研究科では数学(代数、解析等)に関する試問が課されるが、専門科目による試験の比重が比較的低いため、畑違いの学部からも受験が容易である。
学研北生駒駅(近鉄けいはんな線)下車徒歩20分、もしくは奈良交通バス「奈良先端科学技術大学院大学」バス停下車すぐ。駅のアナウンスや掲示では略され、「奈良先端科学技術大学」「奈良先端科学大学」等となる場合がある。