- 2022年8月にジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の中間赤外線撮像装置 (MIRI) で撮像されたM74。
| M74 Messier 74 | ||
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渦巻銀河M74。ハッブル宇宙望遠鏡が2003年と2005年に撮像したデータを合成した画像。 | ||
| 仮符号・別名 | NGC 628 | |
| 星座 | うお座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 9.46 | |
| 視直径 | 6.777' × 5.828' | |
| 分類 | SA(s)c (渦巻銀河) | |
| 発見 | ||
| 発見日 | 1780年9月末 | |
| 発見者 | ピエール・メシャン | |
| 発見方法 | 望遠鏡による観測 | |
| 位置 元期:J2000.0 | ||
| 赤経 (RA, α) | 01h 36m 41.772s | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +15° 47′ 00.46″ | |
| 赤方偏移 | 0.002194 | |
| 視線速度 (Rv) | 657 km/s | |
| 距離 | 3500万光年(約11Mpc) | |
M74の位置
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| 物理的性質 | ||
| 直径 | 95000光年 | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| Phantom Galaxy, UGC 1149 | ||
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | ||
座標:
01h 36m 41.772s, +15° 47′ 00.46″
M74 (NGC 628)、通称ファントム銀河(英: Phantom Galaxy) は、うお座にある渦巻銀河である。メシエ天体の中でも見えづらいものの一つである。
渦巻きの回転軸が太陽系を向いているフェイスオン銀河で、渦状腕の構造がはっきりと見える「グランドデザイン渦巻銀河 (英: grand design spiral galaxy)」の代表的なものの一つである。直径約95,000光年と天の川銀河とほぼ同じサイズを持つ。近くにある銀河 NGC 660、UGC 891、UGC 1176、UGC 1195、UGCA 20とともにM74銀河群を形成している。
アメリカのアマチュア天文家ジョン・マラスは「口径4cmのファインダーで見えた。中心部が星状。光度が淡いので、不用意にみると見失う。中心部には星塊。表面構造はよく分かる。見るには低倍率がよい」としている。一般には口径5cmの望遠鏡では見ることは難しい。口径15cmの望遠鏡で、僅かな広がりを感じるようになる。口径20cmになるとたやすく見ることができるようになる。口径30cmの望遠鏡で渦巻き部分の濃淡が分かる程度で、腕を見るためには、口径40cmの望遠鏡を必要とする。口径50cmの望遠鏡では腕をはっきりと見ることができる。
2002年にSN 2002ap、2003年にSN 2003gdと立て続けに超新星が観測された。SN 2002apは日本のアマチュア天文家広瀬洋治が発見したもので、少なくとも太陽質量の40倍もの質量を持つ恒星が超新星爆発を起こした、大変珍しい極超新星である。2013年にもSN 2013ejが発見されている。
1780年の9月末にピエール・メシャンによって発見された。メシャンは「この星雲には星がない。かなり大きく非常に微か。みるのは酷く難しい。よく晴れた霜を置くような夜にははっきりするだろう」と記した。シャルル・メシエは「うお座η星に近い星のない星雲で、1780年9月下旬にメシャンが見たとおりである」とした。ジョン・ハーシェルは1864年のジェネラルカタログに「球状星団で、微かで非常に大きい。中央は周辺から急に明るくなっている。部分的に分解される」とした。1848年にロス卿は「渦状か?渦状という自信がある。中心部は星からできている。たやすく見え、星雲を通じて星がある」と記した。ロス卿により渦巻構造が確認された14の銀河の一つである。