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本項は、ポケットコンピュータ(ポケコン)およびその周辺機器の、メーカー別の、一覧である。
発売年は併記した型番のうち最も早いものを記載。
なお、ポケットコンピュータは全て、新品の販売は終了している。


シャープのポケコンは、型名にUが付く機種は大学向け、Gが付く機種は工業高校向け。ここにあげたものの他に、企業向けの実行専用モデルがあった。全て製造終了となっている。
PC-1500系列やPC-E200、G800系列を除いて、CPUには同社が電卓用に自社内で開発した省電力LSI組み込みMPUの「ESR-H」系列を採用した機種を中心に展開していた。後にESR-Hは電子手帳にもその系譜が引き継がれて採用され命脈を保ったが、やがて処理速度を高速化した「ESR-L」へと変更され、同社の電子手帳が携帯情報端末(PDA)へと切り替わる過程で日立製汎用RISC32ビットCPUを採用するようになっていった。工業高校向けのG800系列は組み込みシステムなどマイコン制御学習の観点から、事実上の標準の一翼を担うZ80系列のCPUが採用されている。
PC-1350/60KシリーズやE500シリーズ、E200/G800シリーズといった一部の機種ではテキストモードと呼ばれるテキストエディタを搭載しており、他機種用のプログラムソースを編集してシリアルポートから転送するという使い方もできた。ただし強制的に行番号が付加される仕様のため、基本的にBASICプログラムの編集に向いたものである。
シャープ製ポケコンはBASIC機能やプログラムの互換性においていくつかの系統が知られる。機種が違えば特定のBASIC命令・関数の有無に差異がある場合があり、また表示文字数・画面領域の違い、メモリ容量の違いなどによってプログラム移植時に手直しが必要になる場合があるものの、同じ系統の機種間であればポケコン通信ケーブルEA-129Cやカセットインタフェース経由での直接的なBASICプログラムの転送手順に互換性がある。大学生協モデル付属の小冊子『電言板』シリーズによれば、(工業高校向けモデルを除き)以下の分類が示されている。
CSAVE@命令により、S1系ポケコンと互換性のあるプログラムデータをカセットインターフェースに出力することもできる。CLOAD@により、S1・S2系ポケコンのプログラムを変換して読み込むことができるが、逆にS1・S2系ポケコンのプログラムを出力する機能は無い。
ローエンドからミッドレンジのシリーズ。多数の機種が発売された。ESR-H (チップの型番からSC61860とも呼ばれる) という独自の8ビットCPUを使用していた(PC-1210/1211、PC-1246系、PC-1431を除く)。一体型のマイクロカセット+サーマルプリンターが用意されていた(PC-1210/1211を除く)。

関数電卓としても使えるポケコンを求める声が大学生協に寄せられたことで開発されたシリーズである。E500シリーズもその延長上にあり、大学生協モデルではE500シリーズがベースになってからもPC-14xx型番がしばらく使われたが、そちらについてはE500系の節で扱う。
関数機能を追加し、関数電卓機能を持つ。複数の入力データから平均値や標準偏差を求める統計計算にも対応しており、E200/E500シリーズにも受け継がれている。学校向け機種や情報処理技術者試験用アセンブラを搭載する機種など多くの派生機種があった。学校向けの機種では関数電卓機能は省かれている。ESR-Hを使用している(PC-1405G/1415G/1430シリーズを除く)。PC-1450/1460/1425/1475/1470Uでは一体型のカラードットプリンターがオプションとして用意されていた。それ以前の機種でも日本国外では一体型プリンターが用意された(形状の異なるPC-1404Gや1405Gは除く)。PC-1475/1470UのみS2系で、それ以外はS1系。

INP・OUT命令による11ピン端子の3ビットI/Oの操作に対応し、後のPC-G800シリーズにも受け継がれた。表示を24桁4行に拡張しRAMカード、シリアルインタフェースが使用可能になった。それに伴いサイズが大きくなりポケットに入れることが困難になる。ESR-Hを使用していた。オプションによりRS-232Cでパソコンと通信が可能。一体型のカラードットプリンターがオプションとして用意されていた。PC-1350がS1系で、PC-1360K/1360がS2系。
大型のフラグシップシリーズ。オプションは他の系統と互換はなかったが、豊富に用意されていた。6個のファンクションキーを備える。

PC-13/14系(S2系)の流れをくむが、全面的なモデルチェンジが行われたS3系と呼ばれるシリーズ。新開発の8ビットCPU ESR-L (チップの型番からSC62015とも呼ばれる) を搭載。RAMファイル機能を搭載している。AERと呼ばれる数式を入力するだけで変数の入力と結果の表示を行ってくれる機能を搭載。多次元配列や40文字までの変数名、PC-1475/70Uに引き続き倍精度演算が使用可能となった。5個のファンクションキーを備える。オプションによりRS-232Cでパーソナルコンピュータと通信が可能。
PC-E200以外は学校教育専用機で一般向けには販売されなかった。PC-14系(S2系)の流れをくむが、CPUがZ80互換になった。同時期のPC-E500とはBASICの文法等も多少異なる。全ての機種でBASICと情報処理技術者試験のアセンブラCASL、および機械語モニタを搭載していた。RAMファイル機能を搭載するがPC-1475/1600K/E500等と異なり機械語ファイルは保存できない。ブザーは付いていないがBEEP命令は用意されているのでブザーを付ければ音が出せる(PC-E200はブザー標準装備)。オプションCE-T800によりRS-232Cでパーソナルコンピュータと通信が可能。PC-E200を除き、メーカー保証は3年間となっている。PC-G800系(PC-E200を含む)にはG801、E200、G802、G803、G805、G811、G813、G815、G820、G830、G850、G850S、G850V、G850VSがあり、Z80アセンブラやC言語を搭載するものもあった。また従来の11ピン端子の他に、Z80バスが引き出されたカードエッジ端子も搭載された。


以下に、シャープのポケコン向けで複数のシリーズに対応する比較的汎用性の高い周辺機器を列挙する。
以下にPC-1210及びPC-1211で使用可能な周辺機器を列挙する。
以下にPC-1245/46/46DB/46S/47/48/48DB/50/51/55/60/61/62/80、1350/60/60K、1401/02/25/31/40/45/50/60/70U/75、1480U/90U/90UII/U6000、E500/E550/E650、E200/G801/G802/G803/G811/G813/G815/G820/G830/G850/G850S/G850V/G850VSで使用可能な周辺機器を列挙する。
以下にPC-1500/01/1600/1600Kで使用可能な周辺機器を列挙する。PC-1600/1600Kでは使用不可と記載がないものはPC-1600/1600Kでも使用可能。
以下にPC-1600/1600Kで使用可能な周辺機器を列挙する。
カシオのポケコンは、型名にスーパーカレッジが付く機種は学校向け。2006年4月には、一般向けの機種ではFX-860Pvc/890P以外を新品で見ることはまずない状態になっていた。また、学校向けモデルは生産を終了した。ここにあげたものの他に、企業向けの実行専用モデルがあった。
20桁×1行表示、2KBメモリ。カシオ初のBASIC搭載機。FX-702PはキーボードがQWERTY配列ではなくアルファベット順となっていた。後継のPB-100系よりも関数や命令が多く機能的には上だった。FX-702Pにマイクロカセットとプリンターを搭載したFX-801Pがあった。
入門機。12桁×1行表示、PB-110以降データバンク機能(検索機能付きテキストエディタ)が追加される。関数のワンキー入力機能(Fキー)を追加した同系統にFX系がある。後期に発売されたFX-780P以降のFX系では24桁表示が可能となり関数もPB系に比べ追加された。また、数式記憶と呼ばれる数式を入力するだけで変数の入力と結果の表示を行ってくれる機能を搭載し以降の機種では標準機能となった。メモリ表示用の専用セグメントが液晶画面上にあったのも特徴的。
PB-100系から発展した系統。データバンク機能、数式記憶を搭載(FX-840Pを除く)。多次元配列や15文字 (FX-840P〜860Pvc)/255文字 (FX-870P〜890P) までの変数名が使用可能となった。オプションによりRS-232Cでパーソナルコンピュータと通信が可能。
上位機種。PB-100系とは互換はないが、同時期のパーソナルコンピュータに搭載されたBASICと近い文法を用いたBASICを搭載していた。
以下にFX-702Pで使用可能な周辺機器を列挙する。
以下にPB-80/100/100F/110/120/200/220/300/400/410/FX-700P/710P/720P/740P/780P/781P/790P/795P/スーパーカレッジ/II/AX-1/AX-2/AX-3で使用可能な周辺機器を列挙する。
以下にFX-840P/841P/860P/860Pvc/870P/890P/スーパーカレッジVX-1/VX-2/VX-3/VX-4/Z-1/Z-1GR/Z-1GRAで使用可能な周辺機器を列挙する。
以下にPB-500/500Ⓕ/FX-750P/750PⒻで使用可能な周辺機器を列挙する。

以下にPB-700/770で使用可能な周辺機器を列挙する。
以下にPB-1000/1000C/AI-1000で使用可能な周辺機器を列挙する。
OPEN "LPRT:"を実行しておく必要がある。IFが抜けているという誤植があり、このプログラムを使用する場合は手動で修正してRAMファイルに保存しておくことが推奨されている。