| 団体種類 | 一般社団法人 |
|---|---|
| 活動地域 | 日本 |
| 活動内容 | ソフトダーツのプロツアーの開催・運営 |
| ウェブサイト | https://www.prodarts.jp/ |
PERFECT(パーフェクト)は、一般社団法人PERFECTが主催する日本のソフトダーツのプロツアーである。2007年に始まり、日本各地で開催される大会の成績を基に、男女それぞれの年間総合順位を決定する。
ソフトダーツのプロ選手による年間ツアーで、各大会の順位に応じてランキングポイントと賞金が与えられる。競技には、認定されたPHOENIXシリーズのダーツマシンを使用する。
運営法人は、ソフトダーツの普及と環境整備、プロ選手の育成、全国ツアーの企画・開催・運営などを事業としている。
ダーツ専門誌『NEW DARTS LIFE』編集長の益田英明は、ダーツライブが公開した日本のダーツ史の中で、PERFECT、D-CROWN、SOFT DARTS PROFESSIONAL TOUR JAPAN(JAPAN)などのプロ団体の成立を、日本のダーツ界の転機の一つとして挙げている。
2007年2月18日、幕張メッセで開幕戦が開催され、男子は星野光正、女子は岩永美保が優勝した。同年の年間総合優勝も、男子が星野、女子が岩永だった。
海外選手も出場し、2007年第7戦愛媛大会ではイェレ・クラーセンが、2010年2月20日に幕張メッセで開催された開幕戦ではアントニオ・アルシナスが男子優勝を果たした。
2011年12月18日、幕張メッセでD-CROWNとの団体対抗戦が開催された。両ツアーの年間ランキング上位選手らが、男女のシングルスとダブルスで対戦した。
2017年には、地域での開催機会を増やすため、大会区分に「PT100」が新設された。
2020年と2021年は、新型コロナウイルス感染症の流行の影響によりツアーが中止された。両年とも一部の大会は開催されたが、年間のポイントランキングは無効とされた。2022年には年間ランキングが再び成立し、男子は松田純、女子は大城明香利が年間優勝した。
2024年、女子の01ゲームが701のマスターアウトから501のマスターアウトに変更され、男女ともパーフェクト賞が廃止された。また、北海道と九州の大会を対象に、PT300と同じランキングポイントを付与する「Prize-Up」トーナメントが創設された。この大会区分は、2025年に「Extension」へ名称が変更された。
2026年にはツアー開始から20年目を迎え、2023年シーズン以来となるパーフェクト賞が復活した。
原則としてPERFECTのプロ資格を取得した選手が出場する。新規の資格取得にはPERFECTが実施するプロテストへの合格が必要で、継続して出場する場合は毎年資格を更新する。プロテストは筆記試験と実技試験からなる。
以下は2026年シーズンの競技方式である。予選はラウンドロビン、決勝ラウンドはシングルエリミネーション方式で行われ、01ゲームの501とクリケットを組み合わせて対戦する。
| 区分 | 試合形式 | ゲームの順序 |
|---|---|---|
| 予選(男女) | 2レグ先取 | 501・501・チョイス |
| 決勝ラウンド(男子決勝を除く) | 3レグ先取 | 501・クリケット・クリケット・501・チョイス |
| 男子決勝 | 各セット2レグ先取、2セット先取 | 第1・第2セット:501・クリケット・501 第3セット:クリケット・クリケット・チョイス |
男子の501は、ブルをアウター25点・インナー50点に区別するブルセパレート方式で、オープンイン・ダブルアウトとする。女子の501はオープンイン・マスターアウトとする。501にはラウンド数の制限を設けず、クリケットは15ラウンドを上限とする。チョイスでは501またはクリケットを選択する。
大会ごとに区分が設けられ、順位に応じて付与されるランキングポイントと賞金額が異なる。2026年シーズンの各区分における優勝ポイントと優勝賞金は次のとおり。
| 大会区分 | 優勝ポイント(男女共通) | 男子優勝賞金 | 女子優勝賞金 |
|---|---|---|---|
| PT300 | 300 | 120万円 | 60万円 |
| PT200 | 200 | 100万円 | 50万円 |
| PT100 | 100 | 50万円 | 30万円 |
| Extension | 300 | 60万円 | 40万円 |
開幕戦から最終戦までをランキングの対象期間とし、大会で獲得したポイントに基づいて年間総合順位を決める。予定された大会の40パーセントを開催できない年はツアー不成立とされ、年間ランキングボーナスは支給されない。
年間順位の上位選手にはランキングボーナスが支給される。2026年シーズンの上位3名の金額は次のとおりで、開催大会数によって変更される場合がある。
| 年間順位 | 男子 | 女子 |
|---|---|---|
| 1位 | 300万円 | 150万円 |
| 2位 | 180万円 | 100万円 |
| 3位 | 150万円 | 50万円 |
所定の投数で501を終了した選手に与えられる賞金。2026年シーズンの条件と金額は次のとおりである。達成者が複数いても賞金を分割せず、それぞれに支給する。各選手が獲得できるのは、1大会につき予選ラウンドと決勝ラウンドで各1回までとなる。
| 区分 | 達成条件 | 予選ラウンド | 決勝ラウンド |
|---|---|---|---|
| 男子 | 501ブルセパレート・ダブルアウトで9ダーツ | 2万円 | 10万円 |
| 女子 | 501マスターアウトで9ダーツ、またはブルパーフェクトで10ダーツ | 1万円 | 5万円 |
年間総合順位の上位3名を示す。2020年と2021年はツアー中止により、年間ランキングが無効となった。
| 年 | 年間優勝 | 2位 | 3位 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 2007年 | 星野光正 | 山田勇樹 | 手島彰文 | |
| 2008年 | 星野光正 | 山田勇樹 | 朝倉聖也 | |
| 2009年 | 山田勇樹 | 江口祐司 | 星野光正 | |
| 2010年 | 星野光正 | 江口祐司 | 山田勇樹 | |
| 2011年 | 星野光正 | 山田勇樹 | 鈴木猛大 | |
| 2012年 | 山田勇樹 | 山本信博 | 浅田斉吾 | |
| 2013年 | 山田勇樹 | 浅田斉吾 | 小野恵太 | |
| 2014年 | 知野真澄 | 浅田斉吾 | 山本信博 | |
| 2015年 | 浅田斉吾 | 山田勇樹 | 知野真澄 | |
| 2016年 | 浅田斉吾 | 知野真澄 | 山田勇樹 | |
| 2017年 | 浅田斉吾 | 知野真澄 | 鈴木徹 | |
| 2018年 | 浅田斉吾 | 山田勇樹 | 知野真澄 | |
| 2019年 | 浅田斉吾 | 大石藍貴 | 山田勇樹 | |
| 2020年 | ツアー中止(年間ランキング無効) | |||
| 2021年 | ツアー中止(年間ランキング無効) | |||
| 2022年 | 松田純 | 森窪龍己 | 砂川大 | |
| 2023年 | 津村友弥 | 上里徹弥 | 森勇樹 | |
| 2024年 | 阿部悠太郎 | 城野弘樹 | 三浦正貴 | |
| 2025年 | 羽角英明 | Hugo Leung | 阿部悠太郎 | |
| 年 | 年間優勝 | 2位 | 3位 | 出典 |
|---|---|---|---|---|
| 2007年 | 岩永美保 | 宮本奈実 | 松本恵 | |
| 2008年 | 岩永美保 | 宮本奈実 | 長澤くみこ 松本恵(同順位) | |
| 2009年 | 松本恵 | 宮本奈実 | 岩永美保 | |
| 2010年 | 松本恵 | 岩永美保 | 檜山亜紗子 | |
| 2011年 | 松本恵 | 相内晴嘉 | 竹村有起 | |
| 2012年 | 松本恵 | 大久保亜由美 | 松本伊代 | |
| 2013年 | 大城明香利 | 松本恵 | 今野明穂 | |
| 2014年 | 松本恵 | 大城明香利 | 松本伊代 | |
| 2015年 | 大城明香利 | 大内麻由美 | 今野明穂 | |
| 2016年 | 髙木静加 | 大城明香利 | 大内麻由美 | |
| 2017年 | 佐藤かす美 | 大城明香利 | 大内麻由美 | |
| 2018年 | 佐藤かす美 | 大城明香利 | 清水希世 | |
| 2019年 | 佐藤かす美 | 大城明香利 | 周莫默 | |
| 2020年 | ツアー中止(年間ランキング無効) | |||
| 2021年 | ツアー中止(年間ランキング無効) | |||
| 2022年 | 大城明香利 | 大内麻由美 | 藤野裕加里 | |
| 2023年 | 大城明香利 | 藤野裕加里 | 川島淳 | |
| 2024年 | 大城明香利 | 大内麻由美 | 藤野裕加里 | |
| 2025年 | 大城明香利 | 川島淳 | 藤野裕加里 | |
2025年までの年間優勝回数は、男子では浅田斉吾の5回、女子では大城明香利の6回が最多である。浅田は2015年から2019年まで5連覇し、大城は2022年から2025年まで4連覇した。