PLATEAU (プラトー)は、国土交通省が主導する日本全国の3D都市モデルの設備・オープンデータ化プロジェクトである。データ形式はCityGMLを基本とし、他にも様々なデータ形式に変換したものを配布している。
PLATEAUが提供する3D都市モデルの著作権は国土交通省都市局に帰属する。政府標準利用規約、CC BY4.0、ODC BY、ODbLとして提供され、商用利用を含み無料で自由に利用できる。
都市の情報は、分割していて得ることができる情報に限界があったが、PLATEAUができたことによってバーチャルな都市空間に情報を重ねて、そこを、皆が使えるようにすることで問題解決に近づいた。PLATEAUによってできた3D都市モデルは、来るべきソサエティー5.0の基盤になるといわれている。ソサエティー5.0とは、サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する、人間を中心とする社会を指している。食料を増進することや、ロスを削減することが目標。社会に多大なる影響を与えるだろう、都市活動モニタリング、防災、まちづくりなどに役立つ。名称はフランスの哲学者ジル・ドゥルーズと精神分析家フェリックス・ガタリの共著による評論集『千のプラトー』に由来する。
PLATEAUのデータ仕様は、国際的な標準化団体であるOGCが策定した国際標準規格「CityGML」に準拠している。これにより、国際的な相互運用性が確保されている。国土交通省は、東南アジア諸国など海外の都市においても3D都市モデルの整備を支援しており、日本の技術と知見を活かした国際貢献を進めている。また、PLATEAUの構築・普及活動を通じて「PLATEAUエコシステム」の形成を目指しており、ハッカソンの開催や人材育成、スタートアップ支援なども積極的に行われている。
PLATEAU VIEWERとは、PLATEAUのデータをプレビューできるブラウザベースのwebアプリケーションである。PLATEAU VIEWERで建物内で歩行空間が認識できるレベル(LOD4モデル、Interior Mode)が実装されているエリアは以下の通り。
上記のLOD4について、CityGML 2.0からCityGML 3.0への改定にて屋外・外部だけではなく屋内・内部に適用することとなり、LCD4の数値は廃止されたため注意が必要である。LOD の見直しについては、PLAREAU Libraries Technical Reportsの『CityGML3.0 技術仕様調査レポート (2022年度)』に記載されている。
