レッドブル
レッドブル (Red Bull)はレッドブル社 が販売しているエナジードリンク 。1年間で約75億缶が販売されており(2019年時点)、世界のエナジードリンクの中で最も高い市場シェアを誇っている。
歴史
1978年に設立されたTCファーマシューティカル・インダストリー により、「Krating Daeng(グラティン・デーン) 」(タイ語 で、「赤いガウル 」という意味。ガウルはウシ亜科 の動物。)の名前でタイで開発された。その経営者であるチャリアオ・ユーウィッタヤー は、元々TCマイシンという会社を設立し、痛み止めの製造・販売を行なっていた。
当初、タイではOsotspa が代理で販売を行なっていたリポビタンD (大正製薬 )が、ほぼタイでの市場を独占していた。そこでTCファーマシューティカルはターゲットを低所得者層に絞り、積極的な売り込みを行なった。しかし、独自開発したM150やリポビタンDを擁するオソサッパー社を上回ることは出来ず、マーケットシェアは10%強に留まっている。
1984年にオーストリア人のディートリヒ・マテシッツ が国際的な販売権を獲得。独自の配合で数年をかけて改良を行い、Red Bull「レッドブル」の名称で販売を始めた。マテシッツは、ビジネスで日本に来た際に、日本を中心とするアジア諸国で栄養ドリンクが大きな市場を形成している事を知り、欧米でも同種のビジネスが成り立つのではないかと考え、調査を進めている内にKrating Daeng(クラティン・デーン)に出会ったという。また、商品開発に当たっては、特に日本のリポビタンDから大きな影響を受けているとインタビューで語っており、その成分が参考にされた。
日本では現地法人のレッドブル・ジャパン株式会社(東京都 港区 六本木 に所在)が販売及び輸入を担当。2005年12月、初めてクラブやバーに登場し、その後の2006年4月より、関東・関西地区のセブン-イレブン での販売を皮切りにファミリーマート (2006年6月 - )や一部のエクソンモービル (現・ENEOS )のガソリンスタンドでも販売されたほか、その後はコンビニなどでも販売する。2013年5月からはキリンビバレッジ 株式会社と販売ライセンスに関する契約を締結し、「レッドブル・エナジードリンク」と「レッドブル・シュガーフリー」の各185 ml缶を同社が管轄する自動販売機 で販売を開始、2025年9月からはサントリー食品インターナショナル にライセンスが移管され、同月より順次同社管轄の自販機での販売が開始されている。なお、日本で売られているレッドブルは各個原産国が異なっており、オーストリアの他にスイス などの原産国が見受けられる。
2021年2月1日 より日本では価格改定を実施。あわせて185ml缶が在庫限りで終売となる
キャッチコピー
レッドブルエナジードリンクはヨーロッパ地域は元より、北アメリカ地域や、オセアニア、アフリカ、そして、アジアにも進出した。アメリカ ・イギリス 、日本などでは「レッドブル、翼を授ける。 (Red Bull Gives You Wings ) 」のキャッチコピーが使われている。
当然ではあるが、レッドブルを飲んでも翼は生えてこないため、このキャッチコピーは虚偽広告だとして、2010年代 にアメリカとカナダの消費者が集団訴訟 を起こし、レッドブル社が和解金 を支払った事例がある。
成分
レッドブルにはカフェインが含まれている。レッドブルを含めた主な飲料のカフェイン含有量は以下の通り。
レッドブル (250 ml缶) 1本 80 mg (32 mg/100 ml)
コーヒー1杯 40 – 180 mg
お茶1杯 50 – 80 mg
コーラ系1缶 30 – 50 mg
栄養ドリンク系1瓶 30 – 80 mg
健康問題
カフェインの摂取量範囲に従って飲用するよう公式サイトに記載されている。
一般的な成人は400mgのカフェイン(250ml缶5本)、妊婦の方や授乳中の女性は200mgまで。
製品一覧
以下はレッドブルの製品一覧であるが、オーストリアのレッドブルとタイのKrating Daengとは会社も中身も全く異なっている。
日本
レッドブル 185ml 翼をさずける
レッドブル 250ml ココロ、カラダ、みなぎる。
レッドブル 330ml(ボトル缶) あける。しめる。あける。しめる。
レッドブル 355ml ビッグな翼でエネルギッシュに羽ばたこう
レッドブル 473ml さらにビッグな翼、新登場。
レッドブル シュガーフリー 185ml カロリーオフ、エナジーチャージ。
レッドブル シュガーフリー 250ml 無糖の翼、さずかっちゃう?
レッドブル シュガーフリー 355ml ビッグな無糖の翼、新登場!
レッドブル ブルー・エディション 185ml ブルーベリーフレーバー 2014年6月10日発売。
レッドブル ブルー・エディション 185ml ぶどうフレーバー 2015年9月22日発売。
レッドブル スプリング・エディション 185ml さくらフレーバー 春に羽ばたく翼。2016年2月16日発売。
レッドブル サマー/イエロー・エディション 185ml / 250ml - トロピカルフルーツフレーバー ココロ、輝く翼。 ひと味違う翼、授かっちゃう? 2015年7月7日発売。定番化。
レッドブル ホワイト・エディション Fresh Breeze 185ml / 250ml - ホワイトピーチフレーバー フレッシュに弾ける翼。2020年3月3日 185ml発売。2020年12月1日 250ml発売。定番化。
レッドブル サマー・エディション Sunny Beam 185ml - 洋梨&パッションフルーツフレーバー 夏を輝かせる翼。2020年6月16日発売。
レッドブル グリーン・エディション Refreshing Splash 250ml - ライムフレーバー ビッグサイズを、心躍る価格で。2021年2月2日発売。2024年7月2日サマーエディションとして再販売。
レッドブル パープル・エディション Mystic Magic 250ml - 巨峰フレーバー 魅惑的な、魔法の翼。 甘酸っぱさ弾けるエナジー。 2021年6月8日発売。2022年3月29日自動販売機限定で再販売。2023年3月7日定番化。
レッドブル レッド・エディション Wild Passion 250ml - スイカフレーバー みなぎる、情熱の翼。2021年10月26日発売。
レッドブル オレンジ・エディション Sunrise Spark 250ml - 伊予柑フレーバー 陽気さ広がる、光の翼。2022年2月1日発売。
レッドブル ルビー・エディション Vivid Flash 250ml - マンゴスチンフレーバー 多彩に映る、煌めきの翼。2022年4月26日発売。
レッドブル ブルー・エディション Ocean Blast 250ml - ライチフレーバー ココロ波打つ、ライチ味。 2022年7月19日発売。
レッドブル レッド・エディション Groovy Fuzz 250ml - ストロベリー&アプリコットフレーバー 鳴り響く、鼓動の翼。2022年9月27日発売。
レッドブル サマー・エディション 250ml - マンゴーパイナップルフレーバー まぶしい夏へ駆け出せ。2023年6月6日発売。
レッドブル ウインター・エディション 250ml - マスカットフレーバー 華やかに広がる、芳醇な味わい。2023年10月3日発売。
レッドブル スプリング・エディション 250ml - トロピカルピンクグレープフルーツフレーバー さわやかな甘み弾ける、ピンクグレープフルーツ味。2024年3月19日発売。
レッドブル・330ml アルミボトル 翼をさづける
レッドブルチェリーエディション・250ml-さくらんぼフレーバー 春のニューチャレンジャー さくらんぼ味2026年3月31日発売
レッドブル 柑橘すだち味 250ml-翼をさづける
海外
レッドブル・シュガーフリー
レッドブル・コーラ
レッドブル
レッドブル・シュガーフリー
レッドブル・コーラ
レッドブル・トータルゼロ
レッドブル・ザ・レッドエディション
レッドブル・ザ・ブルーエディション
レッドブル・ザ・シルバーエディション
レッドブル・ザ・グリーンエディション
レッドブル・ザ・サマーエディション
レッドブル・ザ・ウインターエディション
レッドブル・ザ・ホワイトエディション
レッドブル・ザ・オレンジエディション
宣伝活動
サンプリングカー
レッドブルではPR用に改造されたBMW ・ミニ を使用している(初代ベース・2代目ベース・3代目ベースともに存在)。ただし、車体後部に搭載される缶の上部が地上から2,000 mmを超えるため、ベース車が5ナンバーである初代・2代目でも枠を超えて3ナンバー登録となっている。
最大の特徴は後部を大幅に改造して設置された巨大な「レッドブル缶」であるが、これはオブジェで、その下部には製品約400 - 480本を冷やしたまま収納・移動できる冷蔵庫が設置されている。
日本では、「レッドブルガールズ」と呼ばれる女性が2人1組となって日本国内の各主要都市やスキー場および各イベント会場にてサンプリング配布を行っている。車両のナンバープレートは全て「・283」となっている。これは、キャッチコピーの「レッドブル、翼を授ける。」の翼(つばさ)と283をひっかけているためである。車両費用は改造費を含めて600万円(推定)。
レッドブルミニ (R50ベース)
レッドブルミニ (R56ベース)
レッドブルミニ (F56ベース)
イベントカー
サンプリングカーとは別に、大型四輪駆動 車を改造したイベントカーがある。ランドローバー ・ディフェンダー ベースの車両と、トヨタ ・メガクルーザー ベースの車両がある。いずれも音響機器を搭載し、イベント会場などで音楽を流すことができる。
ミニ同様、これらの車両のナンバープレートはすべて「・283」となっている。
脚注
注釈
↑ トロ・ロッソはイタリア語で「赤い雄牛」の意。なお、2018年に本チームがマシンの愛称をTwitterにて公募し、日本語で東北地方 の方言 で「赤い牛」を意味する「赤べこ」に決定、担当するドライバーへ福島県 会津若松市 の市長から「必勝」の文字の入った特製赤べこ とメッセージが贈られた。
出典
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↑ レッドブル公式ホームページから引用
1 2 “レッドブル・エナジードリンクに、摂取制限はありますか? ”. レッドブル. 2025年4月9日閲覧。
↑ 473mlは日本では馴染みがないがアメリカの単位で1パイント である。
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↑ スポンサー
↑ “株式譲渡について ”. www.ardija.co.jp . 2024年8月7日閲覧。
↑ 青山学院大学駅伝チーム レッドブル公式サイト
↑ 青学大がレッドブルと提携 原監督「イエスマンはいらない」 まるスポ 2026年4月2日
↑ レッドブル・ミニ(Mini)の秘密基地に潜入取材 週アス PLUS 2009年5月25日 (2012年11月16日 閲覧)
↑ 都内某所、あの“高ブル”クルマを捕獲
↑ 日本中をジャックする、“パーティー特殊部隊”が集結
外部リンク
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