シグマ (カメラ)

株式会社シグマ
SIGMA Corporation
本社
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
〒215-0033
神奈川県川崎市麻生区栗木2-8-15
設立 1961年(昭和36年)9月9日
(有限会社シグマ研究所)
業種 精密機器
法人番号 8020001077202 ウィキデータを編集
代表者 代表取締役社長 山木 和人
資本金 1億円
売上高 534億8,089万円(2024年8月期)
従業員数 1,827名(2024年8月期現在)
外部リンク https://www.sigma-global.com/jp/
テンプレートを表示

株式会社シグマ (英: SIGMA Corporation) は、日本の光学機器製造企業。神奈川県川崎市麻生区に本社を置く。旧社名はシグマ研究所。ミラーレスカメラ用交換レンズが主力で、カメラ用レンズメーカーとして認識されているが、カメラ本体も製造している。他メーカーが製品を海外生産に移行するなか、ほとんどの製品を福島県の会津工場で生産している。

概要

1961年、山木道広により「シグマ研究所」として創業。当初は国産初となる35mm一眼レフカメラ用のリアコンバーターの開発・製造から事業をスタートさせた。この製品のヒットで基盤を築いた後、自社ブランドでの交換レンズ開発に参入し、現在ではサードパーティ製のカメラ用レンズメーカーとして世界有数の規模を誇る企業へと成長した。

他社に先駆けて超音波モーター(同社HSM ;Hyper Sonic Motor) や手ぶれ補正機構(同社OS :Optical Stabilizer)などの技術を導入してきた。現在では、主にミラーレスカメラ用の交換レンズを製造しており、大口径標準ズームレンズや単焦点レンズを製造する。また、2008年11月に、自社のデジタルカメラで採用していたFoveon X3を開発するFoveon社を買収し完全子会社化。キヤノン、ソニーに続き、カメラ本体、レンズ、撮像素子を自社製とするメーカーとなった。

2012年9月には、シグマグローバル・ビジョン(SGV)を発表。自社レンズをコンテンポラリー(C)、アート(A)、スポーツ(S)の3つのカテゴリーに再編。福島県の会津工場における「国内一貫生産(Made in Aizu)」の強みを活かして品質基準とプロダクトデザインを刷新し、高い光学性能を持つプレミアムレンズブランドとしての地位を確立した。また、その高い光学技術を活かし、2018年9月からは、映像制作向けのシネマレンズ市場にも参入している。

2018年9月には、ライカ、パナソニックとの協業である「Lマウントアライアンス」への参画を発表した。これに伴い、長年自社製カメラで展開してきた独自の「SAマウント」を採用したカメラ本体の開発終了を告知し、以降はフルサイズミラーレス用レンズおよびカメラの開発を主力としている。

Sigma 65mm F2 DG DN Contemporary

沿革

ミラーレスカメラ用レンズ製品一覧

DGシリーズ

Sigma 24-70mm F2.8 DG DN Art

ミラーレスカメラ(ソニー Eマウント/Lマウント/)に対応したレンズ。35mmフルサイズに対応。なお、2025年から、命名方法がDG DNシリーズがDNシリーズに変更された。

Art ライン

  • 14mm F1.4 DG Art - 超広角14mmと開放F1.4の両立した単焦点レンズ。2025年から受注生産になり、名前がDG DNからDNに変更されている。
  • 15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE - 超広角15mmの魚眼レンズと開放F1.4の両立した単焦点レンズ
  • 20mm F1.4 DG DN Art
    Sigma 20mm F1,4 DG DN Art
  • 24mm F1.4 DG DN Art
  • 35mm F1.2 DG DN Art - 開放値F1.2に対応した大口径単焦点レンズ
  • 35mm F1.2 DG Ⅱ Art
  • 35mm F1.4 DG DN Art
  • 35mm F1.4 DG Ⅱ Art
  • 50mm F1.2 DG DN Art
  • 50mm F1.4 DG DN Art
  • 85mm F1.2 DG Art
  • 85mm F1.4 DG DN Art - コンパクトに設計された大口径単焦点レンズ
  • 105mm F2.8 DG DN MACRO Art
  • 135mm F1.4 DG Art
  • 14-24mm F2.8 DG DN Art - ミラーレスカメラ専用設計にすることで14-24mm F2.8 DG HSM Artと比べ、大幅に小型化
  • 24-70mm F2.8 DG DN Art
  • 24-70mm F2.8 DG DN II
  • 28-45mm F1.8 DG DN - 世界初のフルサイズ対応のF1.8の標準ズームレンズ

Contemporary ライン

ContemporaryラインのIシリーズ

Contempraryラインのうち「コンパクト」「優れた光学性能」「優れたビルドクオリティ」の3つの特徴を持つ“Iシリーズ”が存在する。“Iシリーズ”のみシルバーバージョンが発売されている。

  • 17mm F4 DG DN Contemporary - Iシリーズレンズ、マグネットレンズキャップ L62-01Mに対応、2025年に名前が DG DNからDGに変更されている。
  • 20mm F2 DG DN Contemporary - Iシリーズレンズ、マグネットレンズキャップ L62-01Mに対応、2025年に名前が DG DNからDGに変更されている。
  • 24mm F2 DG DN Contemporary - Iシリーズレンズ、マグネットレンズキャップ LCF55-01Mに対応、2025年に名前が DG DNからDGに変更されている。
  • 24mm F3.5 DG DN Contemporary - Iシリーズレンズ、マグネットレンズキャップ LCF55-01Mに対応、2025年に名前が DG DNからDGに変更されている。
  • 35mm F2.0 DG DN Contemporary - Iシリーズレンズ、マグネットレンズキャップ LCF55-01Mに対応、2025年に名前が DG DNからDGに変更されている。
  • 45mm F2.8 DG DN Contemporary - 最初に発売されたIシリーズレンズ、2025年に名前が DG DNからDGに変更されている。
  • 50mm F2 DG DN Contemporary - Iシリーズレンズ、マグネットレンズキャップ L58-01Mに対応、2025年に名前が DG DNからDGに変更されている。
  • 65mm F2.8 DG DN Contemporary - Iシリーズレンズ、マグネットレンズキャップ LCF55-01Mに対応、2025年に名前が DG DNからDGに変更されている。
  • 90mm F2.8 DG DN Contemporary - Iシリーズレンズ、マグネットレンズキャップ LCF55-01Mに対応、2025年に名前が DG DNからDGに変更されている。
  • 16-28mm F2.8 DG DN Contemporary
  • 20-60mm F2.8-4 DG Contemporary
  • 20-200mm F3.5-6.3 DG Contemporary
  • 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary - 24-70mm F2.8 DG DN Artと比べ、大幅に小型化
  • 100-400mm F5-6.3 DG DN OS Contemporary - ミラーレス用に再設計された超望遠ズームレンズ、富士フイルムXマウント対応。

Sports ライン

Sigma 150-600mm F5-6.3 DG DN OS Sports
  • 70-200mm F2.8 DG DN OS Sports
  • 150-600mm F5-6.3 DG DN Sports
  • 60-600mm F4.5-6.3 DG DN Sports - 新開発のリニアモーター「HLA(High-response Linear Actuator)」と手ブレ補正機能「OS2」を搭載
  • 200mm F2 DG OS Sports
  • 300-600mm F4 DG OS Sports
  • 500mm F5.6 DG DN OS - 軽量でコンパクトな超望遠単焦点レンズ

DCシリーズ

ミラーレスカメラ(Lマウント/ソニー Eマウント/富士フイルムXマウント/ニコンZマウント/キヤノンRFマウント)に対応したレンズ。APS-Cサイズまたはマイクロフォーサーズ相当の固体撮像素子に合わせて設計されており、より小型・軽量化が図られている。なお、2025年から、命名方法がDC DNシリーズがDCシリーズに変更された。

Art ライン

  • 17-40mm F1.8 DC Art

Contemporary ライン

18-50mm F2.8 DC DN Contemporary
  • 12mm F1.4 DC Contemporary
  • 15mm F1.4 DC DN Contemporary
  • 16mm F1.4 DC DN Contemporary - 上記マウントの他、キヤノンEF-Mマウントやマイクロフォーサーズにも対応
  • 23mm F1.4 DC DN Contemporary
  • 30mm F1.4 DC DN Contemporary - 上記マウントの他、キヤノンEF-Mマウントやマイクロフォーサーズにも対応
  • 56mm F1.4 DC DN Contemporary - 上記マウントの他、キヤノンEF-Mマウントやマイクロフォーサーズにも対応
  • 10-18mm F2.8 DC DN Contemporary
  • 16-300mm F3.5-6.7 DC OS Contemporary
  • 18-50mm F2.8 DC DN Contemporary

販売終了

  • 19mm F2.8 DN Art - 販売終了
  • 30mm F2.8 DN Art - 販売終了
  • 60mm F2.8 DN Art - 販売終了

シネマレンズ製品一覧

一眼レフ用のレンズを転用し作成されたシネマ用レンズ。キヤノンEFマウント/ソニーEマウント/PLマウントに対応する。

レンズアクセサリー製品一覧

テレコンバーター

マウントコンバーター

同社一眼レフ用のレンズを、ミラーレスカメラで使用するためのコンバーター。AFに対応するだけでなく、絞りの制御、カメラ側の補正機能や手ブレ補正機構にも対応。

USBドック

同社のレンズを、USBケーブルを介してPCに接続することで、レンズ・ファームウェアのアップデートや、合焦位置の調整を行うことができるアクセサリ。各マウントに対応。

その他

デジタル一眼レフカメラ用製品一覧(シグマグローバル・ビジョンシリーズ)

デジタル一眼レフ(シグマSAマウント / ニコンFマウント / キヤノンEFマウント)に対応したレンズ。35mmフルサイズに対応。大口径単焦点レンズについては、ミラーレスカメラのソニー EマウントとLマウントにも対応。2012年以降発売されているレンズは、シグマグローバル・ビジョン(SGV)に則り、Art、Contemporary、Sportsの3つのカテゴリーに分けられている。この仕様は、ミラーレスカメラ用レンズにも引き継がれている。すべての製品が販売終了。

DGシリーズ

デジタル一眼レフ(シグマSAマウント / ニコンFマウント / キヤノンEFマウント)に対応したレンズ。35mmフルサイズセンサーに対応した設計されている。

シグマグローバル・ビジョン初のレンズであるSigma 35mm f1.4 DG Art

Art ライン

  • 14mm F1.8 DG HSM Art - 14mmという超広角レンズにおいて、開放値F2を切るF1.8の明るさを実現
  • 20mm F1.4 DG HSM Art - 世界初20mmという超広角レンズにおいて、開放値F1.4の明るさを実現(2015年において)
  • 24mm F1.4 DG HSM Art
  • 28mm F1.4 DG HSM Art
  • 35mm F1.4 DG HSM Art - シグマグローバル・ビジョン初のアートラインのレンズ、上記マウントの他、ソニーAマウントやペンタックスKマウントにも対応
  • 40mm F1.4 DG HSM Art
  • 50mm F1.4 DG HSM Art - ソニーAマウントにも対応
  • 70mm F2.8 DG MACRO Art - マクロレンズ、ニコンFマウントカメラではカメラの電源を切った際、レンズ群を収納できないため非対応
  • 85mm F1.4 DG HSM Art
  • 105mm F1.4 DG HSM Art - 通称ボケマスター
  • 135mm F1.8 DG HSM Art
  • 12-24mm F4 DG HSM Art - 12mmという超広角域までカバーするレンズ、歪曲収差が少ない
  • 14-24mm F2.8 DG HSM Art - 14mmから始まる大口径レンズ、防塵防滴機能があり歪曲収差が少ない
  • 24-35mm F2 DG HSM Art - 世界初35mmフルサイズ対応の開放値F2のズームレンズ(2015年において)
  • 24-70mm F2.8 DG OS HSM Art
  • 24-105mm F4 DG OS HSM Art - 上記マウントの他、ソニーAマウントにも対応、ソニーAマウント用はOS機構非搭載

Contemporary ライン

  • 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary - 通称ライト・バズーカー、フィルター径67mm、重さ1160gで軽量コンパクトを実現
  • 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

Sports ライン

  • 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM Sports - 600mmという超望遠域をカバーする10倍ズームレンズ
  • 70-200mm F2.8 DG OS HSM Sports
  • 120-300mm F2.8 DG OS HSM Sports - シグマグローバル・ビジョン初のスポーツラインのレンズ
  • 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports - 上記のレンズと比べ重たいが、優れた光学性能と防塵防滴性能を実現
  • 500mm F4 DG OS HSM Sports - 超望遠単焦点レンズ

DCシリーズ

デジタル一眼レフ(シグマSAマウント / ニコンFマウント / キヤノンEFマウント)に対応したレンズ。APS-Cサイズセンサーに対応して設計されており、より小型・軽量化が図られている。

Art ライン

  • 30mm F1.4 DC HSM Art - 上記マウントの他、ソニーAマウントやペンタックスKマウントにも対応、ソニー用・ペンタックス用はOS機構非搭載
  • 18-35mm F1.8 DC HSM Art - 世界初、F1.8通しズーム
  • 50-100mm F1.8 DC HSM Art

Contemporary ライン

  • 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM Contemporary - 上記マウントの他、ソニーAマウントやペンタックスKマウントにも対応、ソニー用・ペンタックス用はOS機構非搭載
  • 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary - 上記マウントの他、ソニーAマウントやペンタックスKマウントにも対応、ソニー用・ペンタックス用はOS機構非搭載
  • 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary - 上記マウントの他、ソニーAマウントやペンタックスKマウントにも対応、ソニー用・ペンタックス用はOS機構非搭載

テレコンバーター

デジタル一眼レフカメラ用製品一覧(EXシリーズ)

EXシリーズは、1998年の登場から2012年の新ラインへの刷新まで展開された、デジタル一眼レフに対応した同社の高級レンズラインである。名称はExcellence(卓越)に由来し、大口径単焦点や高性能ズームレンズを中心に、優れた光学性能とプロの使用にも耐える高い質感・堅牢性を兼ね備えていた。すべての製品が販売終了。

DGシリーズ

シグマのEXシリーズレンズ製品群

デジタル一眼レフ(シグマSAマウント / ニコンFマウント / キヤノンEFマウント/ペンタックスKマウント/ソニーAマウント)に対応したレンズ。35mmフルサイズセンサーに対応した設計されている。

DCシリーズ

デジタル一眼レフ(シグマSAマウント / ニコンFマウント / キヤノンEFマウント/ペンタックスKマウント/ソニーAマウント)に対応したレンズ。APS-Cサイズセンサーに対応して設計されており、より小型・軽量化が図られている。

テレコンバーター

銀塩一眼レフカメラ用オートフォーカスレンズ製品一覧 (一部)

1986年からミノルタAマウントに6品対応、1989年までに6種類のAFマウント(MINOLTA、Nikon、Canon、PENTAX、KYOCERA、OLYMPUS)に随時対応をする。HSM仕様のものはキヤノンEFマウント、ニコンFマウントのAFに対応するが、その後のデジタル機に装着する場合は対応しない場合がある。ペンタックス用は発売当時の銀塩一眼レフシリーズはまだレンズモーター対応ではなかったためHSM仕様には設定されていない。EXシリーズ移行にともない随時全て販売終了している。以下 シグマ社史等より抜粋。

銀塩一眼レフカメラ用マニュアルフォーカスレンズ製品一覧 (一部)

マウントは固定式であるが製造当時は実費で改造修理扱いによる交換も可能であった。Kマウント、オリンパスOMマウント、キヤノンFDマウント、コニカARマウント、ニコンFマウント、フジカAXマウント、ミノルタMDマウント、コンタックスRTS/ヤシカマウント、M42マウント、ローライQBMマウントがあり、またOEMでPRAKTICA Bマウントのズームレンズを製造していた。ピントリングの回転方向も各メーカーの純正レンズと同方向になるように右周り・左周りと二通りの回転方向が設定されていた。2020年現在、すべて販売終了している。

一眼レフカメラ製品一覧

M42マウント一眼レフカメラ

Sigma Mark-I

ユニバーサルマウントのM42マウントを採用。

Kマウント一眼レフカメラ

Sigma SA-1

ユニバーサルマウントのKマウントを採用。

SAマウント一眼レフカメラ

オートフォーカス化に伴い、独自のSAマウントへ変更。物理的にはKマウントと類似しているが、信号伝達方式やフランジバックが変更されている。超音波モーター、手ぶれ補正機構搭載レンズに対応。公称では視野率100%の機種は存在しないが、SD9とSD10には「スポーツファインダー」が採用され、実際に写る範囲外の部分も確認できるようになっている。(SDシリーズのスポーツファインダーは、一般に言われるスポーツファインダーとは異なり、あくまで一眼レフのレフレックスファインダーである)

銀塩一眼レフカメラ

  • シグマSA-300(1993年発売)
  • シグマSA-300N(1994年発売)
  • シグマSA-5(1997年発売) - ブラックモデルとシルバーモデルがあった。
  • シグマSA-7(2001年発売)
  • シグマSA-9(2001年発売)
  • シグマSA-7N(2002年発売) -「シグマSA-7」のオートフォーカス性能を改良した。

デジタル一眼レフカメラ

撮像素子には光の三原色を1画素で捕らえることができるFoveon X3が採用されており、偽色の発生を抑え、鮮明で正確な色再現であることを謳っている。

  • シグマSD9(2002年10月発売) - 同社初のデジタル一眼レフカメラ、かつFoveon X3を最初に採用したデジタルカメラ。有効画素数約1,029万画素。データ記録方式はRAWのみ対応。
  • シグマSD10(2003年11月発売) - 有効画素数約1,029万画素。データ記録方式はRAWのみ対応。
  • シグマSD14(2007年3月発売) - 有効画素数約1,406万画素。データ記録方式はRAW、JPEGに対応。
  • シグマSD15(2010年6月発売) -「シグマSD14」の後継機。画像処理エンジン、バッファメモリー、AEセンサー、液晶モニター等の性能が向上。
  • シグマSD1(2011年6月発売) - フラッグシップモデル。撮像素子の有効画素数が約4,600万に増加し、23.5×15.7mmへと大判化した。
  • シグマSD1 Merrill(2012年3月発売) - 上記のSD1の製造プロセスを見直し、大幅に低価格化した。Merrillは、Foveonセンサーの開発に深く携わったディック・メリルに因む。

ミラーレスカメラ製品一覧

SAマウントミラーレスカメラ

レンズマウントは同社の一眼レフカメラと同じシグマSAマウントであり、今までのレンズ資産を生かせる。このため、マウント部が長いデザインが特徴。両機種とも、「2016年の歴史的カメラ」に選定された。

Lマウントミラーレスカメラ

コンパクトカメラ製品一覧

銀塩コンパクトカメラ

デジタルコンパクトカメラ

DP1シリーズ

世界初のAPS-Cサイズの撮像素子を搭載したコンパクトデジタルカメラ。「シグマSD14」に搭載のものと同じ有効画素数約1,406万画素の撮像素子を搭載している。レンズは35mm判換算28mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載。

  • シグマDP1(2006年9月発表、2008年3月発売) - データ記録方式はRAW、JPEGに対応。JPEG画像エンジンは「TRUE」(Three-layer Responsive Ultimate Engine) 。フォトキナ2006で発表されたが、画像品質を確保するために画像処理パイプライン再構築を行い、結果的に発売まで1年半近くかかったため、本当に発売されるのかという不安の声もあった。カメラグランプリ2008カメラ記者クラブ特別賞受賞。
  • シグマDP1s(2009年10月発売) -「シグマDP1」のファームウェアを進化させたスペシャルバージョン。ハードウェアの差異は対逆光性能を改善したのみで、「シグマDP2」に搭載されている「QSボタン」の追加などはされていない。
  • シグマDP1x(2010年2月発表、9月発売) -「シグマDP1s」のエンジンを「TRUE II」へ変更、オートフォーカス高速化、 AFE(アナログフロントエンド)搭載による高感度性能向上他、操作ボタンなどを「シグマDP2」と統一した機種。光学系は「シグマDP1」と同等。
  • シグマDP1 Merrill(2012年8月発表、9月発売) - 上述の一眼レフカメラSD1 Merrillと同等の23.5×15.7mm Foveonセンサーを採用(有効画素数約4,600万)。光学系も変更され、F値2.8となっている。

DP2シリーズ

DP1と同じ撮像素子を搭載している。レンズは35mm判換算41mmもしくは45mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載。

  • シグマDP2(2008年9月発表、2009年4月発売) - 撮像素子はシグマDP1と同じで画素数に変化はないが、画像エンジンは「TRUE II」に進化しており、レスポンス向上などを果たした。このほかにも、感度をRAWモード時ISO3200に設定できたり、「QSボタン」の追加により操作系を改善するなど細かな改良を施している。
  • シグマDP2s(2010年2月発表、3月発売) - 「TRUE II」の内部アルゴリズムを最適化することによりオートフォーカスを高速化した。シグマDP1sに搭載されたパワーセーブモードが取り入れられている。背面ボタン表示の一部を赤色にして視認性を高めている。
  • シグマDP2x(2011年2月発表、5月発売) - AFE搭載やAFスピード高速化等、シグマDP2sのマイナーチェンジバージョン。
  • シグマDP2 Merrill(2012年7月発売) - 上述の一眼レフカメラSD1 Merrillと同等の23.5×15.7mm Foveonセンサーを採用(有効画素数約4,600万)。光学系も変更され、画角が35mm判換算で45mm相当、開放F値2.8となっている。

DP3シリーズ

Merrillセンサー搭載の世代になってから追加された製品。レンズは35mm判換算75mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載。

  • シグマDP3 Merrill(2013年2月発売) - DP2 Merrillとほぼ同様のボディに、中望遠レンズを搭載。専用のテレコンバージョンレンズ(FT-1201)が存在する。

dp Quattroシリーズ

3層構造(B1:R1:G4)を採用したQuattroセンサーを搭載したカメラ。センサーサイズはAPS-Cサイズ。従来のFoveonセンサーより高感度耐性が向上している。また,グリップが大型化しており独特なデザインが話題になった。

  • dp0 Quattro | Ultra-Wide(2015年7月発売)- 35mm判換算21mm相当、開放F値4.0の単焦点レンズを搭載、歪曲収差が少ない
  • dp1 Quattro | Wide(2014年10月発売) - 35mm判換算28mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載
  • dp2 Quattro | Standard(2014年6月発売) - 35mm判換算45mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載
  • dp3 Quattro | Mid-tele (2015年3月発売)- 35mm判換算75mm相当、開放F値2.8の単焦点レンズを搭載

エレクトロニックフラッシュ製品一覧

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ↑ 撮像素子はナショナル セミコンダクターなどが受注している。

出典

  1. 1 2 ライター 大山繁樹 (2025年8月8日). “シグマ、北欧企業と組みリブランディング シンボルマーク「Σ」復活”. 日本経済新聞. 2025年8月8日閲覧。
  2. ↑ “シグマ山木社長、ミラーレス用レンズに新しく誕生した“Iシリーズ“について説明 「光学性能・ビルドクオリティ・新しいユーザー体験」へのこだわり”. デジカメ Watch. インプレス (2020年12月2日). 2020年12月4日閲覧。
  3. ↑ “交換レンズレビュー:SIGMA 105mm F1.4 DG HSM | Art シグマ渾身の「ボケマスター」を女性ポートレートで試す”. デジカメ Watch. インプレス (2018年7月10日). 2020年4月28日閲覧。
  4. ↑ “シグマ、小型軽量な望遠ズーム「100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」 愛称は「ライト・バズーカ」 回転式ズームながら直進式ズームのような操作が可能”. デジカメ Watch. インプレス (2017年2月21日). 2020年4月28日閲覧。
  5. ↑ “第九話|超望遠レンズについて語る~中編・特殊低分散ガラスとオートフォーカスの時代~ | 大曽根、語る。 | SEIN | SIGMA”. www.sigma-global.com. 2026年3月11日閲覧。
  6. ↑ “沿革”. Sigma. 2026年3月11日閲覧。
  7. ↑ JCII 日本カメラ財団が2016年の「歴史的カメラ」9機種を選定[リンク切れ]
  8. ↑ Schneider, Jaron (2025年2月24日). “The Sigma BF Stands for 'Beautiful Foolishness'” (英語). PetaPixel. 2025年2月25日閲覧。
  9. ↑ “新製品レビュー:SIGMA dp2 Quattro(実写編) あのFoveon画質がさらなる高みへ。JPEG撮って出しも進化”. デジカメ Watch. インプレス (2014年6月26日). 2020年4月28日閲覧。

関連項目

外部リンク