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「SPDX 2023」 のロゴマーク。 | |
| ステータス | Published |
|---|---|
| 初版 | 2011年8月 |
| 最新版 |
2.3 2022年11月 |
| プレビュー版 |
3.0 RC 2023年5月16日 |
| 組織 | Linux Foundation |
| 委員会 | SPDX Project |
| ドメイン | Software bill of materials |
| ライセンス | CC-BY-3.0 |
| 略称 | SPDX |
| ウェブサイト |
spdx |
Software Package Data Exchange(SPDX)は、Linux Foundationの傘下のプロジェクトである。SPDXプロジェクトは、組織がソフトウェアライセンスやBill of materials(BOM、部品表、ソフトウェア構成表ともいう)に関するメタデータのオープンスタンダードを策定し、関連するフォーマットなどを円滑に利用するためのSPDX のオンラインツールなども整備している。
この仕様・規格の現在のバージョンは2.2で、2022年8月に承認された。またこのSPDXフォーマットの仕様はISO/IEC 5962:2021として 2021年に国際標準化された。
SPDXは、ソフトウェアがライセンスを曖昧さなく判別できるようにSPDX-Identifierを定義している。また、ライセンスをタイプ別に分類しようとはしておらず、たとえば、BSDライセンスと同様の用語を使用したライセンスを「BSD-like」として説明したりはしない。
なお、Bill of materials のフォーマットには、CycloneDXなど SPDX以外のフォーマットも存在する。
SPDX v2.2 では次のフォーマットがある。これらのフォーマットは SPDX のオンラインツールで検証でき、また互いのフォーマットに変換できる。
また、SPDX フォーマットは項目が多すぎるとの観点から、軽量フォーマットとして SPDXフォーマットのサブセットとして SPDX Lite がある。
各ライセンスは、「Mozilla Public License 2.0」などの完全な名前と、それに対する「MPL-2.0」などの短い識別子(SPDX-Identifier)で識別される。デュアルライセンスやマルチライセンスは、演算子ANDとOR、およびグループ化(と)を組み合わせて表現することができる。
たとえば、(Apache-2.0 OR MIT)は、Apache-2.0(Apache License)またはMIT(MITライセンス)から選択できることを意味する。一方、(Apache-2.0 AND MIT)は、両方のライセンスが適用されることを意味する。
ライセンスのGNUファミリ(たとえば、GNU General Public License 2.0)には、組み込みのライセンスの新しいバージョンを選択することもできる。これは、SPDXでの表現GPL-2.0が「厳密にGPLバージョン2.0」を意味するのか、「GPLバージョン2.0またはそれ以降のバージョン」を意味するのかが明確でない場合があったためである。そのため、SPDXライセンスリストのバージョン3.0以降、ライセンスのGNUファミリには新しい名前が付けられている。GPL-2.0-onlyは「正確にバージョン2.0のみ」を意味し、GPL-2.0-or-laterは「GPLバージョン2.0以降のバージョン」を意味する。
2020年に、欧州委員会は、50を超えるライセンスの選択と比較を可能にする、Joinup Licensing Assistantを発行し、SPDX識別子と全文にアクセスできるようにしている。
SPDX-Identifier は SPDX のライセンスリストとして公開されている。
SPDX License Identifier には 廃止(deprecated) になったものもある。例えば、「+」演算子があり、これをライセンスに適用すると、同じライセンスの将来のバージョンも適用されることを意味していた。GPL-1.0+ のような SPDX License Identifier は v2.0rc で廃止になっている。
SPDX-Identifier はライセンスのIDとしてSPDXプロジェクト以外でも使用されている。