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『ザ・ワールド・ファクトブック』(英語: The World Factbook、ISSN 1553-8133 『CIAワールドファクトブック』とも呼ばれる)とは、世界各国に関する情報を年鑑形式でまとめたアメリカ合衆国中央情報局 (CIA) の年次刊行物。この書籍は、世界中のあわせて268の国家・属領・その他の地域について、人口統計・地理・通信・政治・経済・軍事の2、3ページの要約を提供している。
『ザ・ワールド・ファクトブック』は、CIAによってアメリカ合衆国連邦政府官僚の利用に供するために作成されるので、形式・体裁・範囲・内容は、官僚の要求に合うように構成されている。しかしながら、このファクトブックは、学生の論文、ウェブサイト、非政府系の出版物の原資料としてしばしば利用されている。このファクトブックは、アメリカ合衆国政府の著作物なので、アメリカ国内においてはパブリックドメインの状態にある。
2026年2月4日、CIAは『ザ・ワールド・ファクトブック』を廃刊すると発表した。
CIAは、このファクトブックの調査に、次に掲げる情報源を利用している。他の公開、非公開の情報源も参考とされている。
このファクトブックは、アメリカ国内においてはパブリックドメインの状態にあるので、CIAの許可なしに、どのような形でも再配布や加工することは自由である。しかしながら、CIAは、このファクトブックが利用される際には、そのことが言及されることを求めている。一方、CIAの公式な紋章は、1949年のCIA法 (50 U.S.C. section 403m) の要求により、許可なしには複写できない。CIAの紋章の乱用は、民事上および刑事上の処罰を受ける可能性がある。
連邦法は、その使用がCIAによって承認、保証、認可されているという印象を与えると合理的に判断される様態での、商品、演出、勧誘あるいは商業活動と関連した、「Central Intelligence Agency」という言葉、「CIA」というイニシャル、CIAの紋章、あるいはそれらの言葉、イニシャル、紋章に関する紛らわしい模倣物の使用を禁じている。
なお、『ザ・ワールド・ファクトブック』がパブリックドメインの状態にあるのは、アメリカ合衆国著作権法が根拠であるため、アメリカ合衆国外でパブリックドメインの状態にあるか否かは、各国の著作権法の解釈に委ねられる。詳細については、パブリックドメイン、アメリカ合衆国政府の著作物参照。
2001年以前には、『ザ・ワールド・ファクトブック』のウェブサイトは、1年ごとに更新されていた。それ以後は、ウェブ版『ファクトブック』は、2週間ごとに更新されているが、印刷版は、今も1年ごとに更新される。一般に、その年の1月1日のものとしてその時点で入手可能な情報は、毎年中頃に発行される印刷版『ファクトブック』の作成に利用される。
『ザ・ワールド・ファクトブック』は、印刷物としては1975年以来、ウェブ上では1994年10月以来、一般人が利用可能である。ウェブ版は、月平均600万件の訪問を受け、ダウンロードも可能である。公式な印刷版は、合衆国政府印刷局文書監督官とアメリカ科学技術情報サービスを通じて原価で販売される。過去において、このファクトブックは、CD-ROM、マイクロフィッシュ、磁気テープ、フロッピーディスクで入手が可能であった。
ウィキペディアを始めとする、多くのインターネットサイトが、『CIAワールドファクトブック』からの情報や画像を利用している。ワールド・アルマナックブックス、グランドリバーブックス、ポトマックブックス(以前には、ブラッシー有限会社として知られていた)といったいくつかの出版社が、それぞれ異なった紙面構成で再出版している。
2007年1月現在、『ザ・ワールド・ファクトブック』は、268項目からなっている。これらの項目は、いくつかのカテゴリーに分けられる。

アメリカ合衆国の地図は、アラスカのプルドーベイを含んでいるが、これがアンカレッジを除きこの州で記載されている唯一の都市である。いつも数千人の一時労働者がいる油田の町だが、2000年の国勢調査によると、この町には永住者はたった5人しかいない。
これは、『ファクトブック』の政府版とポトマックブックスの再印刷版についての国際標準図書番号 (ISBN) の一覧である。