『Minecraft』の音楽(マインクラフトのおんがく)は、2011年のビデオゲーム『Minecraft』向けに作曲された音楽である。主にドイツの音楽家であるC418として知られる、ダニエル・ローゼンフェルドによる2つのサウンドトラック・アルバムで構成されている。2020年以降は、アメリカの作曲家であるレナ・レインが4回の大型アップデート向けに楽曲を提供しており、2024年と2025年の最新バージョンではアーロン・チェロフ、谷岡久美、エイモス・ロディも音楽制作に携わった。『Legacy Console Editions』のダウンロードコンテンツ(DLC)に含まれる音楽は、イギリスの音楽家のギャレス・コーカーが担当した。
C418は、2020年まで『Java Edition』における音楽の唯一の貢献者であった。彼は自身が手掛けた楽曲を収録した2枚のアルバムをリリースしており、2011年の『Minecraft – Volume Alpha』と、2013年の続編ダブルアルバム『Minecraft – Volume Beta』がある。また、元々は3作目のサウンドトラック・アルバムとしてリリースされる予定だった3つのシングルは、2018年を通じてそれぞれ発表された。彼の作品は音楽評論家やゲームコミュニティから高く評価されており、両アルバムは何度もアナログレコードとして再発され、『ビルボード』のTop Dance/Electronic Albumsチャートで上位にランクインした。前者はアメリカでRIAAによって50万枚の売上でゴールドディスク認定を受けている。
2016年の『Legacy Console Editions』向けさまざまなDLCのリリースに合わせて、コーカーは3枚のサウンドトラック・アルバムを発表し、その後4年間でさらに3枚を制作した。2020年には、レインが「ネザーアップデート(Nether Update)」のサウンドトラックを作曲し、その後も谷岡久美やサミュエル・オーベリとともに、さらに3つのアップデートの音楽を担当している。2023年には、チェロフが「旅路と物語(Trails & Tales)」アップデート向けに5曲の新曲を提供した。ライセンス問題やマイクロソフトとの法的な対立を理由に、C418が完成させ、2015年に初めて予告され2017年に正式発表された3作目のアルバムは、2025年時点でも未発売である。C418以外のアーティストによるサウンドトラックへのすべての貢献は、マイクロソフト自社のレーベルが所有し、リリースしている。
ドイツの音楽家であるダニエル・ローゼンフェルドは、15歳のころからC418というニックネームで音楽活動を行っており、エイフェックス・ツインのエレクトロニック作品に影響を受けていた。2007年からはインディーゲームのオンラインコミュニティ『TIGSource』で活動するようになり、当時まだ『Minecraft』の開発初期段階にあったマルクス・ペルソン(Notch)と出会った。C418は技術デモ用のサウンドトラック制作に創作の自由を与えられ、ブライアン・イーノやヴァンゲリスの作品を思わせる環境音楽を作ることを選んだ。彼は「音楽が完全に不意を突くようなゲーム」に興味を持っており、『Dwarf Fortress』をインスピレーションに挙げている。そのため、『Minecraft』では「有機的で一部エレクトロニック、一部アコースティックなもの」を作りたかった。さらに、プレイヤーにとってできる限り邪魔にならない音楽にしたいと考え、「何か面白いことが起きたときにだけ気づくような」ものを目指した。ただし、サウンドトラックのミニマルなスタイルは技術的制約によるものでもあり、彼自身「このゲームはひどいサウンドエンジンしか持っていない」と認めている。
ペルソンはC418に音楽を委託する選択をしたため、アーティスト本人が『Minecraft』のために制作したすべての楽曲の権利を保持している。また、両方のサウンドトラック・アルバムにはゲーム用ではない楽曲も収録されており、「アルバム全体を独立した作品として聴けるよう拡張する」形となっている。
アメリカの作曲家であるレナ・レインは、2020年、『Minecraft』の「ネザーアップデート(Nether Update)」の楽曲制作のためにMojang Studiosから依頼を受けた。彼女はそれ以前にビデオゲーム『Celeste』(2018年)のサウンドトラックを手掛けており、デビュー・スタジオアルバム『Oneknowing』(2019年)を発表したばかりだった。『Minecraft』の音楽制作にあたり、既存の「非常に高く評価されているスコア」により「大きなプレッシャー」を感じたと明かしている。デモを提出した後、ネザーアップデートのサウンドトラックでは「どこまでピアノの音を押し広げ、それが全く別のもののように聞こえるか」という挑戦を目指した。2022年に3度目の楽曲提供を果たした際、レインは「シンセサイザーと生演奏のブレンドにより音楽スタイルをさらに発展させつつ、弦楽器やピアノ、木管楽器も引き続き使うことを目指した」と記している。
ゲームサウンドトラックの第1弾『Minecraft – Volume Alpha』は、2011年3月4日にC418自身の手でデジタルリリースされた。2015年6月、アメリカのレーベルGhostlyより、初めてLPレコードおよびCDとしても発売された。2022年には同アルバムがビルボード・ミュージック・アワードでトップ・ダンス/エレクトロニック・アルバムにノミネートされた。
このアルバムは高い評価を受けており、AllMusicのアンディ・ケルマンはリプレイ性に言及し「繰り返し聴いても飽きのこない、強調されすぎたり単純すぎたりしない要素が魅力」と評している。2011年にはゲームブログ『Kotaku』が同年のベスト・ゲームサウンドトラックの1つに選出した。同アルバム収録の「Sweden」はSpotifyで1億9,000万回以上ストリーミングされており、ゲーム由来楽曲としては世界でも最多クラスを誇る。
2025年、『Volume Alpha』の完全版はアメリカ議会図書館に収蔵された。アメリカ議会図書館館長のCarla Haydenは「これこそがアメリカの“音”。私たちの多様な歴史や文化を示すもの。ナショナル・レコーディング・レジストリは、私たちの進化し続ける国のプレイリストです」と語っている。
| 『Minecraft – Volume Beta』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| C418 の サウンドトラック | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | ||||
| 時間 | ||||
| レーベル | セルフリリース | |||
| C418 アルバム 年表 | ||||
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ゲームサウンドトラック第2弾『Minecraft – Volume Beta』は、2013年11月9日にリリースされた。『Volume Alpha』と同様、ゲーム内の楽曲の多くを収録しており、ネザー用やメインメニューの専用BGMのほか、トレーラー用や最終版ゲームには未収録のインストゥルメンタル楽曲も含む。2013年と2023年には「Billboard」のDance/Electronic Albumsチャートにランクインし、ともに最高位14位を記録した。2020年、Ghostly Internationalより初めてアナログレコードとCDでもリリースされた。
全体的にアンビエント色が強く、『Volume Alpha』よりもダークな雰囲気が特徴。C418は「Alpha」を「過去曲のメドレーで『Volume Alpha』の音楽を祝う曲」と説明している。制作時、「クリエイティブモード専用のサウンドトラック」という明確な意図で最初に作曲したのは「Blind Spots」であった。「Taswell」は、C418の友人でアメリカのゲームメディア『Giant Bomb』共同設立者、故ライアン・デイビスへの追悼曲である。彼は「死ではなく、その人が生きた毎日の幸せを記憶したい」と語っている。このアルバムは「非常にバラエティ豊か」であり、『Volume Alpha』よりも「はるかにパーカッシブかつメロディック、プログレッシブ」とC418自身が述べている。アルバム内には前作の『Volume Alpha』のテーマをリメイクした楽曲も多く、「Ki」、「Moog City 2」、「Mutation」、「Beginning 2」はそれぞれ「Key」、「Moog City」、「Minecraft」、「Beginning」のリメイクである。
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「Ki」 | |
| 2. | 「Alpha」 | |
| 3. | 「Dead Voxel」 | |
| 4. | 「Blind Spots」 | |
| 5. | 「Flake」 | |
| 6. | 「Moog City 2」 | |
| 7. | 「Concrete Halls」 | |
| 8. | 「Biome Fest」 | |
| 9. | 「Mutation」 | |
| 10. | 「Haunt Muskie」 | |
| 11. | 「Warmth」 | |
| 12. | 「Floating Trees」 | |
| 13. | 「Aria Math」 | |
| 14. | 「Kyoto」 | |
| 15. | 「Ballad of the Cats」 | |
| 16. | 「Taswell」 | |
| 17. | 「Beginning 2」 | |
| 18. | 「Dreiton」 | |
| 19. | 「The End」 | |
| 20. | 「Chirp」 | |
| 21. | 「Wait」 | |
| 22. | 「Mellohi」 | |
| 23. | 「Stal」 | |
| 24. | 「Strad」 | |
| 25. | 「Eleven」 | |
| 26. | 「Ward」 | |
| 27. | 「Mall」 | |
| 28. | 「Blocks」 | |
| 29. | 「Far」 | |
| 30. | 「Intro」 | |
合計時間: | ||
| 『Minecraft: Nether Update (Original Game Soundtrack)』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| レナ・レイン の サウンドトラック | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル | ||||
| 時間 | ||||
| レーベル | Microsoft Studios Music | |||
| プロデュース | レナ・レイン | |||
| レナ・レイン アルバム 年表 | ||||
| ||||
『Minecraft: Nether Update (Original Game Soundtrack)』は、2020年4月10日、レナ・レインが『Minecraft』の「ネザーアップデート(Nether Update)」用の楽曲を作曲したことが発表された。レインは自身の3曲のサウンドトラック曲の展開について「それぞれの曲が感情の進行や、この異世界の中で場所から場所へと旅するような感覚を持たせたかった」と語っている。このEPには新たなゲーム内レコード「Pigstep」も収録されており、サウンドトラックバージョンには異なる2つのミックスが含まれている。リリースは2020年6月14日。C418の自主リリース作品とは異なり、レインの楽曲はMicrosoft Studios Musicが所有・販売している。
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「Chrysopoeia」 | |
| 2. | 「Rubedo」 | |
| 3. | 「So Below」 | |
| 4. | 「Pigstep」(Mono Mix) | |
| 5. | 「Pigstep」(Stereo Mix) | |
合計時間: | ||
| 『Minecraft: Caves & Cliffs (Original Game Soundtrack)』 | |
|---|---|
| レナ・レイン、谷岡久美 の サウンドトラック | |
| リリース | |
| ジャンル | |
| 時間 | |
| レーベル | Microsoft Studios Music |
| プロデュース | |
2021年10月20日、『Minecraft』のサウンドトラックの4作目『Minecraft: Caves & Cliffs (Original Game Soundtrack)』がリリースされた。これはゲームの「洞窟と崖(Caves & Cliffs)」アップデートに合わせて発表され、新たに10曲が追加されている。
このうち7曲はレナ・レインが作曲しており、新たなゲーム内レコード「Otherside」も含まれる。残る3曲は、『ファイナルファンタジー』シリーズなどで知られる日本の作曲家の谷岡久美が担当している。
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「Stand Tall」 | |
| 2. | 「Left to Bloom」 | |
| 3. | 「Ancestry」 | |
| 4. | 「Wending」 | |
| 5. | 「Infinite Amethyst」 | |
| 6. | 「One More Day」 | |
| 7. | 「Otherside」 | |
| 8. | 「Floating Dream」 | |
| 9. | 「Comforting Memories」 | |
| 10. | 「An Ordinary Day」 | |
合計時間: | ||
| 『Minecraft: The Wild Update (Original Game Soundtrack)』 | |
|---|---|
| レナ・レイン、サムエル・オーベリ の サウンドトラック | |
| リリース | |
| ジャンル | |
| 時間 | |
| レーベル | Microsoft Studios Music |
| プロデュース |
|
ゲームサウンドトラック第5弾『Minecraft: The Wild Update (Original Game Soundtrack)』は、2022年4月20日にリリースされた。「ワイルドアップデート(The Wild Update)」で新たに追加された楽曲を含み、レナ・レインが新たに3曲を作曲しているほか、Mojangのオーディオディレクター、サミュエル・オーベリによる新しいレコード「Five」も収録されている。
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「Firebugs」 | |
| 2. | 「Aerie」 | |
| 3. | 「Labyrinthine」 | |
| 4. | 「Five」 | |
合計時間: | ||
| 『Minecraft: Trails & Tales (Original Game Soundtrack)』 | ||||
|---|---|---|---|---|
| アーロン・チェロフ の サウンドトラック | ||||
| リリース | ||||
| ジャンル |
| |||
| 時間 | ||||
| レーベル | Microsoft Studios Music | |||
| プロデュース | アーロン・チェロフ | |||
| アーロン・チェロフ アルバム 年表 | ||||
| ||||
『Minecraft: Trails & Tales (Original Game Soundtrack)』は、2023年4月26日、Mojangはアメリカの作曲家のアーロン・チェロフが「旅路と物語(Trails & Tales)」アップデート用に新たに5曲を提供したことを発表した。
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「Echo in the Wind」 | |
| 2. | 「A Familiar Room」 | |
| 3. | 「Bromeliad」 | |
| 4. | 「Crescent Dunes」 | |
| 5. | 「Relic」 | |
合計時間: | ||
| 『Minecraft: Tricky Trials (Original Game Soundtrack)』 | |
|---|---|
| アーロン・チェロフ、谷岡久美、レナ・レイン の サウンドトラック | |
| リリース | |
| ジャンル |
|
| 時間 | |
| レーベル | Microsoft Studios Music |
| プロデュース | アーロン・チェロフ、谷岡久美、レナ・レイン |
『Minecraft: Tricky Trials (Original Game Soundtrack)』は、2024年4月26日、『Minecraft』のバージョン1.21「トリッキー・トライアル(Tricky Trials)」アップデートの公式サウンドトラックがデジタル配信でリリースされた。本作では、アーロン・チェロフ、谷岡久美、レナ・レインの3名による楽曲が初めて一つのアルバムに収められている。
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「Featherfall」 | |
| 2. | 「Watcher」 | |
| 3. | 「Puzzlebox」 | |
| 4. | 「Komorebi」 | |
| 5. | 「Pokopoko」 | |
| 6. | 「Yakusoku」 | |
| 7. | 「Deeper」 | |
| 8. | 「Eld Unknown」 | |
| 9. | 「Endless」 | |
| 10. | 「Creator」 | |
| 11. | 「Creator (Music Box Version)」 | |
| 12. | 「Precipice」 | |
合計時間: | ||
| 『Minecraft: Chase the Skies (Original Game Soundtrack)』 | |
|---|---|
| エイモス・ロディ の サウンドトラック | |
| リリース | |
| ジャンル |
|
| 時間 | |
| レーベル | Microsoft Studios Music |
『Minecraft: Chase the Skies (Original Game Soundtrack)』は、2025年5月13日、「チェイス・ザ・スカイ(Chase the Skies)」アップデートのサウンドトラックがリリースされ、エイモス・ロディが作曲した6曲が収録された。
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「Lilypad」 | |
| 2. | 「Below and Above」 | |
| 3. | 「O's Piano」 | |
| 4. | 「Broken Clocks」 | |
| 5. | 「Fireflies」 | |
| 6. | 「Tears」 | |
合計時間: | ||
| 『Minecraft: Chaos Cubed (Original Game Soundtrack)』 | |
|---|---|
| fingerspit の サウンドトラック | |
| リリース | |
| ジャンル |
|
| 時間 | |
| レーベル | Microsoft Studios Music |
『Minecraft: Chaos Cubed (Original Game Soundtrack)』は、2026年5月12日、「カオス・キューブド(Chaos Cubed)」アップデートのサウンドトラックがリリースされ、スペインの音楽家であるfingerspitとして知られる、パウラ・ルイズが作曲した6曲が収録された 。
| # | タイトル | 時間 |
|---|---|---|
| 1. | 「Memories」 | |
| 2. | 「Ebb」 | |
| 3. | 「Home」 | |
| 4. | 「Shores」 | |
| 5. | 「Nightly」 | |
| 6. | 「Bounce」 | |
合計時間: | ||
2011年、Reddit AmAにてC418は『Minecraft – Volume Beta』のリリース後に3作目のサウンドトラック・アルバム『Volume Final』を制作する予定があると述べた。C418は2015年の『Fact』のインタビューでアルバムの開発を初めて明かし、「『Minecraft』の制作はまだ続いているので、おそらくもう一枚アルバムが出るだろう。実際、それはほかのアルバムよりもアンビエント寄りになりそうだ。実験のつもりだ」とコメントした。また、リスナーによる過去作の用途についても言及し、「人々が音楽を睡眠補助としてどのように使うか興味がある。だから次のアルバムには15分間完全にアンビエントなボーナストラックを入れて、みんながどう感じるか見てみたい」とも語った。この年12月にも、彼は自身のツイートで3作目のアルバムにアンビエントなボーナストラックを収録したい意向を示している。
2017年のツイートでC418はアルバムの存在を正式に認め、将来的なリリースを予定しているが「まだ完成にはほど遠い」と述べた。また、総収録時間がこれまでの2作(合計3時間18分超)を上回る予定であるとも明かした。さらに、3作目のアルバムは「Minecraft – Volume Gamma」にはならず、これまでのギリシャ文字の命名規則から外れることもツイッター上で再度強調した。
3作目の制作についてC418は、「3枚目の『Minecraft』アルバムを作り始めたとき、こんなに手間がかかるとは思っていなかった。そろそろ出口が見えそうだ」と述べている。2021年1月8日、Anthony Fantanoのインタビューで、サウンドトラックの3作目が現在も制作中かについて尋ねられ、「一応あるし、自分としては完成してるつもりだけど、状況が複雑になってきていて…特に『Minecraft』は今はもう大きな案件だから、どうなるか分からない」と回答した:31:40。その年の後半には自身のDiscordサーバーでも詳細を明かしている。
まだ『Minecraft』のために何かやりたい気持ちはあるが、大きな相手と合意に至ったことは一度もない。大量の音楽があるが、それをどう出すかは時が経たなければ分からない。少なくとも20人の弁護士が関わることになるだろう。
2025年、C418は、『Minecraft』との関わりについて「自分で終えたというより、終わったものとして選ばれたことをむしろうれしく思う」と述べ、通常のキャリアに集中できることに満足していると語った。彼は、「『Minecraft』のために再び作品を発表するかどうか」について「多くの思案がある」とし、仮に今後『Minecraft』に追加の仕事をしなかったとしても満足していると述べている。
2018年7月16日、C418による新曲3曲が「アクアティック・アップデート(Update Aquatic)」でゲームに追加された。これは、2013年の『Minecraft – Volume Beta』以来初めてC418が『Minecraft』へ新たに楽曲を提供したものである。3曲は8月以降にデジタルリリースされ、それぞれ「Dragon Fish」が8月9日、「Shuniji」が11月10日、「Axolotl」が12月12日に発表された。C418はMojangから「ドンキーコング」の音楽のようなスタイルで「スロービート」の水中楽曲を依頼されたものの、最初に作曲した際にはMojangがさらにドンキーコングらしさを求め、C418はテンポを落とし高音域を強調したところ、Mojangは満足したという:39:17。
C418は2014年に『Console Edition』向けダウンロードコンテンツ(DLC)でホリデーをテーマとした楽曲を作曲したことはあったが、『Legacy Console Editions』の大半のDLC音楽はイギリスの作曲家のギャレス・コーカーが担当している。
2016年12月21日、コーカーは『Legacy Console Editions』のDLC3作『Battle & Tumble』『Chinese Mythology』『Greek Mythology』のサウンドトラック・アルバムをリリースした。同じテーマの『Norse Mythology』と『Egyptian Mythology』もそれぞれ2017年12月と2018年5月に発売された。コーカーによるDLCサウンドトラックの最終作は『Glide Mini Game』で、2020年12月22日にリリースされた。C418の過去作と異なり、コーカーによる『Minecraft』の全アルバムはマイクロソフト自社レーベルからリリースされている。
| ● Minecraft: Battle & Tumble (Original Soundtrack)(2016年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ● Minecraft: Chinese Mythology (Original Soundtrack)(2016年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ● Minecraft: Greek Mythology (Original Soundtrack)(2016年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ● Minecraft: Norse Mythology (Original Soundtrack)(2017年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ● Minecraft: Egyptian Mythology (Original Soundtrack)(2018年) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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| ● Minecraft: Glide Mini Game (Original Soundtrack)(2020年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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このサウンドトラックのミニマル・ミュージックで哀愁を帯びた作曲は批評家から称賛されている。『The Guardian』のキース・スチュアートは、C418の「しおれるようなミニマリストの楽曲はゆったりとしてやや物悲しく、サティやイーノのアンビエント作品を想起させる」と述べ、ゲームにおける「完璧な伴奏だ」と評している。2018年、学生新聞『The Boar』のジェイミー・ホーンジーは、サウンドトラックの作曲を「最も純粋な形のノスタルジア」と表現し、「特定の行動に音楽を結びつけることで、ゲームはプレイヤーの心に非常に鮮明なイメージを呼び起こすことができるようになる」と述べた。
サウンドトラックへの再評価の多くは『Minecraft – Volume Alpha』に向けられており、『The Review』のエヴァン・トリドーンはこのアルバムを「この10年でリリースされたアンビエント・アルバムの中で間違いなく最高の一枚」と評している。『Kotaku』のルーク・プランケットは「素晴らしいアルバム」であり、「心地よい眠りと同じように静かなもの」と称賛している。
複数のメディア編集部が、『Minecraft』のサウンドトラックを優れたゲームのサウンドトラックの1つに挙げている。これには『NME』、『Digital Trends』、『GamesRadar+』、『VG247』などが含まれる。2022年には、『Minecraft』のサウンドトラックがオーストラリアのラジオ局であるABC Classicのトップ100カウントダウンでリスナー投票により第54位にランクインした。
週間チャート
|
年間チャート
|
| チャート(2013年) | 最高位 |
|---|---|
| US Top Dance/Electronic Albums(ビルボード) | 14 |
| チャート(2020年) | 最高 位 |
|---|---|
| Official Record Store(OCC) | 39 |
| Official Independent Album Breakers(OCC) | 15 |
| チャート(2023年-2024年) | 最高 位 |
|---|---|
| Australian Albums (ARIA) | 68 |
| オーストリア (Ö3 Austria) | 10 |
| UK Independent Albums (OCC) | 49 |
| US Top Album Sales(ビルボード) | 78 |
| US Top Dance/Electronic Albums(ビルボード) | 14 |
| US Soundtrack Albums(ビルボード) | 23 |
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