ZIPANG

ZIPANG
監督 林海象
脚本
原作
  • 林海象
  • 栗田教行
製作 堤康二
出演者
音楽
主題歌 X
「ENDLESS RAIN」
撮影 田村正毅
編集 井上治
製作会社
配給 東宝
公開 日本の旗 1990年1月27日
上映時間 119分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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『ZIPANG』(ジパング)は1990年(平成2年)1月27日公開の日本映画。監督は林海象。また、後に小説『悼む人』で直木賞を受賞する作家の天童荒太が本名の栗田教行名義で林海象と共に脚本を担当している。製作はエグゼと東京放送、配給は東宝。上映時間は119分。

伝説の黄金の国・ジパングをめぐる奇想天外な冒険を描いた映画。時代劇でありながら、ロールプレイングゲームを思わせる現代的な空想活劇となっている。

あらすじ

時は江戸時代初期。お尋ね者の盗賊・地獄極楽丸の首には賞金が掛けられており、多くの賞金稼ぎが狙っていた。その中には鉄砲お百合も居た。

極楽丸は4人の弟分たちと、ある古墳に忍び込み地面に突き刺してあった黄金剣の七支刀を引き抜いて盗み出すが、それは伝説の黄金の国・ジパングの扉を開くための“鍵”であると同時に、ジパング王が恋敵の刺青の男を封印している物であった。

一方、徳川家康の命を受けた服部半蔵率いる忍者軍団も黄金の七支刀を狙い、極楽丸一味を追う。

さらに極楽丸が七支刀を抜いたことで目覚めた刺青の男を恐れたジパング王は、ジパングの番人である四天王を放つ。

こうして地獄極楽丸一行と刺青の男、忍者軍団、さらにはジパング王や四天王が入り乱れての、奇想天外な物語が繰り広げられる。

登場人物

地獄極楽丸
お尋ね者の盗賊一行のリーダー。9種類の得物を使い分ける剣術の達人。豪快な性格で美人に弱い。
鉄砲お百合
極楽丸の首を狙う女賞金稼ぎ。その美貌で極楽丸に気に入られ、行動を共にするうちに自身も極楽丸に魅かれるようになる。2丁拳銃を武器とする。
刀番・研造
極楽丸一味の一員。極楽丸が使用する9種類の得物の管理役。
人形・文七
極楽丸一味の一員。頭が切れ、地図を読んだり文書を解読する。
花火師・鍵玉
極楽丸一味の一員。付け鼻をしたお調子者で、花火を大砲のように武器としたり、景気づけに打ち上げたりする。
凧や・鳥介
極楽丸一味の一員。小人病で一行が連れている象のカステラの世話役でもある。ZIPANGを目指す際に一行は鳥介の作った凧で飛行移動した。
菊丸
鉄砲お百合の弟分。
カステラ
極楽丸が飼っている南蛮渡来の小象。
トバツ
ジパング王に仕える四天王の一人。獅子のような声をしている。
アシュラ
ジパング王に仕える四天王の一人。
ラゴラ
ジパング王に仕える四天王の一人。大男。
マワラメ
ジパング王に仕える四天王の一人。紅一点の女戦士。
刺青の男
左半身が刺青に覆われた男。現代の言葉は話せない。女王と時を越えて愛し合っているが、ジパング王によって長い間封印されていた。
服部半蔵
家康の忠実なしもべで、黄金の七支刀を持ち帰るために奮闘する。隠し武器を多く持ち、肋骨の中にさえも小刀を仕込んでいる。
徳川家康
江戸幕府を開いた天下人。
林羅山
家康の側近。
女王
ジパング王によって愛し合っている刺青の男との間を引き裂かれ、石の中に閉じ込もっている。
ジパング王
恋を理解できない性分により、女王が恋をすることを許せず、その相手である刺青の男を七支刀で封印した。
普段はミイラの姿で眠っているが、戦闘時には遮光器土偶に似た鎧を纏う。

キャスト

スタッフ

本編

特殊技術

制作

時空を超越するシーンでは、写真をコピーして修正し、ズームや回転などの効果を加えて1枚1枚撮影するという手間のかかった表現方法が採られている。

ゾウのカステラは、中に2人入る造形物で表現された。総製作費は1,000万円で、リモコンとワイヤー操作で各部を可動させることができ、実際に鼻で物を掴むこともできた。

ジパング王の変身は、特殊メイクで表現された。

橋の上での50人斬りは、ワンカットで撮影している。

関連作品

ノベライズ

コミカライズ

ゲーム

脚注

[脚注の使い方]
  1. ↑ “ZIPANG:作品情報・キャスト・あらすじ”. 映画.com. 2025年8月29日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 東宝配給作品 1994, p. 104, 「特撮映画大全集 1990年代」
  3. 1 2 3 4 5 6 7 8
  4. 1 2 3 4 5 6 平成大特撮 2019, p. 288, 文・青井邦夫「SF / ファンタジー 作品レビュー」
  5. 1 2 3 4 特撮全史 1980-90年代 2020, p. 159, 「SF傾向劇場映画」
  6. 1 2 3 4 5 6 7 8 平成版最新怪獣超図鑑 1992, p. 37, 「ジパング王」

参考文献

外部リンク