| GNU 9965 GNU | |
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GNU(青色)の軌道。最も外側の軌道(赤色)は木星 | |
| 仮符号・別名 | 1992 EF2, 1988 BD4, 1993 QR3 |
| 分類 | 小惑星 |
| 軌道の種類 | 小惑星帯 |
| 発見 | |
| 発見日 | 1992年3月5日 |
| 発見者 | スペースウォッチ |
| 軌道要素と性質 元期:2018年3月23日 (JD 2,458,200.5) | |
| 軌道長半径 (a) | 2.4181 au |
| 近日点距離 (q) | 2.0080 au |
| 遠日点距離 (Q) | 2.8283 au |
| 離心率 (e) | 0.1696 |
| 公転周期 (P) | 3.76年(1,373日) |
| 軌道傾斜角 (i) | 12.206° |
| 近日点引数 (ω) | 82.938° |
| 昇交点黄経 (Ω) | 156.48° |
| 平均近点角 (M) | 276.39° |
| 物理的性質 | |
| 直径 | 2.07±0.53 km 4.10 km (計算上) 6.22±2.14 km 6.293±0.159 km |
| 自転周期 | 39.720±0.1589 h (R) 39.745±0.1589 h (S) |
| スペクトル分類 | D (パンスターズ) S (SDSS-MOC) S (推定) |
| 絶対等級 (H) | 14.10 14.3 14.31±0.14 14.398±0.005 (R) 14.72 14.966±0.011 (S) |
| アルベド(反射能) | 0.102±0.014 0.1022±0.0145 0.105±0.125 0.20 (仮定) 0.53±0.12 |
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | |
(9965) GNUは、小惑星帯の内側に位置する、小惑星族に属さない小惑星である。直径は約 4 km である。1992年3月5日、スペースウォッチ所属の天文学者がアリゾナ州のキットピーク国立天文台で発見した。不確定ではあるがD型小惑星に分類されると考えられ、39.7時間という長い自転周期を持つ。自由ソフトウェアのGNUプロジェクトに因んで命名された。
小惑星帯の比較的内側である、太陽から 2.0 〜 2.8 au 離れた軌道(軌道長半径は約 2.42 au)を3年9か月(1373日)かけて公転している。軌道離心率は0.17、黄道に対する軌道傾斜角は12°である。観測弧は、キットピークでの公式な発見から4年遡る1988年1月のラ・シヤ天文台での1988 BD4としての最初の観測が起点である。
パンスターズによる観測とスローン・デジタル・スカイサーベイによる分類体系により、GNUは暗いD型小惑星に分類されている。また、小惑星帯内側で最も一般的であるS型小惑星とも推定されている。
2012年9月及び10月、カリフォルニア州のw:Palomar Transient Factoryの天文学者がGNUの測光観測で2つの光度曲線を得た。光度曲線の分析により、R帯及びS帯で等級がそれぞれ0.36等級と0.42等級変化し、それぞれの光度曲線からは自転周期は39.720時間、39.745時間と算出された。GNUの自転周期は、小惑星帯の多くの小惑星の平均自転周期である2 〜 20時間よりもかなり長い。
広視野赤外線探査機 (WISE) のNEOWISEミッションで行われたサーベイによると、GNUの直径は2.07-6.293 km、表面アルベドは0.102-0.53と測定された。Collaborative Asteroid Lightcurve Link は、岩石質の小惑星の標準アルベドを0.20としており、絶対等級14.3等級に基づいて計算すると、直径は 4.10 kmとなる。
リチャード・ストールマンが1984年に創設した自由ソフトウェアのGNUプロジェクトに因んで命名された。この言葉は、"GNU is not Unix"の再帰的頭字語である。このプロジェクトにより、プログラマが自由ソフトウェアを取引し、改善することが可能となった。公式な命名の引用は、2000年11月11日に小惑星センター(M.P.C. 41571)から公表された。