BAYSIDE Jenny

BAYSIDE Jenny
ベイサイドジェニー
ベイサイドジェニーの玄関
情報
通称 ベイサイドジェニー
正式名称 BAYSIDE Jenny
完成 1990年7月20日
開館 2006年3月31日
収容人員 1800~2000人
客席数 1階フロアは基本スタンディングだがイベントによってはテーブル席が設置される。2階にはラウンジ及びVIPスペース有。
設備 湾岸倉庫を改築した高天井の二階建大型建造物。
用途 クラブ・ライブハウス、イベント、レイヴ
運営 吉本興業株式会社
所在地 〒502-0022
大阪府大阪市港区海岸通1-1-10天保山ハーバービレッジ内
位置 北緯34度39分23.64秒 東経135度25分50.65秒 / 北緯34.6565667度 東経135.4307361度 / 34.6565667; 135.4307361 (BAYSIDE Jenny)座標: 北緯34度39分23.64秒 東経135度25分50.65秒 / 北緯34.6565667度 東経135.4307361度 / 34.6565667; 135.4307361 (BAYSIDE Jenny)
アクセス 大阪メトロ中央線「大阪港駅(海遊館前)」1番出口より徒歩約5分
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BAYSIDE Jenny(ベイサイドジェニー)は、1990年7月20日、大阪市港区海岸通1丁目1-10天保山ハーバービレッジ内にオープンした中・大型のクラブ・ライブハウスであり、国内外問わず大物ミュージシャンからインディーズバンドまで幅広いライブ・クラブイベントが開催され、2006年3月31日に閉館となるまで関西の音楽シーンを牽引した。

概要

1980年代後半、吉本興業が音楽事業に参入、1987年11月2日に大阪市中央区難波千日前の吉本会館B1にディスコ『DESSE JENNY』をオープン。しかし1990年代に入るとディスコ文化は衰退の兆候を見せ、より細分化された音楽ジャンルに特化したイベントが開催される小~中規模のクラブ・ライブハウスが台頭し始めた。そのトレンドを汲み吉本興業は音楽ジャンルを問わないクラブ・ライブハウスとして、1990年7月20日に大阪市港区の天保山ハーバービレッジ内にBAYSIDE Jennyをオープンした。その経緯は『吉本興業ヒストリー』として同社の公式サイトに記載されている。

また当時のチケットの画像に見られるよう正式なローマ字表記は【BAYSIDE Jenny】であり、チケットには「吉本興業株式会社」と明記されており、同社が開設だけではなくその後も運営にも携わっていたことが窺える。

2000年代に入り吉本興業が音楽事業からの撤退を表明、2006年3月31日に閉館することとなった。

なお、BAYSIDE Jennyの場所を「南港」(大阪市住之江区のベイサイドエリア)だったとする回想が公式の音楽雑誌を含め音楽ファン達においても相当数見受けられるが、BAYSIDE Jennyは「南港」とは大阪湾を挟んだ向かい側のベイサドエリアである「築港」(大阪市港区)付近にあったクラブ・ライブハウスであり、南港ではなく北港(大阪市此花区)寄りの立地である。

施設

湾岸の大型倉庫を改築したクラブ・ライブハウスで、高天井(約10m相当)の2階建建造物であり、1990年代の大阪のクラブ・ライブハウスでは最大規模のキャパシティであった。一部では1200人規模との回想があるが、当時、世界的な評価を得つつあったオアシス(Oasis)が当会場を抑えたよう、1階メイン+2階立ち見エリアで超満員時には約2000人規模まで収容可能であった。

1階のオープンスペースにはBARがあり、アルコール類やソフトドリンクが提供され、また基本オールスタンディングの会場ではあるがイベントによってはテーブル席が用意されていたことが当時の写真から窺える。2階に上がるための螺旋階段はBAYSIDE Jennyの代名詞となっており、2階にはソファや椅子が並ぶラウンジスペース、またイベントによってはVIP席となっていた。高天井という悪条件であったが、優れたサウンド・システムが導入されており、とりわけ重低音を重視するレゲエ、ダブ、スカ、ヒップホップ、テクノ等のアーティスト達が頻繁にイベントを開催し高評価を得ていた。

主な出演アーティスト

ライブとしては、当時集客動員数でギネス世界記録入りを果たしたオアシス、初来日時のエイフェックス・ツインのライブなどはファンの間で伝説化しており、エイフェックス・ツインは1997年1月30日開催のBAYSIDE Jennyでのライブを「生涯で二番目に良かった」と発言している 。

また地元大阪のS.O.Bのボーカル・リーダーであったTOTTSUAN(1995年死去)の追悼イベントや、同じく大阪出身で世界的な評価を得ていたOUTO、ボアダムス、少年ナイフも都度ライブを行い、大阪以外ではBRAHMAN、Hi-STANDARDなどが、BAYSIDE Jennyで複数回ライブを行っており、幅広いアーティストのイベントをブッキングするクラブ・ライブハウスであった。

主な海外出演アーティスト

主な国内出演アーティスト

特に1990年代はテクノ、レゲエ、ヒップホップあたりのアンダーグランドなイベントが頻繁に行われており、年代的にそれらは記録として残っていない場合が多いことに留意。

脚注

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出典

  1. ↑ “BAYSIDE Jennyのアクセス、コンサートスケジュール”. 2026年4月11日閲覧。
  2. ↑ “BAYSIDE Jenny(ベイサイドジェニー)のイベント・ライブ会場情報 Eventernote イベンターノート”. 2026年4月11日閲覧。
  3. ↑ “大阪 ベイサイドジェニー コレクション”. 2026年4月11日閲覧。
  4. ↑ “BAYSIDE Jenny - 天保山 (その他)の口コミやアクセス情報|aumo[アウモ]”. 2026年4月11日閲覧。
  5. ↑ “吉本興業ヒストリー|吉本興業株式会社”. 2026年4月11日閲覧。
  6. ↑ “当時発売されていたBayside Jennyでのライブのチケット”. 2026年4月11日閲覧。
  7. ↑ “大阪 DESSE JENNY (デッセジェニー)吉本が運営していたディスコ コレクション”. 2026年4月11日閲覧。
  8. ↑ “ディスコ昔話: Desse Jenny”. 2026年4月11日閲覧。
  9. ↑ “涙の緊急レポート〈ベイサイドジェニー〉最期の夜(from OSAKA) - TOWER RECORDS ONLINE”. 2026年4月11日閲覧。
  10. ↑ “Baysaide 最後のイベント!! 2006年3月31日 大阪府”. 2026年4月11日閲覧。
  11. ↑ “Bayside Jenny”. 2026年4月11日閲覧。
  12. ↑ “Yellow Jamaican: BAYSIDE Jenny、2006年3月末で閉館”. 2026年4月11日閲覧。
  13. ↑ “ベイサイドジェニー”. 2026年4月11日閲覧。
  14. ↑ “autechre at Bayside Jenny (Osaka) – 石黒亮ウェブログ”. 2026年4月11日閲覧。
  15. ↑ “伝説となった大阪南港にあった「ベイサイドジェニー」の息吹が蘇る”. 2026年4月11日閲覧。
  16. ↑ “MIGHTY CROWN FLASH BACK SERIES #5 未公開映像!90年代の日本における伝説のサウンドクラッシュ“頂点” in 大阪 Bayside Jenny”. 2026年4月11日閲覧。
  17. ↑ “Aphex Twin -JAN 30 1997Aphex Twin at Bayside Jenny, Osaka, Japan. Live.PA 初来日”. 2026年4月11日閲覧。
  18. ↑ “SOUND OF SPEED/SONYMUSIC主催BAYSIDEJennyでのテクノイベント”. 2026年4月11日閲覧。
  19. ↑ “天保山にあったベイサイドジェニー:日本語ラップアーカイブス”. 2026年4月11日閲覧。
  20. ↑ “2004年12月29日ベイサイドジェニーにて行われたレゲエイベント【BAYSIDE BREAK 2004】|Instagram”. 2026年4月11日閲覧。
  21. ↑ “天保山にあったベイサイドジェニー:日本語ラップアーカイブス”. 2026年4月11日閲覧。
  22. ↑ “フライヤー紹介: 石野卓球アーカイブ”. 2026年4月11日閲覧。
  23. ↑ 太田出版 (1997年4月25日). “『Quick Japan.vol.13』(太田出版ISBN4-87233-329-2)|表紙、背表紙、Liveカラー写真、山塚アイとの対談ページのPDF” (PDF). 2026年4月8日閲覧。
  24. ↑ “1997年1月30日、Aphex Twin (リチャード・D・ジェイムス)のLive.PAとしての初来日ツアーの初日、大阪ベイサイドジェニー でのライブのレビュー”. 2026年4月11日閲覧。
  25. ↑ “ベイサイドジェニーで開催されたS.O.BのボーカルTOTTSUANの追悼イベントの貴重なフライヤー”. 2026年4月11日閲覧。
  26. ↑ “ショインシャイオン - 日々セッション|ボアダムスのライブ回想”. 2026年4月11日閲覧。
  27. ↑ “SET YOU FREE TOUR 200@0天保山BAYSIDE JENNY”. 2026年4月11日閲覧。
  28. ↑ “SxOxB(ボーカル)追悼ライブの頃ー令和元年9月13日(金) - Book Zazen”. 2026年4月11日閲覧。
  29. ↑ “セットリスト記録サイト「setlist.fm」に現存しているベイサイドジェニーでの最古のライブ記録”. 2026年4月11日閲覧。
  30. ↑ “セットリスト記録サイト「concertarchive」に現存しているベイサイドジェニーでのLiveのarchive”. 2026年4月11日閲覧。
  31. ↑ “セットリスト記録サイトだがユーザー登録型ではなく管理人がエビデンスを確認してから登録するするサイト「Guestpectacular」:セットリスト系サイトではエビデンス力は最も高い”. 2026年4月11日閲覧。

外部リンク