| スバル・BRZ | |
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2代目(ZD8型) S | |
| 概要 | |
| 製造国 |
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| 販売期間 | 2012年 - |
| ボディ | |
| ボディタイプ | 2ドアクーペ |
| エンジン位置 | フロント |
| 駆動方式 | 後輪駆動 |
| その他 | |
| 姉妹車 | トヨタ・86/GR86 |
BRZ(ビーアールゼット)は、SUBARU(旧・富士重工業)がトヨタ自動車と共同開発したスポーツカー。トヨタ・86(現・GR86)とは姉妹車の関係にある。
スバルの量産車としては初めてFRレイアウトを採用した車種であり、スバルにおけるクーペ専用車種としてもアルシオーネSVX以来となった。
| スバル・BRZ(初代) ZC6型 | |
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2016年7月改良型 | |
| 概要 | |
| 製造国 |
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| 販売期間 |
2012年3月28日 - 2020年11月30日 (発表:2012年2月3日) (生産終了:2020年8月7日) |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 4名 |
| ボディタイプ | 2ドアノッチバッククーペ |
| エンジン位置 | フロント |
| 駆動方式 | 後輪駆動 |
| パワートレイン | |
| エンジン |
FA20型: 1,998 cc 水平対向4気筒 直噴DOHC |
| 最高出力 |
6MT車: 147 kW (200 PS) @ 7,000 rpm (2012年2月-2016年7月) 152 kW (207 PS)@ 7,000 rpm (2016年7月-) 6AT車: 147 kW (200 PS) @ 7,000 rpm (2012年2月-) |
| 最大トルク |
6MT車: 205 N・m (20.9 kgf・m) @ 6,400-6,600 rpm (2012年2月-2016年7月) 212 N・m (21.6 kgf・m) @ 6,400-6,800 rpm (2016年7月-) 6AT車: 205 N・m (20.9 kgf・m) @ 6,400-6,600 rpm (2012年2月-) |
| 変速機 |
6速MT 6速AT(E-6AT マニュアルモード付) |
| サスペンション | |
| 前 | ストラット式独立懸架 |
| 後 | ダブルウィッシュボーン式独立懸架 |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,570 mm |
| 全長 | 4,240 mm |
| 全幅 | 1,775 mm |
| 全高 |
1,300 mm (2012年2月-2014年4月) 1,320 mm (2014年4月-) 1,295 mm(RA Racing) (2013年1月-2014年4月) 1,315 mm(RA Racing) (2014年4月-2018年3月) 1,290 mm (tS STI 2013) 1,310 mm (tS STI 2015) |
| 車両重量 |
1,190 - 1,250 kg (2012年2月-2015年2月) 1,210 - 1,250 kg (2015年2月-2016年7月) 1,220 - 1,260 kg (2016年7月-2016年10月) 1,220 - 1,270 kg (2016年10月-) |
| その他 | |
| ブレーキ |
前:ベンチレーテッドディスク 後:ベンチレーテッドディスク |
| 姉妹車 | トヨタ・86 |
2012年3月28日発売。小型・軽量・低重心を狙って開発されたモデルで、車名のBはボクサーエンジン (Boxer Engine)、Rは後輪駆動 (Rear wheel drive)、Zは究極 (Zenith) を意味している。
エンジンは富士重工(当時)が開発したFB20型をベースに、トヨタの直噴・ポート噴射併用技術である「D-4S」を組み合わせた新開発のFA20型。証としてインテークマニホールド上面のカバーには「TOYOTA D-4S」と「BOXER SUBARU」が併記されている。高回転出力型を目指したためFB20型と比べてストロークが短縮された結果、ボアxストロークは奇しくも86x86mmとなった。
共同開発車であるトヨタ・86と仕様上の大きな違いはないが、ヘッドランプ・フロントバンパー・フェンダー部のエンブレムや内装デザインなどが異なる。開発技術は両社から持ち寄られており、開発費も両社で折半されている。一般的に車両コンセプトやパッケージングなどの企画策定と全体デザインはトヨタが、設計と確認作業は富士重工が担当したとされるが、基本的には両社技術者陣の合議の元に開発が進められた。
スバルの多くの車種に搭載されている運転支援システム「EyeSight」は、トヨタでは「Toyota Safety Sense」と言う該当する装置はあるが、車両検知システムの違いにより全グレードで搭載されていない。
アメリカ市場におけるSUBARU BRZの販売台数は、2012年5月の販売開始から2013年4月末までの1年間で6,744台である。
日本市場における生産台数は2万2666台。
| スバル・BRZ(2代目) ZD8型 | |
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Sグレード | |
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インテリア | |
| 概要 | |
| 製造国 |
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| 販売期間 |
2021年7月29日 - (日本仕様) |
| ボディ | |
| 乗車定員 | 4名 |
| ボディタイプ | 2ドアノッチバッククーペ |
| エンジン位置 | フロント |
| 駆動方式 | 後輪駆動 |
| パワートレイン | |
| エンジン |
FA24型: 2.4 L 水平対向4気筒 DOHC デュアルAVCS |
| 最高出力 | 173 kW (235 PS) @ 7,000 rpm |
| 最大トルク |
250 N・m (25.5 kgf・m) @ 3,700 rpm |
| 変速機 |
6速MT 6速AT(E-6AT マニュアルモード付) |
| サスペンション | |
| 前 | ストラット式独立懸架 |
| 後 | ダブルウィッシュボーン式独立懸架 |
| 車両寸法 | |
| ホイールベース | 2,575 mm |
| 全長 | 4,265 mm |
| 全幅 | 1,775 mm |
| 全高 | 1,310 mm |
| 車両重量 | 1,260 - 1,290 kg |
| その他 | |
| 姉妹車 | トヨタ・GR86 |
2代目は2020年11月18日に公開された。車両重量は旧型より20 kg増加し、全長も30 mm拡大された。一方で全高は10 mm低くなった。
エンジンは先代のFA20型に代わり、新たにFA24型を搭載する。排気量を2.4Lに拡大することで、先代の課題であった中回転域の「トルクの谷」の改善が図られた。スペックは最高出力で24 ps、最大トルクで38 N·m向上した。
フェンダーには新たにエアインテークが取り付けられ、空気抵抗の軽減が図られている。リアのライセンスプレートの位置が初代のトランクリッド上からバンパー上に変更され、インテリアでは、メーターがアナログメーターから液晶パネルに変更された。中央には8インチのタッチスクリーンが取り付けられ、Android AutoやApple CarPlayに対応する。
初代では搭載されていなかった運転支援システム「EyeSight」が搭載されるほか、ステレオカメラが前方を検知し、状況に応じてハイビームとロービームを自動で切り替えするハイビームアシストも装備される。
グレードは初代のグレード名が踏襲されるものの、以下の2グレードに再編。2022年2月に「Cup Car Basic」が追加された。「R」・「S」・「STI Sport」は6速MT・6速ATの選択が可能。「Cup Car Basic」は6速MTのみである。
エンジンなどの車における基本部分は共通である。
まず、販売期間が異なる。初代86は2012年4月6日に販売が開始され、2021年10月27日に販売を終了したのに対し、初代BRZは販売期間が2012年3月28日から2020年11月30日までとなる。
フロントグリルやフォグランプの形状が異なるほか、内装、オプションにも一部違いがある(詳しくは後述)。車体のカラーリングはスバルブルーとして有名なWRブルー・マイカとラピスブルー・パールがBRZのみに設定される。86にはBRZに非設定のオレンジメタリック、アズライトブルー、ソリッドグレー、ブライトブルーが設定される。
乗り味にも違いがあり、86がリアを滑らせて楽しませる(=ドリフト)志向であるのに対し、BRZはグリップを重視した安定志向のセッティングであると評されることが多い。しかし、これらの論調に対し86のCEである多田は、「86とBRZではドライバーへのインフォメーション(情報)やフィーリング(感覚)のわずかな違いを演出しただけであり、リアのスタビリティ(安定性)の高さは両車同じである」と説明している。なお、2012年4月販売型を試乗したトップ・ギアのジェレミー・クラークソンとスティグは、86とBRZの乗り味の違いは全く分からなかったとしている。
モータースポーツベースグレードにおける両者の違いとしては、BRZはメーカーオプションでエアコン類の設定がある。全グレードにおいてHIDヘッドランプが標準装備である。タコメーター内のデジタルスピードメーターは全グレードにおいて標準装備である(86ではGTおよびGT Limitedのみ標準装備)。
初代と同様に、販売開始予定日が異なる。86は2021年10月28日にフルモデルチェンジを実施し、同時に車名をGR86に改称したのに対し、BRZは同年7月29日に先行フルモデルチェンジを実施した。
フロントグリル、フォグランプ、ヘッドランプ内のポジショニングランプの形状が異なるほか、内装、オプションに一部違いがある。
BRZではフロントハウジングがアルミ製であり、鋳鉄製に比べてバネ下重量を片側1.5kg低減させている(GR86は鋳鉄製)。BRZのリアスタビライザーがリアサポートサブフレームを介してボディに直に取り付けられているのに対して、GR86のリアスタビライザーはサスペンションメンバーに取り付けられている。 そのため両者間で共有することはできない。
初代がEJ20エンジンを採用し、2012年からSUPER GT GT300クラスに参戦。鈴鹿1000kmの2勝を含め4勝、2013年にはランキング最高4位の成績を収めている。タイヤは2014年までミシュラン、2015年からダンロップとなった。ドライバーは2015年から2024年現在まで山内英輝/井口卓人のコンビで継続している。

2021年にはベース車両を2代目に変更。同年、SUBARUとしては改称前のJGTC(全日本GT選手権)時代まで通じて初となる、悲願のシリーズチャンピオンを獲得した。なお4気筒車両がGT300チャンピオンとなったのも、SUPER GT時代では初の快挙であった。
2026年1月9日、東京オートサロンのプレスカンファレンスにて、2012年から使用してきたEJ20に代わり、1990年代に生産されていたスバル・アルシオーネSVXに搭載されていた3.3 L水平対向6気筒のEG33をベースとした、3 L仕様のツインターボエンジンをBRZに搭載し、SUPER GT GT300クラスに引き続き参戦することが発表された。
2013年から86およびBRZによって争われるワンメイクレースとして「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup(2021年度以前はGAZOO Racing 86/BRZ Race)」が開催されている。86に比べてBRZの台数は極めて少ないが、2016年6月のクラブマンシリーズで手塚祐弥、同年10月にはプロフェッショナルシリーズで井口卓人が初優勝を収めている。2代目ベースになった2023年、シリーズ創設11年目にして井口がSUBARU初のシリーズチャンピオンとなった。

全日本ラリー選手権においては2018年まではJN5クラス、2019~2025年はJN3クラス、2026年はJN4クラスにて参戦しているほか、2026年からはJN1クラスにおいてこれまで参戦していた2代目WRX S4に代わり2代目ベースの「Boxer Rally spec.Z」が第3戦より参戦することとなっている。