CONNETTA

『CONNETTA』
鈴木亜美 の スタジオ・アルバム
リリース
録音 2005年 - 2007年
ジャンル J-POP
時間
レーベル avex trax
プロデュース Max Matsuura
チャート最高順位
鈴木亜美 アルバム 年表
AMIx WORLD
(2006年)
CONNETTA
(2007年)
DOLCE
(2008年)
『Fantastic』収録のシングル
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『CONNETTA』(コネッタ)は、日本の歌手、鈴木亜美のエイベックス移籍後2枚目のオリジナルアルバム。2007年3月21日にavex traxよりリリースされた。

背景

2006年の映画『虹の女神 Rainbow Song』出演などを経て活動の幅を広げた鈴木が、2007年の幕開けとして「様々なアーティストの特色に身を委ね、新境地を開拓する」というコンセプトのもと制作された。2006年に発売されたすべてのシングル、3週連続リリース"join"プロジェクトからのシングルが収録されている。なお、シングル「Fantastic」に収録された「スローモーション」は本作には収録されていない。

「join」プロジェクトは、鈴木亜美が従来のシングルリリースに疑問を抱いたことがきっかけで生まれた。これまで「流れ作業のようになっている」と感じ、先行シングル「Alright!」「Like a Love?」で語っていたつながりのあるストーリーの完結を一旦停止。自身の本心を反映しない結末を書くことに抵抗を覚えた時期に女優業が再起動され、映画撮影を通じて「別人」を演じる刺激を受けた。これをきっかけに「鈴木亜美」から少し離れた表現を求め、ディレクターらとの話し合いの中で「join」というコンセプトが生まれた。鈴木自身は他アーティストのスタイルに染まることを望み、「別のものになりきる」ことを自ら決断した。

アルバムの音楽性について、鈴木は「これまでの自分を捨てて新しい世界に入り込んだことで、これだけの振り幅ができた」と語っており、本作を非常に幅広いジャンルが共存する作品であると説明している。楽曲ごとに歌唱法や声の出し方を大胆に使い分けている点についても、固定された「本来の自分」に拘泥せず、何にでも変幻自在に染まることができる自身の性格を投影したものであると本人は述べている。制作では参加アーティストのスタイルを積極的に模倣・尊重する姿勢が貫かれた。例えば、SCOOBIE DOとの「Dancin' Little Woman」ではボーカルのコヤマシュウの歌い方をそのまま真似て歌い、自身の中にあったファンクの嗜好に気づくきっかけとなったり、つじあやのとの「愛してるきっと」では、つじの柔らかい声を意識して肩の力の抜けた可愛らしい表現を目指したり、NORTHERN BRIGHTとの「EVERYTHING TO ME」では、男性視点の歌詞を書くにあたりバンドメンバーと相談しながら「NORTHERN BRIGHTの雰囲気を壊したくない」と慎重に制作を進めた。

アルバムタイトルの「CONNETTA」について、鈴木はBuffalo Daughterのムーグ山本が考案したものであると明かしている。プロジェクトのキーワードである「join」に近い言葉として当初は「CONNECT」が提案されたが、鈴木がより「柔らかく、可愛らしい響き」を求めた結果、イタリア語で「接続する」を意味する『CONNETTA』が採用されたという。

リリース

前作『AROUND THE WORLD』以来1年半ぶりとなるオリジナルアルバム。「CD+AタイプDVD」、「CD+BタイプDVD」、「CDのみ」の3形態で発売。AとBタイプDVDには、シングルTVスポット映像、アルバムレコーディング風景を収録。スペシャルコンテンツとして、AタイプDVDにはオリジナルショートムービー「join」、BタイプDVDには2007年2月8日にDUO MUSIC EXCHANGEで行われたライブ「COUNTDOWN BIRTHDAY LIVE "Happy 25th anniversary"」のダイジェスト映像が収録された。

批評

CDジャーナルは、「芸風異なる個性派たちとの実験的共演を収めた意欲的企画作。精一杯黒っぽく歌うさまが可愛らしい4曲目、大人びた5曲目、ファンクでポスト・ロックな9曲目、自然体で歌う12曲目などなど、共演者の芸風に積極的に染め上げられた彼女が、新生面を立て続けに表出させるのが魅力的。企画大成功。」と批評した。

収録曲について

DISC1(CD)

アルバムには他のアーティストとコラボした曲のクレジットが「鈴木亜美 joins〜」名義で表記。

#タイトル作詞作曲鈴木亜美 joins時間
1.「青空とWater」カジヒデキカジヒデキカジヒデキ
2.「Alright!」鈴木亜美渡辺和紀HΛL
3.「Peaceお届け!!♡」鈴木亜美・THC!!THC!!THC!!
4.「Dancin' Little Woman」松木泰二郎松木泰二郎SCOOBIE DO
5.「ハレもよう。」鈴木亜美ムラマツテツヤキハラ龍太郎
6.「To be Free」鈴木亜美原一博HΛL
7.「スコールにぬれて」鈴木亜美吉川慶上田ケンジ
8.「EVERYTHING TO me」鈴木亜美新井仁NORTHERN BRIGHT
9.「O.K. Funky God」鈴木亜美・Buffalo DaughterBuffalo DaughterBuffalo Daughter
10.「Fantastic」鈴木亜美y@suo ohtani原田憲
11.「Crystal」鈴木亜美菊池一仁菊池一仁
12.「それもきっとしあわせ」堀込高樹堀込泰行キリンジ
13.「Like a Love?」鈴木亜美愛大塚愛
14.「愛してる きっと」鈴木亜美・つじあやのつじあやのつじあやの

DISC2(AパターンDVD)

  1. Original Short Drama「join」
  2. Making Movie「BEHIND THE SCENES」
    コラボレーションアーティストとのアルバムレコーディング風景が収録されている。
  3. 「SINGLE TV-SPOT Collection」

DISC2(BパターンDVD)

  1. Birthday Live 「happy 25th anniversary」@SHIBUYA duo music exchange
    2007年2月8日バースデイライブにて披露された曲「Like a Love?」(アコースティックバージョン)「ねがいごと」「Alright!」「Delightful」映像に収録。
  2. Making Movie「BEHIND THE SCENES」(パターンAと同内容)
  3. 「SINGLE TV-SPOT Collection」(パターンAと同内容)

参加ミュージシャン

CDに付属しているブックレットより。

オリジナルショートム—ビー「join」

AパターンDVDのみに収録された、約30分のオリジナルショートムービー(Original Short Drama)である。 先行シングル「O. K. Funky God」「Peaceお届け!!♡」「それもきっとしあわせ」のc/wに収録されていたナレーション・ドラマの、空白の1日の様子が描かれている。(このオリジナルショートムービーの後日談が「それもきっとしあわせ」のナレーションドラマとなっている)脚本・監督は白石和彌が担当。(初監督作品である) なお、シングル「それもきっとしあわせ」のビデオクリップはこのオリジナルショートムービーのダイジェスト映像という形になっている。(DVD『join clips』(2008年2月6日)に収録)

あらすじ

美大生の主人公・亜美は思うように絵が描けずに悩んでいた。 そんなある日、美大の同級生こーじに、先輩が描いている壁画を手伝いに来てくれと誘われる。 そこでの出会いをきっかけに亜美の心は微妙に変化していくのだった・・・

登場人物

〈特別出演〉

スタッフ

脚注

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注釈

  1. ↑ 通算では5枚目のオリジナルアルバム。

出典

  1. ↑ “CONNETTA | 鈴木亜美”. オリコンニュース. オリコン. 2026年5月2日閲覧。
  2. ↑ “鈴木亜美 豪華アーティストと“join”!!”. avex network. エイベックス (2007年1月22日). 2009年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月4日閲覧。
  3. 1 2 “鈴木亜美 NEW JOINアルバム『CONNETTA』のリリース情報をアップ”. avex network. エイベックス (2007年3月9日). 2007年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月4日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 6 平賀哲雄 (2007年3月21日). “鈴木亜美『CONNETTA』インタビュー”. hotexpress. 2010年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年4月23日閲覧。
  5. ↑ “鈴木亜美 / CONNETTA”. CDジャーナル. 2026年5月2日閲覧。
  6. ↑ 鈴木亜美 (2007). CONNETTA (CD). 日本: エイベックス. AVCD-23255.

外部リンク