Google ChromeOS Flex(グーグル・クロームオーエス・フレックス)は、Googleが提供している、WindowsなどのChromeOSがプレインストールされていないパソコンを対象にした、ChromeOSをベースにしたオペレーティングシステム (OS) である。
ChromeOS Flexは、ウェブの閲覧とウェブアプリケーションの動作に適したOSとして、x86-64のCPUを採用したパソコンへ搭載されるOSとしての利用を想定している。画面サイズはノートパソコンを中心としながらも、5インチのタブレットから60インチのディスプレイまで対応できるよう様々なユーザーインターフェースが用意されている。
Googleが提供するもう一つのOSであるAndroidは主にスマートフォンなどの小さい携帯端末に向けたものだが、ネットブックに応用する動きもある。一方、ChromeOS Flexは、ネットブックより性能の高いフルサイズのデスクトップパソコンにも最初から対応している。
ChromeOS Flexはオープンソースライセンスに基づいて提供されている。上記のようにLinuxとGoogle Chrome、および同社が開発した独自のウィンドウシステムが用いられている。
ChromeOS Flexの特性として、すでにOSの更新・サポートが終了している古いパソコン(WindowsやIntel Macなど)でもインストールができるため、ChromeOSが標準装備されている純正パソコン並みの操作性に優れている。ただし、Google Play(アプリストア)やAndroidアプリ、仮想マシンなどのサポートができないこと、一部のハードウェアが動作しないことなど、通常のChromebookとは異なる操作になるものもある反面、従来のハードディスクドライブ方式等の低スペックのパソコンにも対応している点もある。
このChromeOS Flexを利用した中古パソコンの販売を行っている業者も存在する。
インストール方法には以下の2通りがある。
ChromeOS Flexの前身はNeverwareが提供していたChromium OSで構築した「CloudReady(クラウド・レディー)」というOSで、古いパソコンなどをChromebook並みの操作性で利用できるようになっており、主に業務用(企業・団体・学校などの教育機関など)向けに利用されていた。2020年12月にGoogleはNeverwareを買収した。