カウンターストライク (2000年のゲーム)

カウンターストライク
Counter-Strike
ジャンル
対応機種
開発元 Valve
発売元
  • Valve
デザイナー
プログラマー ミン・リー
シリーズ カウンターストライクシリーズ
発売日 Windows:2000年11月9日
ゲームエンジン GoldSrc
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『カウンターストライク』(英:Counter-Strike, 略称:CS)はValve Softwareから発売されている対テロ特殊部隊とテロリストとの戦いをテーマにした対戦FPSである。プレイヤーはマップごとに決められた目的を遂行する。 

概要

『ハーフライフ』のMOD(アドオンゲーム)として1999年6月にβ1がリリース、2000年に正式版の1.0がリリースされ、スタンドアロン版(単体のパッケージ版)がSierraから(日本ではサイバーフロントから)発売された。現在の最新バージョンは1.6(『CS1.6』)である。Steam経由のアップデートによりマイナーバージョンアップを繰り返しているため、バージョンは同じでも、初期の物と現在の物では相当な違いが存在する。

『CS1.6』は世界でもっとも多く遊ばれているオンラインゲームのひとつである 。その人気から、過去のCPLやWCGなど世界規模のゲーム大会で競技種目に選ばれてきた。大会で使用されるFPSとしては珍しいチーム戦である。オンラインゲームのサーバーは比較的手軽に設置・運営ができるため、個人やクランによってサーバーが運営されている。

2004年にはグラフィックのリファインや対戦用BOTの組み込み、シングルプレイヤーモードなどを追加した『カウンターストライク コンディションゼロ』(Counter-Strike: Condition Zero、略称CS:CZ)が発売された。

同年末にはSource Engine(ソースエンジン)を用いて『CS1.6』をリメイクした『カウンターストライク ソース』(Counter-Strike: Source、略称CS:S)が発売された。2012年には、再び最新のソースエンジンを用いてリメイクした『カウンターストライク グローバルオフェンシブ』(Counter-Strike: Global Offensive、略称CS:GO)が発売された。よりカジュアルなゲームモードの追加、SteamWorkshopへの対応などさまざまな新機能が盛り込まれた。

主にValve SoftwareからSteamでの販売が行われているほか、一部はリテール版も存在する。バンドルパッケージとして『CS1.6』、『CS:CZ』がセットの『カウンターストライク1アンソロジー』(Counter-Strike 1 Anthology)パックや『CS1.6』、『CS:CZ』、『CS:S』、『CS:GO』がセットの『Counter-Strike Complete』パックがある。

派生版として、2003年にマイクロソフトから発売されたXbox版(日本では2004年にCERO 18歳以上対象として発売)や、アーケード版の『カウンターストライク ネオ』(Counter-Strike NEO)、Valve SoftwareとNEXONが共同開発した基本プレイ無料の『カウンターストライク オンライン』(Counter-Strike Online、略称CSO)などがある。


2023年にはSource Engine2(ソースエンジン2)を用い『CS:GO』の大規模アップデート版である『カウンターストライク2』(Counter-Strike2 略称CS2)が発表された。CS2は史上最大の技術的アップデートとうたわれ、グラフィックの向上、スモークグレネードの改良などが行われた。また新たなレーティング制度のPremiereが開始された。

同年2023年9月28日、運営元のValveによりCS:GOの大型アップデートが行われた。その結果、今までの様にValve提供の公式サーバーでCS:GOが遊べなくなりCS:GOプレイヤーは全員 Counter-Strike 2に移行する形となったが、CS:GOを起動する事は今現在も可能である。

遊び方

プレイヤーはカウンターテロリスト(特殊部隊)かテロリスト、どちらかのチームを選ぶ。サーバー設定によっては自動的にどちらかの陣営に入ることもある。次に好きなスキン(プレイヤーキャラクターの外見)を選択する。ゲームが始まると所持金が与えられ、武器・弾薬・防具を購入できる。マップごとに決められた目的を敵側より先に遂行するか、敵を全員を倒せば勝利になる。

カウンターテロリスト側は、全て実在の特殊部隊(米海軍のSEALS、イギリス軍のSAS、ドイツ連邦警察局のGSG-9、フランス軍のGIGN)がモデルであり、テロリスト側のキャラクターは全て架空のものである。また、後述のCSNEOでは、全て架空の勢力の戦闘服で両勢力それぞれ男女別のものが用意されている。

前作のCS:S同様、自作のカスタムスキンを導入することもでき、コミュニティーサーバーなどではよく目にすることがある。だが、角が生えている、やたらとピカピカしている(いわゆるスポーツ系FPSで言うブライトスキン)などを導入すると、VAC(Valve Anti-Cheat、不正検出プログラム)によってアカウントを停止させられるので注意が必要である。これは対戦において競技性、公平性を重視しているためである。

主なマップの種類

爆弾解除マップ(de_)

人質救出マップ(cs_)

VIP警護マップ(as_)

エリア脱出マップ(es_)(現在は廃止されている)

その他

カスタムマップとして武器と障害物だけ設置され、自身の反射神経や敵を狙う速度を鍛えることに特化した小規模のAIMマップ(aim_)、チームデスマッチ向けでボム設置ポイントの無い非常に簡素なFYマップ(fy_)。その他サーバープラグインによってリスポーン可能になるデスマッチ専用のデスマッチマップ(dm_)や所謂ゾンビが出現するMOD専用として制作されたゾンビマップ(zm_)、『バトルフィールド』のような陣地取りになるMOD専用のコンクエストマップ(cq_)、滑るように移動して目的地を目指すサーフ(surf_)など、さまざまなゲームモードに特化したマップが有志によって製作されている。

大会での設定

現在WCGで採用されていたルールと、CGSが新たに作り出したルールの2種類で大会は行われている。どちらも5対5で行われる。チーム戦で行われるため、ボイスチャットを駆使した連係プレーも見所の一つとなっている。なおNEOのクラン戦は4対4、スタートマネー$25,000、所持金増加無し(つまり6ラウンドで$25,000を振り分ける)、3ラウンドハーフ、独自のポイントシステムにより延長戦無しと、まったく違ったルールで行われていたが、2008年のアップデートにて16ラウンド制武器持ち越しあり所持金増加ありの、WCGルールへと変更された。

ゲーム内用語

普通のクラン戦で使われるWCGルールでは、1ラウンド目とサイドチェンジ後の1ラウンド目(15ラウンドでサイドチェンジなので16ラウンド目)の所持金が$800とされており、双方ピストルで戦う事になる。決められたサイドアーム(デフォルト銃 or Desert Eagleが一般的)+防弾ベストor手榴弾のみで戦う事になるため、作戦と腕の差がはっきりと出るラウンドになる。このラウンドを取る事が出来れば、相手に2ラウンドエコ(後述)をほぼ強要させられるため、有利な展開に持ち込める。
連続でラウンドを落とし続けると入手できる金額が上がっていくのを利用し「わざとラウンドを落とすことにより貯金し、後のラウンドで良い武器を買う」ため、武器を買わない、もしくはDesart Eagleなどの安い武器をチーム全員で使うラウンドの事。
最初の1ラウンド目、サイドチェンジ後の1ラウンド目を落としたチームが後でアサルトライフルを買うため、その後の2ラウンドを連続でエコするのは定石とされている。
T側ではC4を設置するだけでボーナス金額が入るため、ラッシュ(後述)を仕掛ける場合も多い。成功すればそのラウンドを取る事が出来るかもしれないし、CTが使っていた武器を入手出来ればさらに貯金額が(相対的に)増える。失敗しても元々落とすラウンドなため、リスクは皆無である。
エコ無しでの全力戦が展開されると予想されていたCGSルールでも、3ラウンドほど連続で落としてしまい、エコラウンドを強制させられるクランも存在した。
C4を設置するため、CT側の防御体制が整う前にボムサイトへ全員全速力で突入する戦術。読まれた場合文字通り皆殺しにされる諸刃の剣。どのタイミングでラッシュするのか、何人かを陽動に回してラッシュしないのかなどの読み合いは醍醐味の一つでもある。クラン戦でないパブリックサーバーでは、ダウン者の待ち時間をなるべく減らすために、この戦術が推奨されている。
ほぼパブリックサーバーのみの戦術だが、CT側が待ち構えずに突っ込んで殺しに行く「CTラッシュ」「逆ラッシュ」を仕掛ける事もある。敵が来なかったルートにラッシュした人は相手の後ろを取りに行くのがマナー。
大部分の武器では動きながら射撃した時の命中精度が著しく悪くなる。それを補正するため、走っている方向と逆の方向に一瞬だけ動き、静止状態にしつつ発砲するテクニック。ゲームルール、リコイルコントロールの次に覚える必要のある技術。
ダメージ計算はリアル系同様に手足<胴体<頭部となっている為、頭を狙う事により相手に(手足・胴体比で3-4倍程度の)大ダメージを与える事が出来る。距離やヘルメットの有無にもよるが、ほとんどの武器で一撃死になる。ヘッドショットで決めた場合には、右上に表示されるフラグリストにもヘッドショット専用のアイコンが表示される。
胴体に当てるだけで一撃ダウンを奪えるAWPでヘッドショットを決める猛者も存在する。別にヘッドショットしたからとボーナスがあるわけではないので、大道芸の1つではある。
スナイプするためにじっとしている行為のこと。CS1.6では壁抜きが容易なため、同じところにキャンプし続けると壁抜きで倒されたりする。1対1で無い限り、CT側のキャンプは問題ないが、T側のキャンプはゲーム展開が遅くなるため、パブリックサーバーでは苦情の対象になりやすい。NEOではもっと徹底していて、NEO側でもキャンプし続けると、相手のレーダーに位置が表示されるというペナルティがある。

動作環境 

その他

ドイツでは2002年に発生した少年による銃乱射事件の原因がこのゲームにあると非難を浴び、翌2003年に公的倫理審査団体Unterhaltungssoftware Selbstkontrolle(USK)が設置される原因となった(当該記事参照)。そしてブラジルではネットゲームカフェでのインストールが禁止された。

脚注

  1. ↑ Inc, Aetas. “「CS:GO」は今日から「Counter-Strike 2」に。マップがオーバーホールされ,独自ゲームエンジンの採用でグラフィックスも大幅に進化”. 4Gamer.net. 2024年2月10日閲覧。
  2. ↑ https://www1.folha.uol.com.br/tec/2008/01/364924-justica-proibe-counter-strike-em-todo-brasil-procon-tenta-recolher-jogos.shtml

関連項目

外部リンク