| Type of RAM | |
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4 GB PC3-12800 ECC DDR3 DIMM | |
| 開発元 | JEDEC |
|---|---|
| タイプ | SDRAM |
| 世代 | 3rd generation |
| 発売日 | 2007年 |
| 規格 |
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| クロックレート | 400–1066 MHz |
| 電圧 | Reference 1.5 V |
| 前世代 | DDR2 SDRAM (2003) |
| 次世代 | DDR4 SDRAM (2014) |

DDR3 SDRAM (Double-Data-Rate3 Synchronous Dynamic Random Access Memory) は半導体集積回路で構成されるDRAMの規格の一種である。
2007年頃からパーソナルコンピュータの主記憶装置などに用いられるようになり、2010年後半まで市場の主流として各種デバイスで用いられた。スマートデバイスなどの組み込み向けとしても、2013年以降の高性能品(ARM Cortex-A15など)に使われるようになった。インテルはNehalemマイクロアーキテクチャ(2008年)から使用している。
DDR3 SDRAMの規格として以下が定義されている。 DDR3 SDRAMのメモリにはチップ規格とモジュール規格の2つの規格が存在している。チップ規格はメモリチップの最大動作周波数を、モジュール規格はメモリモジュールの最大転送速度を示す。 8ビットずつのプリフェッチ(prefetch, CPUがデータを必要とする前に、メモリから先読みして取り出す)機能をそなえ、データ転送最大速度は理論上DDR2 SDRAMの2倍である。
また、動作電源電圧は、DDR SDRAMの2.5V/2.6V、DDR2 SDRAMの1.8Vに対し、DDR3 SDRAMは1.5V、DDR3L SDRAMは1.35V動作となっており、より一層の消費電力の低減、低発熱が実現されている。
2005年に、主にパーソナルコンピュータやサーバのメインメモリ用の規格として策定され、2007年から市場に出回り始めた。DDR3 SDRAMに最初に対応したチップセットは、インテルでは2007年中頃にリリースされた3 Seriesチップセット、AMDでは2009年第1四半期にリリースされたSocket AM3である。インテルの場合、主に Core i シリーズのCPU世代から主流になったメモリ規格である。DDR3-1333×2 (21.3GB/s)や DDR3-1066×3 (25.6GB/s) という組み合わせから始まった。
発売当時はDDR2 SDRAMの値ごなれが進んでおり、それとの価格差が大きかったため、当初DDR3専用だったインテルプラットフォーム用チップセットも、結局DDR2 SDRAMにも対応した。2010年にはIntel Core i7の登場(内蔵のメモリーコントローラがDDR3専用)や、AMDのSocket AM3の登場もあり、DDR3とDDR2の価格差は小さくなった。
2012年には低電圧・低消費電力仕様のLPDDR3が発表され、2013年頃からLPDDR3を内蔵したSoCを搭載したスマートフォンやタブレットコンピュータが市場に出回りはじめている。
後継として、DDR4 SDRAMが予定されており、2015年ごろから市場に出回ると予想され、2017年にはDDR4が市場シェア50%を越え世代交代が進んでいった。
なお、VRAM用のGDDR3と混同されやすいが別の規格であり、互換性はない。
典型的なSDRAMモジュールへのアクセスレイテンシを比較すると、JEDEC準拠のDDR2デバイスはCL=5、5-5-5-15であったが、DDR3標準では、DDR3-1066(CL=7、7-7-7-20)、DDR3-1333(CL=9、9-9-9-24)、DDR3-1600(CL=11、11-11-11-28)である。
DDR3のレイテンシの数値はDDR2より大きい。それはI/Oバスのクロックサイクルがより短いからである。実際の時間間隔はほぼ13 nsと、DDR2のレイテンシと似通っている。新しいプロセスルールで製造されるDDR3はさらに改善が見込まれる。
以前のメモリ世代と同じように、初期のバージョンのリリースの後に、より速いDDR3メモリも利用可能になった。 DDR3-2000メモリは9-9-9-28レイテンシ(9ns)がIntel Core i7が間に合うようリリースされた。 CASレイテンシの9とは1000MHz(DDR3-2000)において9nsであり、CASレイテンシ9の667MHz(DDR3-1333)は13.5nsである。
例:
(CAS / DATA RATE) * 2000 = X ns
(9 / 1333) * 2000 = 13.5 ns
インテルは拡張メモリプロファイル(eXtreme Memory Profile) (XMP) の仕様を2007年3月23日に公式に発表した。これはDDR3 SDRAMにおける伝統的なJEDEC SPD仕様に対して、オーバークロック動作のためのプロファイルを追加する規格である。
| チップ規格 | モジュール規格 | メモリクロック (MHz) |
バスクロック (MHz) |
転送速度 (GB/秒) |
データ転送速度 (サイクル) (MHz) |
データ転送速度 (転送回数) (MT/秒(英語: Transfers per second)) |
モジュールのデータ転送速度 (64ビットデータ=8バイト(B)(1バイト=8ビット)) (MB = B、GB = B) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| DDR3-800 | PC3-6400 | 100 | 400 | 6.400 | 800 | 800 | 800MHz × 8B = 6,400MB/秒 = 6.4GB/秒 |
| DDR3-1066 | PC3-8500 | 133 | 533 | 8.533 | 1,066 | 1,066 | 1,066MHz × 8B ≒ 8,533MB/秒 = 8.533GB/秒 |
| DDR3-1333 | PC3-10600 | 166 | 667 | 10.667 | 1,333 | 1,333 | 1,333MHz × 8B ≒ 10,667MB/秒 = 10.667GB/秒 |
| DDR3-1600 | PC3-12800 | 200 | 800 | 12.800 | 1,600 | 1,600 | 1,600MHz × 8B = 12,800MB/秒 = 12.8GB/秒 |
| DDR3-1866 | PC3-14900 | 233 | 933 | 14.933 | 1,866 | 1,866 | 1,866MHz × 8B ≒ 14,933MB/秒 = 14.933GB/秒 |
| DDR3-2133 | PC3-17000 | 266 | 1066 | 17.067 | 2,133 | 2,133 | 2,133MHz × 8B ≒ 17,067MB/秒 = 17.067GB/秒 |
| DDR3-2400 | PC3-19200 | 300 | 1200 | 19.200 | 2,400 | 2,400 | 2,400MHz × 8B = 19,200MB/秒 = 19.2GB/秒 |
| DDR3-2666 | PC3-21333 | 333 | 1333 | 21.333 | 2,666 | 2,666 | 2,666MHz × 8B ≒ 21,333MB/秒 = 21.333GB/秒 |
注記: 上のリストのうち、DDR3-2133まではJEDECのJESD79-3Dによって標準化された。これら以外のRAMデータレートはJEDECにより標準化されていない。非標準の高速モジュールは、製造元が耐性の高いメモリチップを選別し、電圧を上げたものである。その中で高速なものでは、DDR3-2800がある。
DDR3-xxxの「xxx」はDDRチップ自体のデータ転送レートを表す。それに対してPC3-yyyyの「yyyy」はDIMMモジュールの理論的な帯域幅(しばしば概数として丸められる)を示す。帯域幅は毎秒転送量を8倍して求められる。これは、DDR3メモリモジュールは64データビット幅を持ち、1バイトは8ビットであることから、1回ごとに8バイト転送されるからである。
DDR3にも、DDR2と同様に、帯域幅や容量に加えて、次のようなオプションの規格がある。
通常の DDR3 は 1.5V 駆動
以下にDDR3 SDRAMで用いられる78ボールFBGA (x4/x8) , 96ボールFBGA (x16) パッケージのピンレイアウトの例を示す。RAS#やCAS#など#が記載してあるピンは負論理で動作する。

それぞれのピンの機能について説明する。
2007年に開始されたDDR3であるが、インテルのブレインであるCarlos Weissenbergは2008年8月ロールアウト時の講演で、2009年終わりもしくは2010年初期までDDR2の需要に追いつかないだろうと語った (同じ見通しは市場調査会社DRAMeXchangeが1年早い2007年4月に発表している)。 DDR3の採用の増加は、新しいAMD Phenom IIおよびIntel Core i7プロセッサによる。これらはメモリコントローラーを内蔵しており、前者はDDR3を推奨し、後者は必須である。 2009年1月のIDCではDDR3の販売が2009年のDRAM市場の29%を占め、2011年には72%になるだろうとしている。
2008年サンフランシスコで開催されたIntel Developer Forumで明らかにされた話では、DDR3の上位規格はDDR4であろうとのことであった。現在設計段階であり、2012年にリリースされ、リリースされたときには1.5Vで動作するDDR3に比べ1.2Vもしくはそれ以下で動作するであろう。毎秒20億回のデータ転送が行えるだろうとした。