| 開発元 | Alon Zakai |
|---|---|
| 初版 | 2012年11月11日 |
| 最新版 |
6.0.0
/ 2026年6月5日 |
| リポジトリ | |
| プログラミング 言語 | C, C++, JavaScript |
| 種別 | コンパイラ |
| ライセンス | MITライセンス, イリノイ大学/NCSAオープンソースライセンス |
| 公式サイト |
emscripten |
Emscriptenは、CおよびC++ソースコードを、主にウェブブラウザ上で実行することを目的として、WebAssembly(または、2017年にWebAssemblyが登場するまで当初のターゲットであった、asm.jsとして知られるJavaScriptのサブセット)にコンパイルする、LLVM/Clangベースのコンパイラ。
Emscriptenを利用することで、CまたはC++で書かれたアプリケーションやライブラリを事前コンパイルして、ウェブブラウザ上で効率的に、特に動的にコンパイルされたあるいはインタプリタ実行されたJavaScriptと同等か、より速いスピードで実行することが可能になる。さらに最新のWebAssembly System Interface(WASI)の開発成果物とNode.js、Wasmtime、WasmerなどのWebAssemblyランタイムと組み合わせると、Emscriptenは非Web環境で実行するためのWebAssembly埋め込み用にコンパイルすることもできる。
EmscriptenはC/C++コードベースをWebAssemblyに移植するために広く利用されており、代表例としてUnreal Engine 3、SQLite、MeshLab、Bullet physics、AutoCAD、Qt アプリケーションフレームワークのサブセットがある。Emscriptenを利用してWebAssemblyに移植されたソフトウェアの他の例としては、以下が挙げられる。
Unity、Godot、UnrealゲームエンジンはHTML5にエクスポートする選択肢を提供しており、これにはEmscriptenが利用されている。
openFrameworksはEmscriptenを利用してネイティブC++アプリケーションをHTML5にエクスポートできる。emscripten-qtはQtアプリケーションフレームワークを使用して書かれたアプリケーションをWebAssemblyにコンパイルすることを可能にする。
2014年12月にインターネットアーカイブは、多数のアーカイブされたMS-DOSプログラムとPCプログラムへのブラウザ上でのアクセスを提供するため、EmscriptenでコンパイルされたDOSBoxエミュレータをリリースした。