この項目には暴力的または猟奇的な記述・表現が含まれています。 |
| Happy Tree Friends | |
|---|---|
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| |
| ジャンル |
フラッシュアニメ ダークコメディ スプラッター |
| 原作 |
Kenn Navarro Rhode Montijo Warren Graff |
| 脚本 |
Kenn Navarro Rhode Montijo Ken Pontac Warren Graff |
| 監督 | Kenn Navarro |
| 製作 | |
| プロデューサー |
John Evershed Liz Stuart |
| 制作 |
Mondo Media Fatkat |
| 放送 | |
| 回数 | 132+番外編50 |
| 公式ウェブサイト | |
特記事項: Happy Tree Friends エピソード一覧 | |
『Happy Tree Friends』(ハッピーツリーフレンズ)は、Mondo Media製作によるフラッシュアニメ作品。略称は「HTF」「ハピツリ」。
作品は一見コミカルで可愛らしいが、内容は極めて残虐なスプラッターアニメである。日本ではPG-12指定だが、海外ではR15+やR18+相当のレーティングが指定されていることが多い。
本編は公式サイトにおいて公開されている他、YouTubeのMondo Mediaのチャンネルにて視聴することができる。
この作品の特徴を簡単にまとめると、血と臓器にまみれたシュールでグロテスクなギャグアニメというものになる。一見するとかわいらしい動物達が登場するコミカルなアニメだが、最後には登場キャラクターのほぼ全員が凄惨な死に方をして終わる事がほとんどである。
一話完結形式のため、別の話に怪我や死が持ち越されることはない。映像だけを見るならばかなり残酷であるが、現実世界ではありえないような原因で死ぬなど唐突で残酷なシーンそのものがギャグになっているのに加えて、ストーリーには「棒を持って走り回ると危険」「悪い事をすれば罰が当たる」などの寓話的要素も含まれている。
各エピソードには教訓メッセージが存在し、例えば虫歯の治療から事故に発展する話の場合では「Brush after every meal!(食事の後には歯磨きをしよう)」といった具合でエンドクレジットの後に表示される。
Mondo Mediaが制作する他のアニメーションと異なり、銃は使われず、暴力描写以外のブラックユーモアやアダルトな表現も皆無である。銃を排除した理由は、理想化された世界観に合わず、銃で暴力を表現するのは簡単すぎて面白くないからと説明されている。
ある日、Mondo MediaでRhode MontijoやKenn Navarroが小さなスクラップ用紙に描いたウサギ(後にカドルスとなる)が始まりとされている。Rhodeは自分達の描いたウサギを気に入り、その後今のカドルスに少し似た黄色いウサギをポスター用紙に描いた。そして一番下に「Resistance is futile」(抵抗は役に立たず)と書いた。彼は他の人に自分のアイデアを見せるために建物の壁中にそのポスター用紙を貼り、そのアイデアはスタッフやクルーの人たちに受け入れられていった。
1999年、Mondo Mediaはこのウサギを使って何らかのショートムービーを作るチャンスを与えた。担当に当たったAubrey Ankrum、Rhode Montijo、Kenn Navarroの3人は『Banjo Frenzy』という名前のムービーを作り上げた。このムービーは恐竜(後のランピー)がバンジョーを演奏している途中に弦が切れ、それを見ていた三人の動物たち(後のカドルス、ギグルス、トゥーシー)がそれを嘲笑ったことに腹が立ち、殺害してしまうという内容のものであった。Mondo Mediaは当アニメのシリーズ化を提唱し、『Happy Tree Friends』の本格的な制作が始まった。
Mondo Mediaは暴力的でグロテスクな表現を使用する理由について宝島社のインタビューで次のように答えている。
また監督のKenn NavarroについてKen Pontacは「ネガティブなことがあっても、必ずポジティブに捉える、いい意味でとても楽観的な人です。温厚でとても素敵な人格者ですね」「彼は小心者なんです。目玉が2つに割れた時の中身をアニメに描写するために写真のリサーチをしていましたが、吐き気を催して、リサーチが続行できなくなりました」「ストーリの源がやさしい心を持つ人にあること、それがクオリティにつながるのだと思います」と評している。
同年12月の初公開から間も無く、Happy Tree Friendsは予期せぬ大ヒットとなりアクセス数が月に1500万回以上まで膨らんだ。2003年にはアヌシー国際アニメーション映画祭のインターネットアニメーション部門で金賞を受賞し、様々な映画祭やオズフェストなどでの大画面での上映もされるようになった。2005年には様々な国でテレビ放送もされるようになり、その後はApple PodcastsやYouTubeでの配信も開始し、それぞれ記録的な視聴回数を獲得した。
インターネットでの評判が広まるにつれて、多くの子供達が一見して子供向けアニメと見紛う本作を誤って見てしまう事例が多発し、それに伴う批判も散見されるようになった。アメリカの著名作家であるキャサリン・エリソン氏が2005年にワシントン・ポストに寄稿した記事では、当時6歳の息子が本作を視聴しているのを目撃し、これ以上子供達の心に影響が出ることのないよう本作品を規制すべき、と主張した。
実際に政府が規制に動いたケースもある。2008年、ロシア政府の行政機関であるロスコムナゾルは、本作品を放送しようとしたテレビ局2×2に対し、「暴力と残虐行為を促進し、子どもの精神的健康や道徳的発達に悪影響を及ぼす」として放送を撤回させ、2021年に正式に配給を禁止した。
このような批判がありながらも人気は衰えなかったが、2009年頃より本編の制作ペースが1話あたり半年〜1年近くまで鈍化し、2014年には監督のKenn NavarroがMondo Mediaを退社したことやMondo Mediaが発表した本作の長編映画化計画にプロジェクトが移行するなどの影響を受けて本編の制作が停滞し、2014年3月に公開された「Dream Job」から「Still Alive」全5作品が新しく公開されるまで2年半以上もの空きがあったばかりか、その後6年以上にわたり新作が制作されないままとなった。
2023年9月27日に番外編であるが新作「Too Much Scream Time」が公開され、その後Mondo Mediaは2024年2月に月額3ドルのメンバーシップを開始することを発表し、2024年10月27日には『Dumb Ways to Die』とのクロスオーバーとなる番外編「Happy Train Friends」が公開されるなど、本格的な制作再開に向けた動きが進んでいる。
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ミスター・ピクルス以外は全て擬人化された哺乳類であり、人間は登場しない。キャラクターの外見の特徴として、出っ歯で鼻はハート型、目は白目にパックマンの形のような黒目がついていることが挙げられるが、ランピーなどの例外も存在する。服を着ているものとそうでないものがいるが、どちらも両腰あたりにポケットがある。臓器は人間に近い形・配置になっている。
主要な登場人物のほとんどに声優があてられているが、明確なセリフはほとんどなく、笑い声や断末魔、鼻音などの効果音に似た表現が多い。そのためか過去に収録された音声を使い回すことが多く、声優交代後に制作された回のキャストが交代前のものになる場合がある。
ギャグアニメとしての特性上、キャラクターの体の耐久力は一貫しておらず、手や胴体を窓やドアに挟んだだけで切断してしまうこともあれば、時として現実の人間以上の丈夫さをも発揮することもある。死の基準も曖昧で、棒が腹部に刺さっただけで死ぬ場合もあれば、半身が捥げても苦しみつつ生き存える場合もある。大抵は他キャラクターの死亡や怪我に気付かなかったり、無視することも少なくない。
初期のエピソードではお茶会や公園で遊ぶなどといった子供がするような遊びをしていることが多かったが、エピソードが進むにつれてキャラクターの身分や職業が話によって変わるようになった。
2010年3月1日、Mondo MediaはHappy Tree Friends誕生10周年を記念して、新キャラクター追加の選挙を公式サイトにて1カ月間実施した。その結果、Lammy(ラミー)とMr.Pickels(ミスター・ピクルス)が新キャラクターとなった。
Happy Tree Friends Wiki(英語)ではそれぞれのキャラクターの死亡回数、殺害回数が明記されている。
主に主要キャラクターと直接関わるものを列挙する。大抵は主要キャラクターを殺傷するものが多く、死亡するときも残酷な死に方をする場合もある。
2003年に本作のスピンオフである「Buddhist Monkey」が公開され、2008年から番外編「W.A.R Journal」「Splendid's SSSSSuper Squad」「Mole In The City」が順次公開された。これらはまとめてKa-Pow! (カ・パウ!) と呼ばれる。
ザ・モールがスパイとして活躍する話。機密情報を記録したカメラの入ったブリーフケースを巡って刑事のザ・ラットと戦う。
アメリカのG4 TVで2006年に放送され、現在はMondo MediaのYouTubeチャンネルにて(「Wishy Washy」の後半パートを除き)全話が公開されている。 全13話。各話3作品、それぞれ6 - 7分程度で放送される。
TVシリーズでは暴力描写が一段と過激なものになっており、一部キャラクターの性格が誇張されている(ナッティの甘味依存、ペチュニアの潔癖症など)。
本作はDVD化されており、初期から順番に、First Blood, Second Serving, Third Strike, Winter Break...と続いていく。これらのDVDにはインターネットでは公開されていない特典映像も含まれている。発売元 タキ・コーポレーション/アニプレックス、販売元 東宝。
宝島社からもTVシリーズや特典映像を収録したDVDブック『HAPPY TREE FRIENDS ~みんな大流血★編~』(2012年12月刊行)と『HAPPY TREE FRIENDS ~いつも大パニック☆編~』(2014年7月刊行)が発売されている。
2007年2月、HTFはアメリカのロックバンド「フォール・アウト・ボーイ」の楽曲「The Carpal Tunnel of Love」のプロモーションビデオを手がけている。
2014年2月、HTFとコラボしたアメリカのロックバンド「カービー・クラックル」の楽曲「Unlucky」のPVが公開された。内容は本作の映像やカドルスの着ぐるみの映像をバックに曲の歌詞が流れるというもので、曲自体も本作のエピソードを基にした歌詞となっている。
| ジャンル | 3Dアクションパズルゲーム |
|---|---|
| 対応機種 |
Xbox 360 Windows |
| 開発元 | Stainless Games |
| 発売元 | Sega of America |
| デザイナー | Kenn Navarro |
| シナリオ | Warren Graff |
| 美術 | Ken Pontac |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | 2008年6月25日 |
過去に公式サイトにあったフラッシュゲームやiOSアプリも含めて数多くのゲームが存在しているが、ここでは代表的なものを挙げる。
Stainless Gamesが開発を担当しセガから発売されたXbox 360およびWindows用の3Dアクションパズルゲーム。ランピーを含む8匹のキャラクターが登場し、ランピーを操作して勝手に動く5匹のキャラクター達をゴールまで誘導するという、レミングスを彷彿とさせるゲーム内容となっている。キャラクターが随所にある危険なトラップに触れると血や肉片が飛び散るなどアニメ同様残酷な死に方をする。
2009年8月30日に配信が開始されたiOS用のAppゲーム。指でスワイプするなどして画面内のカドルスにちょっかいをかけるゲームだが、操作を激しく行ったり道具を使ったりすると殺害する事もできる。
エピソード「Camp Pokeneyeout」の公開と同時に配信されたAppゲーム。スリングショットを使い対戦相手を撃ち落とすマルチプレイシューティングゲーム。
2023年9月27日に新作エピソード「Too Much Scream Time」と同時に公開された、2Dアクションゲーム『クレイジーペットショー』とのコラボレーションコンテンツ。

| 名前 | 役職 | 役歴 |
|---|---|---|
| Kenn Navarro | 監督・映像監督・作家・アニメーター・声優・脚本・作画・演出・絵コンテ・イラストレーター | 1999年~2023年 |
| Rhode Montijo | 監督・描画監督・作家・声優 | 1999年~2004年 |
| Aubrey Ankrum | 監督・作家・ストーリーボードアーティスト・声優 | 1999年~2006年 |
| Warren Graff | ストーリー考案・作家・声優 | 2000年~2023年 |
| Ken Pontac | ストーリー考案・作家・声優 | 2004年~2023年 |
| Ziad Natshe | アニメーター・ストーリーボードアーティスト | 2000年~2002年 |
| Jeff Biancalana | 作家・アニメーター・ストーリーボードアーティスト・声優 | 2001年~2005年 |
| David Winn | 作家・アニメーター・声優 | 2003年~2016年 |
| Alan Lau | アニメーター・作家・監督・ストーリーボードアーティスト | 2001年~2016年 |
| Jason Sadler | アニメーター・作家・監督 | 2001年~2016年 |
| Mark Fiorenza | 作家 | 2000年~2003年 |
| Brad Rau | アニメーター・ストーリーボードアーティスト | 2001年~2016年 |
| Roque Bollestros | 作家・アニメーター・監督・ストーリーボードアーティスト | 2001年~2016年 |
| Paul Allan | 作家・アニメーター・ストーリーボードアーティスト | 2000年~2016年 |
| Nica Lorber | アニメーター・声優 | 2000年~2016年 |
| Michael "Lippy" Lipman | ストーリーボードアーティスト・アニメーター・監督・作家・声優 | 2000年~2016年 |
| Peter Herrman | ストーリーボードアーティスト・声優 | 2000年~2016年 |
| Jim Lively | 音響・音楽 | 2000年~2023年 |
| Francis Carr | アーティスト・声優 | 2004年~2016年 |
| Jerome Rossen | 音楽編集 | 2005年~2016年 |
| John Evershed | 幹部プロデューサー | 2000年~2016年 |
| Liz Stuart | プロデューサー・声優 | 2000年~2016年 |
現在はもう声優が役を務めていないキャラクターに関しては緑字で記す。
| 名前 | 担当キャラクター |
|---|---|
| Kenn Navarro | カドルス・フリッピー(非覚醒状態)・リフティ・シフティ |
| Rhode Montijo | ランピー・スプレンディド |
| Dana Belben | ギグルス・ペチュニア・カブ・ギグルスの母 |
| Warren Graff | トゥーシー・ハンディ |
| Nica Lorber | フレイキー |
| Michael "Lippy" Lipman | ナッティー |
| Liz Stuart | スニッフルズ |
| Ellen Connell、Lori Jee | ギグルス・ペチュニア・カブ |
| David Winn | ランピー・スプレンディド |
| Peter Herrman | ディスコ・ベアー |
| Jeff Biancalana | ラッセル |
| Francis Carr | ラッセル |
| Mark Giambruno | リフティ・シフティ |
| Aubrey Ankrum | ポップ・フリッピー(覚醒状態) |
| Ken Pontac | 追加音声 |
| 映画祭 | 受賞年 | 部門 | 受賞作品名 | 賞 |
|---|---|---|---|---|
| アヌシー国際アニメーション映画祭 | 2003 | インターネット短編アニメーション | Eye Candy | 最優秀シリーズ賞 |
| 2007 | 大人向けアニメーションシリーズ | From Hero To Eternity | 優秀シリーズ賞 | |
| オタワ国際アニメーションフェスティバル | 2004 | インターネット短編アニメーション | Out On A Limb | 金賞 |
| 2005 | Mole in the City | 審査員特別賞 | ||
| 2007 | 大人向けテレビシリーズ | Double Whammy Part 2 | 最優秀賞 |