パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
沿革
1978年(昭和53年)10月 - 創業者である安田隆夫 が29歳の時、西荻窪に18坪の雑貨店「泥棒市場」を開業。この店舗で、現在の「ドン・キホーテ」の特徴である「深夜営業」「圧縮陳列 」「POP洪水 」の手法が確立された。なお、「泥棒市場」の店舗は5年ほどで他人に売却している。
1980年(昭和55年)9月 - 個人事業の「泥棒市場」を法人化。卸売販売及び小売販売を目的として、「株式会社ジャスト」を東京都杉並区 桃井 四丁目4番19号に資本金300万円で設立。
1982年(昭和57年)7月 - 本店を埼玉県新座市栗原一丁目6番8号に移転。
1983年(昭和58年)9月 - 埼玉県和光市 に現金卸売専業の会社「株式会社リーダー」を設立。
1989年(平成元年)
2月 - 本店を東京都府中市八幡宿北7782番地5(現・東京都府中市緑町二丁目6番地の3)に移転。
3月 - 「株式会社ジャスト」として小売業に再参入を図るため、「消費者に良い品をより安く販売する」をモットーに、東京都府中市 に「ドン・キホーテ」1号店となる府中店を開設。府中店は当初、毎月1000万円の赤字を出しており、卸売業「リーダー」の利益で赤字を補填する状況であった。
1993年(平成5年)11月 - 「ドン・キホーテ」2号店となる杉並店を開設。この時点で1号店の府中店の年間売上は20億円を突破しており、「ドン・キホーテ」のビジネスモデルが成功することを安田は確信した。杉並店の初年度の年間売上は15億円であった。この頃から安田は小売業に専念し始めるようになる。「リーダー」は外販を縮小するとともに、卸売機能自体は「株式会社ドン・キホーテ」の内部に事実上組み込まれ、2011年6月に「株式会社リーダー」は清算された。
1995年(平成7年)
3月 - 本部(本社機能)を東京都府中市若松町四丁目3番地に移転。
9月 - 商号を株式会社ドン・キホーテ に変更。
1996年(平成8年)12月 - 株式店頭登録。
1997年(平成9年)11月 - 本店を東京都江戸川区 北葛西 四丁目14番1号に移転。
1998年(平成10年)
6月 - 東京証券取引所市場第二部に上場。
9月 - ドン・キホーテ公式マスコットキャラクター「ドンペン」誕生。
2000年(平成12年)7月 - 東京証券取引所市場第一部銘柄へ指定変更。
2006年(平成18年)
2月 -
弁当・総菜チェーンであるオリジン東秀 の買収を画策するも同社経営陣の反対並びにイオン による友好的TOB(株式公開買付け )実施により、断念。保有していたオリジン株をイオンに売却した。
米国ハワイ州 での店舗運営を目的としてDon Quijote (USA) Co., Ltd.を連結子会社化。
9月 - 本店を東京都新宿区 西新宿 二丁目6番1号に移転。
2007年(平成19年)
1月 - DIY事業を営むドイト 株式会社を連結子会社化。
10月 - 総合スーパー事業を営む株式会社長崎屋 を連結子会社化。
2009年(平成21年)
9月 - 本店を東京都目黒区青葉台二丁目19番10号に移転。ドン・キホーテ中目黒本店 を開業。
10月 - プライベートブランド「情熱価格」の販売を開始。
2011年(平成23年)4月 - 創業者・安田隆夫が編纂した企業理念集「源流」を発行。
2013年 (平成25年)
7月 - 海外事業持株会社として、シンガポール共和国 にPan Pacific International Holdings Pte. Ltd.(現・Pan Pacific Retail Management (Singapore) Pte. Ltd.)を設立。
9月 - 北米及びハワイ州での店舗運営を目的として、MARUKAI CORPORATIONを連結子会社化。
12月 - 商号を株式会社ドンキホーテホールディングス(現・パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH))に変更し、純粋持株会社体制に移行。
2014年(平成26年)3月 - 自社発行型電子マネー『majica(マジカ)』サービス開始。
2015年(平成27年)1月 -「TOKYO CENTRAL」1号店を米国カルフォルニア州 に開設。
2017年(平成29年)
8月 - ユニー・ファミリーマートホールディングス 株式会社との資本・業務提携を締結。
9月 - 米国ハワイ州において24店舗のスーパーマーケットを展開する、QSI,Inc. の全株式を取得し子会社化。
12月 - 創業者・安田隆夫が開発した"ジャパンブランド・スペシャリティストア"をコンセプトとした新業態、シンガポール1号店「DON DON DONKI オーチャードセントラル店」オープン。
2018年(平成30年)2月 - ユニー 株式会社の運営店舗「ピアゴ大口店」を皮切りにMEGAドン・キホーテUNYへの業態転換を開始。
2019年(平成31年/令和 元年)
1月 - ユニー株式会社株式を60%追加取得したことにより、同社を連結子会社(完全子会社)とする。
2月 -
商号を株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス に変更。
タイ1号店「DONKI MALL THONGLOR(DON DON DONKIを中核テナントとする総合アミューズメントモール)」オープン。
7月 - 香港1号店「DON DON DONKI ミラプレイス2店」オープン。
12月 - 「源流」の英語版である"The Source"を発行。
2020年(令和2年)
2月 - グループ内の経営資源の最適配分のためドイト株式会社を会社分割、同社のホームセンター事業及びリフォーム事業をコーナン商事 に承継。
3月 - インドネシア1号店「DON DON DONKI セントラル パーク」オープン。
10月 - Pan Pacific International Club(PPIC)発足。
12月 - マジカアプリ会員500万人達成。
2021年(令和3年)
2月 - PBブランド「情熱価格」リニューアル。
3月 - マレーシア1号店「JONETZ by DON DON DONKI ロット10」オープン。
4月 - 米国カリフォルニア州においてプレミアムスーパーマーケットチェーン「Gelson's」を運営する企業グループの持株会社である、GRCY Holdings, Inc. を子会社化。
9月 - 金融事業展開を目的とし株式会社パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス(PPIF)を設立。
2022年(令和4年)
4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場 に移行。
8月 - マジカアプリ会員1,000万人達成。
2023年(令和5年)
8月 - 東京都渋谷区道玄坂に大型複合施設「道玄坂通 dogenzaka-dori」を開業。
12月 - 株式会社pHmediaを設立。
2024年(令和6年)
6月 - 2024年6月期の連結売上高が2兆円を突破。
7月 - マジカアプリ会員1,500万人達成。
9月 - 本店を東京都渋谷区道玄坂二丁目25番12号に移転。
2025年(令和7年)
8月 - カネ美食品 株式会社が行った自己株式の取得により、当社の議決権割合が増加したため、同社を子会社化。
2026年(令和8年)
グループ企業
海外リテール部門
Don Quijote (USA) Co., Ltd. - 北米事業
Gelson's Markets - 北米事業
MARUKAI CORPORATION、Marukai Hawaii Co. Ltd. - 北米事業
Tokyo Cental、Marukai Marketsを運営
QSI, Inc. - 北米事業
Pan Pacific Retail Management (Singapore) Pte. Ltd. - アジア事業
Pan Pacific Retail Management (Hong Kong) Co. Ltd. - アジア事業
MACAU PACIFIC RIM RETAIL MANAGEMENT CO., LTD. - アジア事業
Taiwan Pan Pacific Retail Management Co., Ltd. - アジア事業
Pan Pacific Retail Management (Malaysia) Sdn. Bhd. - アジア事業
DONKI (Thailand) Co., Ltd. - アジア事業
流通部門
株式会社パン・パシフィック・インターナショナル・トレーディング - 輸入・卸売業
株式会社パン・パシフィックコマース - 輸入・卸売業
リテールメディア部門
株式会社pHmedia - 広告・販促プロモーション事業
金融サービス部門
株式会社パン・パシフィック・インターナショナルフィナンシャルサービス - 金融サービス 事業
株式会社UCS - 金融サービス事業
デジタル領域部門
株式会社カイバラボ - よりよい店舗体験・お客さま理解を深めるためのプラットフォーム
電子マネー
当グループでは以下の電子マネーが導入された。
majica
PPIHグループ独自のプリペイドカード 式電子マネー 。カード発行会社はUCS で、電子マネー機能の運営会社およびアプリ版提供会社はドン・キホーテ。2014年3月18日発行開始。
全国のドン・キホーテ、MEGAドン・キホーテ、キャンパスドンキ、キラキラドンキ、ソラドンキ、長崎屋、アピタ、ピアゴ、ユニー、ユーストア、エッセンス、MEGAドン・キホーテUNY、ピカソ、ロビン・フッドなどグループ全店で利用可能で、チャージ金額の0.5%がポイントとして付与される。会計時に提示すると、購入金額が1001円以上の場合に2020年7月1日以前は10円未満を切り捨て、以降は4円以下を切り捨て9円以下は5円と会計される「マジ値引(旧:円満快計)」のサービスがある。年間購入金額に応じたランク別特典や、対象品の割引購入など優遇があり、カード利用者が優遇特典を利用するためには、majicaアプリでユーザ登録を要する。
登録会員に割引クーポンを発行し、モバイルサイトかアプリに表示されるQRコード かmajica磁気カードを発券機に認識させると、店舗が設定した割引クーポンが1商品につき1枚発行される。商品ごとに設定された発行上限に達すると商品選択ボタン上に「上限に達しました」と表示され、発行されない。1人が同じ商品について複数枚のクーポンは発行できない。
アピタ・ピアゴ各店(MEGAドン・キホーテUNYに転換した店舗を除く)では自社電子マネーのユニコ(uniko) を展開していることもあり、2019年にグループ入りした後もmajicaの利用が出来なかったが、2020年4月6日からmajicaの利用が出来るようになった。unikoの利用終了によりmajicaへ移行を受け付け、残高などを引き継ぐ。なおマジ値引(旧:円満快計)はアピタ、ピアゴでは対象外である。
脚注
出典
↑ 企業統治の体制の概要とその体制を採用する理由 - 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス
↑ 基本情報 2021年3月9日閲覧
↑ 流通会社年鑑 2003年版 , 日本経済新聞社 , (2002-12-20), pp. 1459
↑ 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス 定款 第1章第1条
↑ “ドンキ社名変更、創業者復帰のワケ(日経ビジネス) ”. 日本経済新聞 (2019年2月12日). 2023年7月20日閲覧。
↑ “銘柄基本情報 大株主 ”. カネ美食品 . 2026年3月7日閲覧。
1 2 3 安田隆夫 (2024-06-20), 運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言 , 文藝春秋, pp. 256, ISBN 9784166614585
1 2 3 4 5 6 7 安田隆夫 (2015-11-20), 安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生 , 文藝春秋, pp. 240, ISBN 9784166610525
↑ 株式会社ドンキホーテホールディングス (2014年9月26日). “有価証券報告書 ”. 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス . 株式会社ドンキホーテホールディングス. 2024年8月2日閲覧。
↑ “ドンキ、オリジン買収断念/イオンのTOBに応募 ”. 四国新聞 (2006年2月24日). 2024年11月10日閲覧。
↑ ユニー・ファミリーマートホールディングスとドンキホーテホールディングスとの 資本・業務提携に関する基本合意書の締結について
↑ (開示事項の経過) ユニー株式会社の株式取得(完全子会社化)の 完了に関するお知らせ
↑ ドンキホーテHLDGSは「PPIH」へ ~商号変更のお知らせ~
↑ “簡易株式交換による株式会社Olympicグループの完全子会社化完了に関するお知らせ ”. 株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス (2026年7月1日). 2026年7月3日閲覧。
↑ 「ドン・キホーテ、「トイザらス」日本事業買収を正式発表 10月末に全店取得へ 」2026年10月1日。2026年10月22日閲覧。
外部リンク
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MARUKAI
QSI
Pan Pacific Retail Management (Singapore)
Pan Pacific Retail Management (Hong Kong)
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