| Mi-8 | |
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ロシア政府のMi-8APS-7 | |
Mi-8(ミル8;ロシア語: Ми-8ミー・ヴォースィェミ)は、ソビエト連邦のミル設計局で開発されたヘリコプターである。北大西洋条約機構(NATO)の使用したNATOコードネームでは「ヒップ」(Hip)と呼ばれた。
単純で頑丈な構造と汎用性の高さが特徴で、軍用、民間含めて12,000機以上が生産されており、世界で最も生産されたヘリコプターとなった。ロシア国内のメーカーでMi-38やKa-60などといった後継機が開発された現在も製造・販売が行われており、旧東側諸国、アフリカ諸国だけでなくドイツの警察、アメリカの航空会社でも使用され、コミューター機としての使用や個人、企業の所有機も存在する。
軍用型は特に旧共産圏やアフリカ諸国に輸出され、第一線機として使用されている。
日本では朝日航洋が特注の改装仕様であるMi-8PAを一機(登録番号:JA9549)を購入、重量物の空輸や木材搬出のために使用したが、設計基準の違いで旅客輸送は認可されていなかった(機内に座席は設置されていた)。この機体は10年間の飛行中、機材上の不具合がほとんどなく、この間の整備費は1時間あたりに換算して500円という安さで機外の騒音に対する苦情も少なかった。この機体は引退後、所沢航空発祥記念館に寄贈されている。
2020年10月2日、ロシアのMi-8が、知床岬冲を領空侵犯した。航空自衛隊の戦闘機がスクランブルし、機体には医療・保健機関を示す赤色の十字が施されていた。
輸送機のほか、限定的に攻撃ヘリコプターとしても機能する。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争では、セルビア軍が機体に機銃を追加しアメリカ合衆国の無人機を撃墜したほか、ロシアによるウクライナ侵攻では、ウクライナ軍が同様にロシア軍のドローンを機銃で撃墜している。


