NBAGリーグ

NBA Gリーグ
今シーズン・大会:
現在進行のスポーツイベント en:2025–26 NBA G League season
前身NBA Dリーグ
競技バスケットボール
創立2001年(25年前) (2001)
会長シャリーフ・アブドゥル=ラヒーム
開始年2001年
参加チーム31
国アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カナダの旗 カナダ
メキシコの旗 メキシコ
大陸FIBAアメリカ (アメリカ大陸)
前回優勝グリーンズボロ・スウォーム (1度目)
最多優勝リオグランデバレー・バイパーズ (4回)
テレビ局
スポンサーゲータレード
公式サイトGLeague.NBA.com

NBAGリーグ (NBA G League)は、北米大陸のプロバスケットボールリーグである。将来のNBA選手を育成する目的で、NBA後援のもとに運営がなされている。かつてはNBAデベロップメント・リーグ(通称「Dリーグ」)と呼ばれていたが、2017年2月、ペプシコ社とのパートナーシップを締結した事で、2017-18シーズンよりリーグ名をNBAゲータレード・リーグ(NBA Gリーグ)に改名。リーグの名称にスポンサー名が使用されるのはアメリカのプロスポーツリーグ史上初である。

歴史

2001年の秋、前述の目的でリーグが発足された。初年度の2001-02シーズンは8チームからのスタートで、当時はチームの所在地がアメリカ南東部に固まっていた。2005年、元NBAコミッショナーのデビッド・スターンがDリーグを「NBA傘下のマイナーリーグ」としてリーグの拡大を発表した。その結果、2006年にはABA(独立リーグ=セミプロ組織)からロングビーチ・ジャムがベーカーズフィールド・ジャムに名称を変更して加入した事で、初めてカリフォルニアにもチームが誕生した。さらに2ヵ月後には、CBA(独立リーグ)からダコタ・ウィザーズ、スーフォールズ・スカイフォース、アイダホ・スタンピード、コロラド・フォーティナーズの3チームが加入され、更に規模が拡大された(尚、フォーティナーズは当初CBAに加入予定だった新チームである)。また、ロサンゼルス・レイカーズがNBAのチームで初めてDリーグのチームを所有、サウスベイ・レイカーズとして始動した。

しかし、規模拡大に伴う経営危機が各チームに及ぶこともあり、2005-06シーズンを最後にロアノーク・ダズルとフェイエットビル・ペイトリオッツが消滅し、翌2006-07シーズンにはフロリダ・フレイムが消滅した。消滅するチームがある一方、毎年新規参入チームが誕生しており、2015-16シーズンからカナダに初めてのDリーグチーム、ラプターズ・905が新規参入した。

所属チーム

現在地

2026-27シーズン所属チーム

イースタン・カンファレンス
略号チーム本拠地アリーナ提携NBAチーム
LAKレイクタウン・スクアドロンルイジアナ州ケナーポンチャートレイン・センター(英語版)ニューオーリンズ・ペリカンズ
CCGキャピタルシティ・ゴーゴーワシントンD.C.エンターテインメント・アンド・スポーツアリーナ(英語版)ワシントン・ウィザーズ
CLCクリーブランド・チャージオハイオ州クリーブランドパブリック・オーディトリウム(英語版)クリーブランド・キャバリアーズ
CPSカレッジパーク・スカイホークスジョージア州カレッジパーク(英語版)ゲートウェイセンター・アリーナ(英語版)アトランタ・ホークス
DELデラウェア・ブルーコーツデラウェア州ウィルミントンチェース・フィールドハウス(英語版)フィラデルフィア・76ers
GRGグランドラピッズ・ゴールドミシガン州グランドラピッズヴァン・アンデル・アリーナ(英語版)デンバー・ナゲッツ
GBOグリーンズボロ・スウォームノースカロライナ州グリーンズボロノバンヘルス・フィールドハウスシャーロット・ホーネッツ
NOBノーブルズビル・ブームインディアナ州ノーブルズビルジ・アリーナ・アット・イノベーション・マイル(英語版)インディアナ・ペイサーズ
LINロングアイランド・ネッツニューヨーク州ユニオンデール(英語版)ナッソー・コロシアムブルックリン・ネッツ
MNEメイン・セルティックスメイン州ポートランドポートランド・エキスポ・ビルディング(英語版)ボストン・セルティックス
MCCモーターシティ・クルーズミシガン州デトロイトウェインステート・フィールドハウス(英語版)デトロイト・ピストンズ
WESウェストチェスター・ニックスニューヨーク州ホワイト・プレインズウェストチェスター・カウンティ・センター(英語版)ニューヨーク・ニックス
WCBウィンディシティ・ブルズイリノイ州ホフマンエステイツナウ・アリーナ(英語版)シカゴ・ブルズ
WISウィスコンシン・ハードウィスコンシン州オシュコシュオシュコシュ・アリーナ(英語版)ミルウォーキー・バックス
ウェスタン・カンファレンス
略号チーム本拠地アリーナ提携NBAチーム
AUSオースティン・スパーズテキサス州シーダーパークH-E-Bセンター(英語版)サンアントニオ・スパーズ
IWAアイオワ・ウルブズアイオワ州デモインウェルズファーゴ・アリーナ(英語版)ミネソタ・ティンバーウルブズ
MEHメンフィス・ハッスルミシシッピ州サウスヘイブンランダーズ・センター(英語版)メンフィス・グリズリーズ
CCMカピタネス・デ・シウダー・デ・メヒコメキシコ合衆国メキシコシティメキシコシティ・アリーナなし
OKLオクラホマシティ・ブルーオクラホマ州オクラホマシティペイコム・センターオクラホマシティ・サンダー
RGVリオグランデバレー・バイパーズテキサス州エディンバーグバート・オグデン・アリーナ(英語版)ヒューストン・ロケッツ
RCRリップシティ・リミックスオレゴン州ポートランドチャイルズ・センター(英語版)ポートランド・トレイルブレイザーズ
SLCソルトレイクシティ・スターズユタ州ソルトレイクシティマーベリック・センター(英語版)ユタ・ジャズ
SDCサンディエゴ・クリッパーズカリフォルニア州オーシャンサイドフロントウェーブ・アリーナ(英語版)ロサンゼルス・クリッパーズ
SCWサンタクルーズ・ウォリアーズカリフォルニア州サンタクルーズカイザーパーマネンテ・アリーナ(英語版)ゴールデンステート・ウォリアーズ
SXFスーフォールズ・スカイフォースサウスダコタ州スーフォールズサンフォード・ペンタゴン(英語版)マイアミ・ヒート
CVLコーチェラバレー・レイカーズカリフォルニア州サウザントパームス(英語版)アクリシュア・アリーナ(英語版)ロサンゼルス・レイカーズ
STOストックトン・キングスカリフォルニア州ストックトンアドベンティスト・ヘルスアリーナ(英語版)サクラメント・キングス
TEXテキサス・レジェンズテキサス州フリスココメリカ・センター(英語版)ダラス・マーベリックス
VALバレー・サンズアリゾナ州テンピマレット・アリーナ(英語版)フェニックス・サンズ

消滅したチーム

NBAへの昇格

シーズン中、NBAから10日間契約等で、いわゆる「昇格」を果たす選手がいる。これは、Dリーグが育成リーグという趣旨もあることから、リーグ本来の目的の一部が達成されたとも考えられる。また、この場合は提携先に限らず、どのチームとも契約が可能である。 また、Dリーグの選手がNBAドラフトで指名されるケースもあり、2008年のNBAドラフトで、マイク・テイラーがDリーグ初のNBAドラフト指名選手としてポートランド・トレイルブレイザーズより2巡目55位で指名された。

Dリーグ・ショーケース

2005年から、Dリーグの全チームが一堂に会し、ひとつの会場で試合を行なうDリーグ・ショーケースを開催。NBAチームのスカウト陣が1つの会場でまとめてDリーグのゲームを視察できるため、Dリーグに所属している選手にとって、NBA全チームのスカウトに対して自らの実力をプレゼンする絶好の機会になる。

特徴

Gリーグアサイン

Gリーグ・オールスターゲーム

2007年2月17日、NBADLの初めてのオールスターゲームがネバダ州ラスベガスで開催された。オールスターゲームは、NBAオールスターウィークエンドのプログラムの1つとして開催された。試合は、イースタンが114-110で勝利、MVPはポップス・メンサー・ボンスが受賞した。翌2008年から、オールスターウィークエンドのイベントであるスラムダンクコンテストやスキルズチャレンジ、3ポイントコンテストをDリーグ選手が行う、Dリーグ・ドリームファクトリーが行われるようになった。

日本人選手

2005年、田臥勇太が日本人初のDリーグ選手としてアルバカーキ・サンダーバーズでプレーした。2006年以降はベーカーズフィールド・ジャム、アナハイム・アーセナルに所属していた。2014-15シーズン、富樫勇樹がDリーグドラフトで日本人で初めて指名され、日本人2人目のDリーグ選手としてテキサス・レジェンズでプレーした。2018年、日本人初の"Gリーグ"選手として、渡邊雄太が、メンフィス・グリズリーズ、メンフィス・ハッスルとツーウェイ契約を結んだ。2019年、馬場雄大がテキサス・レジェンズでプレーした。2024-25シーズン、河村勇輝がメンフィス・グリズリーズとのツーウェイ契約でメンフィス・ハッスルで、富永啓生がインディアナ・マッドアンツでプレーした。

歴代優勝チーム

受賞

MVP(年間最優秀選手)

ファイナルMVP

オールスターMVP (2007-2017)

新人王

最優秀守備選手賞

インパクト・プレイヤー賞 (2008-2017)

MIP(最も成長した選手に贈られる賞)

ジェイソン・コリアー・スポーツマンシップ賞

コーチ・オブ・ザ・イヤー

シーズンヘッドコーチチーム
2006–07 ブライアン・ゲイツ アイダホ・スタンピード
2007–08 ブライアン・ゲイツ (2) アイダホ・スタンピード
2008–09 クイン・スナイダー オースティン・トロス
2009–10 クリス・フィンチ リオグランデバレー・バイパーズ
2010–11 ニック・ナース アイオワ・エナジー
2011–12 エリック・ムッセルマン ロサンゼルス・ディーフェンダーズ
2012–13 アレックス・ジェンセン カントン・チャージ
2013–14 コナー・ヘンリー フォートウェイン・マッドアンツ
2014–15 スコット・モリソン メイン・レッドクローズ
2015–16 ダン・クレイグ スーフォールズ・スカイフォース
2016–17 ジェリー・スタックハウス ラプターズ・905
2017–18 マイク・ミラー ウェストチェスター・ニックス
2018–19 ウィル・ウェーバー ロングアイランド・ネッツ
2019–20 マーティン・シラー ソルトレイクシティ・スターズ
2020–21 スタン・ヒース レイクランド・マジック
2021–22 マフムード・アブデルファター リオグランデバレー・バイパーズ
2022–23 ロニー・バレル ロングアイランド・ネッツ
2023–24 リンジー・ハーディング ストックトン・キングス
2024–25 スコット・キング オースティン・スパーズ
2025–26 ヴィトール・ガルヴァーニ カピタネス・デ・シウダー・デ・メヒコ

備考

脚注

  1. ↑ “Dリーグが来季からGリーグに改名”. NBA.com (2017年2月15日). 2017年2月17日閲覧。
  2. ↑ “NBA D-League 101: Affiliate Players”. NBA.com (2015年). 2018年7月4日閲覧。
  3. ↑ “2015 NBA Affiliate Players Added to NBA D-League Rosters”. NBA.com (2015年). 2015年11月4日閲覧。

外部リンク