| ジャンル | ゲームエンジン |
|---|---|
| 対応機種 |
Microsoft Windows7, 8, 10, 11 Mac OS X 10.11以上 |
| 開発元 | Roblox Corporation |
Roblox Studio(ロブロックススタジオ)は、Roblox内のゲーム(エクスペリエンス)を制作するために、Roblox Corporationが独自に開発した物理エンジンを備えたゲームエンジン。
プログラミング言語であるLuaの拡張言語Luauを使用して、誰でもRoblox上にいろいろなジャンルのメタバースプラットフォームを作成することができる。
Roblox Studioではユーザーが自らゲームを開発することができ、開発したゲームは全世界に向けて公開することもできる。また、Robuxを利用したゲームパスなどを作成することで、プレイヤーに課金させることも可能である。
比較的扱いやすいゲームエンジンであり、プログラミングを行わなくてもブロック(Part)を配置するだけで、簡単なアスレチックゲームを制作できる。
Luauを利用して本格的なゲームロジックを構築できる。例えば、特定のパーツに触れた際にプレイヤーにダメージを与える仕組みや、動くギミックなどを実装できる。
以下は、プレイヤーが触れたときに死ぬ(Healthを0にする)一般的なスクリプトの例である。
function onTouched(part)
local h = part.Parent:findFirstChild("Humanoid")
if h ~= nil then
h.Health = 0
end
end
script.Parent.Touched:Connect(onTouched)
プレイヤーが装備・使用できる「ツール」を制作できる。スピードやジャンプ力を変更するアイテムや、回復アイテムなどを作成し、StarterPackに格納することでスポーン時の初期装備に設定できる。
Wavefront(.obj)およびFBX(.fbx)ファイルのインポートに対応している。Blender等の外部ツールで制作した高精細なモデルを読み込むことが可能だが、1つのメッシュにつきポリゴン数に制限(約10,000ポリゴン以下)があるため、分割してインポートするなどの工夫が必要となる。
「Terrain Editor」を使用することで、海、山、草原といった広大な地形をブラシ操作やシード値による自動生成で作成できる。バイオームごとの設定や、洞窟の有無なども詳細にカスタマイズ可能である。
2023年以降、生成AIテクノロジーが導入されている。
2023年より「17歳以上限定(17+)」カテゴリが新設された。これにより、暴力表現や飲酒の示唆など、より成熟したテーマを扱うコンテンツの制作が可能となったが、公開には政府発行の身分証明書による年齢確認が必須となっている。
Roblox StudioはChatGPTなどの外部AIツールとも相性が良く、コードのデバッグやロジックの相談に利用されることが多い。これにより、プログラミング未経験者であっても高度なゲームを制作する敷居が下がっている。
Robloxは、若年層の開発者からの搾取構造について批判を受けることがある。仮想通貨「Robux」を現実の通貨に換金する際(Developer Exchange)、プラットフォーム側の手数料が高額であり、クリエイターの手元に残る収益が限定的である点が指摘されている。