メールアドレス検索ロボット(メールアドレスけんさくロボット)は、ウェブサイトからメールアドレスを自動的に収集する自動巡回プログラムのこと。メールアドレス収集ロボット、スパムボット(Spambot)ともいわれる。収集されたメールアドレスは主にスパムメールの送信に使用されており、社会的問題となっている[要出典]。
メールアドレス収集(英: Email address harvesting)とは、様々な手法によってメールアドレスの一覧を取得するプロセスである。取得されたアドレスは一般にバルクメールやスパムメールの送信に利用される[要出典]。最も単純な手法は、スパム送信者が他のスパム送信者からメールアドレスのリストを購入または交換するものである。より一般的な手法として、「ハーベスター」または「ハーベスティングボット」と呼ばれる専用ソフトウェアを使用して、ウェブページ・Usenet投稿・メーリングリストアーカイブ・インターネット上の掲示板などから公開されているメールアドレスを自動収集する方法がある[要出典]。
日本では、総務省の調査によると国内ISP10社が受信したメールの約4割が迷惑メールであるとされており、メールアドレスの不正収集はその一因とされている。
スパムボットによるメールアドレス収集は、主に以下の手法で行われる。
<a href="mailto:メールアドレス">メール</a> のような形式のリンクを検索し、メールアドレスを抽出してデータベース化する。このような不正なプログラムによるメールアドレスの抽出を困難にするため、以下のような技術的・運用的な対策が取られることがある[要出典]。
メールアドレスを画像として表示する方法は、ボットが画像からテキストを自動抽出することが経済的に困難であるため、有効な対策とされている。ただし「mailto」でリンクを付けると効果がなくなる[要出典]。
メールアドレスを表示する前にユーザーにCAPTCHAの入力を求めることも有効な対策である。ボットはCAPTCHAを突破することが難しいため、自動収集を防ぎやすい[要出典]。
スパイダートラップとは、ウェブサイトの一部に設けられたハニーポットであり、メールアドレス収集ボットへの対抗を目的としたものである。ボットがトラップに誘導されることで、正規ページへのアクセスを減らすことができる[要出典]。
日本では、迷惑メールを規制する法律として総務省所管の「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」(特電法)と経済産業省所管の「特定商取引に関する法律」(特商法)が存在する。特電法は、受信者の事前承諾なく広告・宣伝メールを送信することを原則として禁止しており、送信者情報の明示も義務付けている。違反した迷惑メールについては、一般財団法人日本データ通信協会が運営する迷惑メール相談センターが情報収集を行っている。