
Super Head Magazine Zooは、1975年7月から1980年10月まで日本で発行されていた隔月刊の現代音楽雑誌である。全30号が刊行された。ZOO SUPER HEAD DIRECTORS TOKYO によって発行された。
Zoo の編集長は森脇美喜夫であった。
同誌は創刊初期において、ロック(第4号のローリング・ストーンズ)、サイケデリック・ロック(第3号のピンク・フロイド)、アリーナ・ロック(第18号のボストン)、フォーク音楽(第4号のジャクソン・ブラウン)を取り上げていた。 その後の数年間で、パンクやニュー・ウェーブ(第18号のトーキング・ヘッズ、第22号のディーヴォ)に関する掲載が次第に増えていった。 掲載の大半は海外の音楽であったが、P-MODEL(第23号)、ヒカシュー(第26号)、FrictionおよびARB(第28号)など、日本のバンドも取り上げていた。 また、やがてパンク音楽を扱う専用コーナーも設けられ、最終的にはその流れが発展して、雑誌『SUPER HEAD MAGAZINE DOLL』へと移行し、同誌の主軸となった。初期のパンク特集の例としては、1976年発行の第6号に掲載されたザ・ラモーンズの記事が挙げられる。 最終号(1980年発行第30号)の最終ページには、雑誌名を Super Head Magazine Zoo から Super Head Magazine Doll に変更するとの告知が掲載された。その告知では、「たとえ名前が変わっても、これまでと同じやり方で続けていく」と記されており、単なる名称変更であると説明されている。しかし実際には、ロックを中心としつつパンクの専用コーナーを設けていた雑誌(Zoo)から、主にパンク音楽を扱う雑誌(Doll)へと、内容の重点は徐々に変化していった。