YGエンターテインメント

株式会社 YGエンターテインメント
YG Entertainment Inc.
種類 株式会社
市場情報 KRX: 122870
略称 YG
本社所在地 大韓民国の旗 韓国
ソウル特別市麻浦区
設立 1996年3月
業種 サービス業、エンターテインメント
事業内容 音楽制作、音楽出版、アーティストマネージメント
代表者 ファン・ボギョン(代表取締役)
従業員数 254人
主要株主
主要子会社 YG ENTERTAINMENT JAPAN
YG PLUS
外部リンク https://www.ygfamily.com/
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YGエンターテインメント(英: YG Entertainment、韓: YG 엔터테인먼트)は、韓国の大手芸能プロダクションである。キャッチコピーは「VIBE THE NEW FLOW」。

1996年に歌手のヤン・ヒョンソク(梁玄錫)によって、「ヒョン企画」として設立された。HYBE、SMエンタテインメント、JYPエンターテインメントとともに韓国4大芸能事務所に挙げられる。

歴代の代表的な所属アーティストとしては、日本を始め海外市場でも成功したSE7EN、PSY、BIGBANG、2NE1、WINNER、iKON、BLACKPINK、最近ではBABYMONSTERなどが挙げられる。また、チェ・ジウやカン・ドンウォンなど海外で広く知られる有名俳優も多数所属する。

特徴

韓国4大芸能事務所の中で随一の実力主義とされる。アメリカン・ポップをベースとしたR&Bとヒップホップ色が強い。

会社設立以来、ビジュアルよりもパフォーマンス力を重要視する事務所として知られており、BIGMAMAはまさにそれを体現するグループとして売り出され成功を収めた。もっとも近年はビジュアル面も重視されるケースもあり、TREASUREを排出したオーディション「YG宝石箱」では事務所側が「ルックスも見る」と明言していた。

特にBLACKPINKメンバーは全員が世界的なファッションモデルとして活躍し、ジスはディオール、カルティエ、ジェニーはシャネル、カルバン・クライン、ポルシェ、リサはセリーヌ、ブルガリ、M・A・C、ロゼはティファニー、イヴ・サンローランのアンバサダーを務めることで知られている。

一方でSEVEN、AKMUのように7年を超えて長期に在籍したケースもあり、2NE1のようにYGエンターテインメントの元で再結成したケースもある。また時代の変化とともに事務所の垣根を超えてグループが結成・存続されるケースが増えており、BIGBANGやBLACKPINKはソロ活動は各自の所属事務所、グループ活動はYGエンターテインメントがマネージメントする形となっている。なおiKONの移籍時にはグループ名の商標をメンバーへ譲渡した。

世界進出に大きく力を入れており、海外の有名アーティストとのコラボパフォーマンスで世界中のファン層拡大を図っている。BLACKPINKはこれまでにレディー・ガガ、セレーナ・ゴメス、デュア・リパとのコラボレーション楽曲をリリースしている。

BLACKPINKにタイ人メンバーのLISAが所属する影響でタイのK-POP市場では絶大な人気を誇るが、日本ではライバルであるTWICEの日本人メンバー3人の影響で岩盤崩しにかなり苦労を強いられた。そのため、日本市場を強化するべく、子会社であるYG JAPANや提携先である日本の音楽業界大手・エイベックス傘下の育成施設(エイベックス・アーティスト・アカデミー、EXPG等)から語学堪能で多角的に優秀なプロ歌手志望の日本人を採用する方針を採っている。2020年には初の日本人メンバーとしてTREASUREのヨシ、マシホ、アサヒ、ハルト、、2023年には初の日本人女性メンバーとしてBABYMONSTERのルカとアサがデビューした。

練習生には、グループとソロの両活動双方で活躍が可能な個々のポテンシャルを重視している。そのため、会社内で行われる過酷な競争と練習生の実力テストでトレーナーや経営陣が求める成績に達せず、企画中のアイドルデビュープロジェクトに不相応と判断された練習生は、練習生寮と事務所の育成契約を打ち切られ、追放処分となる。

一方で、韓国の芸能事務所では常識であった練習生の精算制度を、事実上廃止した事務所でもある。オーディション部門の関係者によれば、練習生は歌唱・ダンスレッスンを自己負担なしで受けられ、映画や事務所先輩のステージも会社負担で鑑賞できる福祉制度が設けられている。また、日本の「大検」にあたる大学入学資格検定を希望する練習生には対策授業も行うなどしており、練習生への出費を「投資」とみなしている。そのため他の多くの芸能事務所と異なり、練習生がデビュー時点で多額の借金を抱えることは基本的に無く、デビュー後に給料からこれまでの経費を天引きされることもないとされている。

沿革

1996年3月、元ソテジワアイドゥルのメンバーであるヤン・ヒョンソクによって、「ヒョン企画」として設立された。

同年7月に3人組男性グループ「KEEP SIX」を輩出するも、失敗に終わった。

1997年、「MFエンターテインメント」へ改称。男性アイドルデュオ「JINUSEAN」をデビューさせ、成功を収める。

1998年、「Yang Goonエンターテインメント」へ改称。4人組男性グループ「1TYM」、ヒップホップ歌手ペリーなどを輩出。正統派ブラックミュージックで勝負をかけて成功した。

2001年、現在の「YGエンターテインメント」へ改称。

2003年、美少年イメージの男性歌手・SE7ENを輩出させ、それまでの10代歌手市場を攻略。2005年2月23日には、SE7ENを日本に進出させて音楽スタイルをJ-POPに変えるなど、現地化戦略を駆使して市場を海外へ拡大した。

2006年にデビューしたBIGBANGと2009年にデビューした2NE1の成功で確固たる大型企画会社に生まれ変わる。

2010年3月、SMエンタテインメント・JYPエンターテインメントらとともに、「KMPホールディングス」を設立。

2011年7月、日本のavexとの合同レーベル「YGEX」を設立。

2011年11月23日、KOSDAQへ上場。

2019年6月14日、BIGBANGのV.Iが関与したバーニング・サン事件、iKONのB.Iによる違法薬物使用など様々な疑惑が浮上し、騒動となる。これを受けて、BIが薬を服用した疑いを隠し、内部的に解決しようとしたと疑われたヤン・ヒョンソク代表及び実弟のヤン・ミンソクが代表取締役から退任。

2019年6月20日、経営支援本部長で専務のファン・ボギョンが代表取締役に就任した。ヤン・ヒョンソクは2023年BABYMONSTERのプロデューサーとしてメディアに復帰する。

2020年9月、新社屋を建設。旧社屋の隣に位置し、個人音楽作業室30室、大型録音スタジオとダンス練習室各7室をはじめ、社員食堂やコンビニ・ジム等を備えた地域のランドマーク的存在となっている。

2021年11月に米ユニバーサルミュージックと新人デビューに向けて提携し、

2022年から放送予定のオーディション番組で選ばれたメンバーで新しいボーイズグループを結成予定であると発表。

2022年11月14日、新ボーイズグループ結成に向けたオーディション「2022 YG NEW BOY GROUP AUDITION in JAPAN」を開催。

2023年3月、グローバルオーディションの実施を発表。JIKEI COMグループと提携して日本でも6都市で開催。

2024年、子会社・スタジオプレックスの株式を売却。同年8月にはダンスマネジメント・アカデミー事業レーベルYGXを清算した。

2024年4月1日、BLACKPINK以来7年ぶりとなるガールズグループ、BABYMONSTERがデビュー。

2025年1月、音楽事業に注力するため、俳優マネジメント業務を終了することを発表。

2025年5月26日、新人グループのメンバーを紹介するプロジェクト「YG NEXT MONSTER」を発表。4人組ガールズグループのメンバーを順次公開する予定 となっているが、2026年5月時点では3名の公開にとどまっている。

2026年4月、新人5人組ボーイズグループを9月にデビューさせる予定と発表した。

系列会社

企業提携

2005年頃から市場を海外へ拡大し始め、下記国々の大手音楽組織と提携を結んだ。

№ 国名 提携開始年 組織名 備考
1 韓国 2002年 M-Boatエンターテイメント
ウングン・エンターテイメント
Yamazoneミュージック
Booda Sound
2 日本 ネクスター・レコード
2011年7月 エイベックス 合同レーベルYGEX
3 中国 21イースト・エンターテイメント
4 タイ GMMインターナショナル
5 フィリピン 2010年3月 ユニバーサルミュージック
6 アメリカ 2021年11月 ユニバーサルミュージック

所属

YGエンターテインメント所属のアーティスト、俳優、スタッフは総称して「YG FAMILY」と呼ばれる。YG FAMILYは、これまでに6枚の共同アルバムを制作し、3回の合同ワールドツアーを開催した。

アーティスト

グループ

太字はリーダー

グループ メンバー 脱退メンバー デビュー
JINUSEAN JINU、SEAN 1997年
BIGBANG G-DRAGON、SOL、D-LITE T.O.P、V.I 2006年
WINNER YOON、HOONY、JINU、MINO TAEHYUN 2014年
BLACKPINK ジス、ジェニー、ロゼ、リサ 2016年
TREASURE チェ・ヒョンソク、ジフン、ヨシ、ジュンギュ、ユン・ジェヒョク、
アサヒ、ドヨン、ハルト、パク・ジョンウ、ソ・ジョンファン
ハ・ユンビン、マシホ、
バン・イェダム
2020年
BABYMONSTER ルカ、パリタ、アサ、アヒョン、ラミ、ローラ、チキータ 2023年

ソロ

プロデューサー

  • パク・テディ
  • ペリー
  • Choice37
  • BIG TONE
  • チェ・ピルガン(P.K)
  • ハム・スンチョン
  • カン・ウクジン
  • DEE.P
  • レベッカ・ジョンソン
  • R.tee
  • MILLENIUM
  • AiRPLAY

過去所属

アーティスト

  • KEEP SIX(1996年)
  • 1TYM(1998年 - 2006年)
  • LEXY(1999年 - 2008年)
  • Masta Wu(2000年 - 2016年)
  • フィソン(2002年 - 2006年)
  • GUMMY(2003年 - 2013年)
  • BIGMAMA(2003年 - 2007年)
  • SE7EN(2003年 - 2015年)
  • Digital Masta(イ・ヨンハク)(2008年)
  • 2NE1(2009年 - 2016年)
  • PSY(2010年 - 2018年)
  • イ・ハイ(2012年 - 2019年)
  • EPIK HIGH(2012年 - 2018年)
  • AKMU(2012年 - 2026年)
  • ケイティ・キム(2014年 - 2018年)
  • ONE(チョン・ジェウォン)(2015年 - 2019年)
  • G-DRAGON(2006年 - 2023年)
  • V.I(2006年 - 2019年)
  • T.O.P(チェ・スンヒョン)(2006年 - 2022年)
  • SOL(2006年 - 2022年)
  • D-LITE(2006年 - 2022年)
  • B.I(キム・ハンビン) (2015年 - 2019年)
  • iKON(2015年 - 2022年)
  • Sechs Kies(2016年 - 2024年)
  • ジス(2016年 - 2024年)
  • ジェニー(2016年 - 2024年)
  • ロゼ(2016年 - 2024年)
  • リサ(2016年 - 2024年)

俳優

作品

YG FAMILY名義の作品を記載。

アルバム

公演

YG FAMILYによる合同コンサートを記載。

ワールドツアー

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. 1 2 メンバー全員、個人活動における契約は終了。

出典

  1. ↑ ““ハリウッドでも大活躍”スヒョン、YG ENTERTAINMENTとの専属契約が決定!今後の活動にも期待”. Kstyle. 2021年3月17日. 2021年5月4日閲覧.
  2. ↑ “【TREASURE】“日本人も4人”BIGBANG後輩の大型新人が世界デビュー<グループの魅力&メンバー12人徹底解説>”. モデルプレス (2020年6月7日). 2024年11月29日閲覧。
  3. ↑ “ベビモンRAMIの声はなぜ上手い?YGエンターテイメントの特徴 |K-POPアイドルの歌唱力② |Topline Artist Development” (2024年6月17日). 2024年11月29日閲覧。
  4. ↑ “絶えず韓国芸能界に衝撃を与える超個性派集団YGエンターテインメントって知ってる?”. BACKSTAGE!!. 2026年6月22日閲覧。
  5. ↑ “全員日本人!YG新グループ最後の候補…「YG宝石箱」イケメンだらけのJ組7人を公開(動画あり)”. Kstyke (2018年11月8日). 2026年6月22日閲覧。
  6. ↑ “ブラックピンク(BLACKPINK)オフィシャルサイト”. ブラックピンク(BLACKPINK)オフィシャルサイト. 2021年7月6日閲覧。
  7. ↑ “ブラックピンクのアンバサダー経歴”. BLACKPINKのロゼが、ティファニーのグローバルアンバサダーに!. 2021年7月6日閲覧。
  8. ↑ “ブラックピンク(BLACKPINK)オフィシャルサイト”. BLACKPINKのリサが、M·A·Cの新しいアンバサダーに就任。. 2021年7月6日閲覧。
  9. ↑ “ブラックピンク(BLACKPINK)オフィシャルサイト”. ブラックピンク(BLACKPINK)オフィシャルサイト. 2021年7月6日閲覧。
  10. ↑ “iKON’s Members Officially Reclaim All Group Trademarks From YG Entertainment” (英語). Koreaboo (2023年9月9日). 2026年6月22日閲覧。
  11. 1 2 “いまだに「CDの売り上げ枚数」を競うのは日本だけ…世界を席巻したのがJ-POPではなくK-POPだった根本理由 2000年代には北米市場への進出を視野に入れていた”. PRESIDENT Online (2023年2月22日). 2024年11月29日閲覧。
  12. ↑ “K-POP×海外アーティストのコラボ楽曲18”. ELLE (2022年6月18日). 2025年1月29日閲覧。
  13. ↑ “YG所属グループTREASURE (トレジャー)のプロフィール&ファッションを大調査”. ELLEgirl (2024年7月9日). 2025年1月29日閲覧。
  14. ↑ “BLACKPINK妹分BABYMONSTER、ついにデビュー YG初の日本人メンバー2人含む6人組”. ORICON NEWS (2023年12月8日). 2025年1月29日閲覧。
  15. ↑ “K-POP大型新人TREASURE 国籍は関係なく資質で決めた YG ENTERTAINMENT日本支社 渡邉喜美代表取締役社長に聞く”. 日本経済新聞 (2021年4月28日). 2024年11月29日閲覧。
  16. ↑ “【YG練習生】YG練習生の生活ってどんなの?【日本人は?費用、給料は?】”. bckstgr.com. 2024年11月29日閲覧。
  17. ↑ “さすが大手! YG練習生が受けられる「福祉制度」が豪華すぎる! レッスンだけじゃない! なんと映画のチケットや勉強までサポート・・ 惜しみなく練習生に投資する太っ腹な姿勢にビックリ”. K-POP monster (2023年3月4日). 2025年6月16日閲覧。
  18. ↑ “YGの“ダンサー”イ・ジェウク取締役「BIGBANGに教えることが新たなチャンスになった」”. livedoor. 2014年2月23日. 2026年6月22日閲覧.
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  21. 1 2 “エイベックス、BIG BANGら所属の韓国大手音楽プロダクションと新レーベル設立” (日本語). 東京都. オリコン. 2011年7月21日. 2011年7月22日閲覧.{{cite news}}: CS1メンテナンス: 認識できない言語 (カテゴリ)
  22. ↑ “ヤン・ヒョンソク氏辞任にもその影響力に余波が広がる”. KBS WORLD. 2019年6月19日. 2021年5月4日閲覧.
  23. ↑ YGヤン・ヒョンソク代表、本日(6/14)付けで辞任「全ての役職から退く」(公式全文) Kstyle 2019/6/14
  24. ↑ YGヤン・ミンソク代表取締役、兄のヤン・ヒョンソク代表と辞任へ…公式発表「真実は必ず明らかになる」 Kstyle 2019/6/14
  25. ↑ YG ENTERTAINMENT、新代表取締役に女性…ファン・ボギョン氏を選任「困難な時期で責任を感じる」 Kstyle 2019/6/20
  26. ↑ “事務所じゃなくて百貨店!?“約77億円”かけて建設された超豪華なYGエンターテインメント新社屋をチェック!”. VENESIS. 2021年8月12日. 2023年1月2日閲覧.
  27. ↑ “YG ENTERTAINMENT、グローバルオーディションを開催…日本でも6会場で審査”. Kstyle. 2023年3月20日. 2023年3月20日閲覧.
  28. ↑ “[韓流]YGエンタが俳優マネジメント事業終了 「本業に集中」”. 聯合ニュース. 2025年1月17日閲覧。
  29. ↑ “YG、俳優マネジメント業務を終了へ「音楽事業に集中する」(公式)”. Kstyle (2025年1月17日). 2025年6月16日閲覧。
  30. ↑ “YG ヤン・ヒョンソク、BLACKPINKら3組の活動計画を発表!男女新グループのデビューも予告(動画あり)”. Kstyle (2025年5月27日). 2025年6月16日閲覧。
  31. ↑ “YG新グループ、1人目のメンバーイベリを公開!15歳とは思えないパフォーマンスに注目(動画あり)”. Kstyle (2025年5月28日). 2025年6月16日閲覧。
  32. ↑ “【2026】YG新ガールズグループメンバー最新情報まとめ!【YGNGG】”. 平和なエンタメニュース (2026年5月26日). 2026年6月22日閲覧。
  33. ↑ “YG、6年ぶりに新人ボーイズグループ5人組を公式発表…9月デビューへ”. YG (2026年4月30日). 2026年6月22日閲覧。
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  35. ↑ Korean Pop Seeps Into Japan
  36. ↑ 2NE1 on Avex
  37. 1 2 It's Confirmed! Universal Records Will Release 2NE1 Albums!
  38. ↑ “BIGBANG、2NE1、PSYらが出演する「YG Family Concert in Japan」再び!!”. YGEX (2014年1月17日). 2021年7月12日閲覧。

外部リンク