DC/PRG

DC/PRG
別名
  • DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN
  • DCPRG
出身地 日本の旗 日本
ジャンル
活動期間
  • 1999年 - 2007年
  • 2009年
  • 2010年 - 2021年
レーベル
共同作業者
公式サイト www.kikuchinaruyoshi.net
メンバー

DC/PRG(ディー・シー・ピー・アール・ジー)は、日本の音楽家である菊地成孔が主宰するビッグバンド。1999年に「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN(デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン)」名義で結成し、2007年に解散。2010年の活動再開後、複数回の改名を経て2021年に活動終了。

略歴

菊地の私淑するエレクトリック・マイルスをコンセプトの軸に、アフロビートやファンク、現代音楽を取り入れることで、クラブカルチャー/ダンスフロアに、従来とは異なる律動構造をもったダンス・ミュージックを提示することを音楽的な主眼として結成された。

当初はディスクジョッキー、キーボード、テナー・サクソフォーンを兼任するバンドマスターの菊地の他に、キーボード、ギター2人、ベース、ドラムス2人、パーカッション、タブラ、ソプラノ・サクソフォーンの10人編成で結成された。2000年に菊地の私塾の生徒であった後関好宏(テナー/ソプラノ・サクソフォーン)が加入して11人編成となり、菊地はDJ、キーボードの演奏とバンドの指揮者に専念するようになる。第二期(2003年〜)に入るとブラスセクション(トロンボーン、トランペット、チューバ)が増員され、14人編成となる。

菊地がリスペクトするマイルス・デイヴィスや菊地雅章に加え、ジミ・ヘンドリックス、ビー・ジーズ、デヴィッド・ボウイらの往年の名曲をカバーしている。

2007年4月25日にShibuya O-EASTで開催したライブの本編終了後に活動終了を発表。菊地は活動終了の理由について「アメリカを表現したため、ファンクバンドとしての役目を終えた。あらかじめ活動終了をアナウンスすると、最近会場に足を運んでいなかった観客が押し寄せるだろうから、あえて当日まで秘密にしておいた」と語った。アンコールではメンバーが担当楽器を持ち替えて「Hey Joe」を演奏した。

活動再開

2009年、マイケル・ヘンダーソン率いるエレクトリック・マイルス・リユニオンバンドの来日公演のダブルビルとしてのオファーを受け、一夜限りの活動再開が決定されたが、マイケル・ヘンダーソンのプロジェクト自体が頓挫し、単独ギグを行う事となり、併せて活動を本格的に再開する事になった。

2010年7月25日、新メンバーを従えてDCPRG名義で活動再開することを発表。10月9日に日比谷野外音楽堂公演を開催した。

2015年5月にdCprGへ、2017年1月にDC/PRGへ改称した。

2021年4月2日にSTUDIO COASTで開催したライブ「Hey Joe, We’re dismissed now/PARTY 2-TOKYO」をもって解散した。

メンバー

2010年活動再開以降のメンバー

名前担当楽器DCPRG以外の活動備考
菊地成孔コンダクト、CDJ、キーボード菊地成孔ダブ・セプテット、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール、JAZZ DOMMUNISTERS
坪口昌恭キーボード坪口昌恭Quartet、東京ザヴィヌルバッハ、菊地成孔ダブ・セプテット
小田朋美VOICE SPACE2014年の東名阪ツアーから
大村孝佳ギターC4、Marty Friedman、BABYMETAL(神バンド)
近藤佑太 ベース
千住宗臣ドラムCOMBO PIANO、PARA、ウリチパン郡、山本精一 & THE PLANGROUND、KOMA(劫魔)
秋元修
大儀見元パーカッションオルケスタ・デ・ラ・ルス、米米CLUB、SWINGOZA、熱帯JAZZ楽団、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
津上研太サックスBOZO、村田陽一orchestra、渋谷毅オーケストラ
高井汐人朱雀大路、アトリエ・ブラジル、Informel 8
MELRAW2021年4月2日の解散ライブで正式加入
類家心平トランペット菊地成孔ダブ・セプテット、Informel 8
サポートメンバー
TAKUYAギターJUDY AND MARY活動再開から大村正式加入まで
滝沢スミレキーボードKINGDOM☆AFROCKS2013年5月の日比谷野音公演にて
MELRAWサックス2019年11月の4都市ツアーの名古屋、大阪、福岡公演に高井汐人の代わりに参加
脱退
丈青キーボードSOIL&"PIMP"SESSIONS、J・A・M、JUA多忙のため2012年12月のライブをもって脱退
アリガス ベース 朱雀大路、元五人一首
田中教順 ドラム 朱雀大路、Informel 8

2007年活動終了以前のメンバー

名前担当楽器DCPRG以外の活動備考
菊地成孔コンダクト、CDJ、キーボードティポグラフィカ、Ground Zero、SPANK HAPPY、東京ザヴィヌルバッハ、菊地成孔Quintet
坪口昌恭キーボード坪口昌恭Trio、東京ザヴィヌルバッハ、菊地成孔Quintet
高井康生ギターAhh! Folly Jet
ジェイソン・シャルトンPanic Smile第二期から
栗原正己ベース栗コーダーカルテット
芳垣安洋ドラムGROUND ZERO、モダンチョキチョキズ、Rovo、Vincent Atomics、渋さ知らズ、大友良英NEW JAZZ QUINTET
藤井信雄坪口昌恭Trio、菊地成孔Quintet、Giulietta Machine
大儀見元パーカッションオルケスタ・デ・ラ・ルス、米米CLUB、BIG HORNS BEE、SALSA SWINGOZA、熱帯JAZZ楽団、菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール
吉見征樹タブラARABINDIA、STOY、スパニッシュ・コネクション、彼岸の此岸
津上研太サックスBOZO、村田陽一orchestra、大友良英NEW JAZZ QUINTET、渋谷毅オーケストラ
後関好宏(ゴセッキー)東京中低域、stim、KINGDOM☆AFROCKS、EGO-WRAPPIN'、在日ファンク、一十三十一、風味堂
青木タイセイトロンボーンオルケスタ・デ・ラ・ルス、熱帯JAZZ楽団、Vincent Atomics第二期から
佐々木史郎トランペットShiro Sasaki & Caoba Big Band、オルケスタ・デ・ラ・ルス、熱帯JAZZ楽団、BIG HORNS BEE
関島岳郎チューバコンポステラ、ストラーダ、シカラムータ、THE THRILL、栗コーダーカルテット、こまっちゃクレズマ
サポートメンバー
伊藤賢二(イトケン)ドラムHarpy、zuppa di pesce、itoken trio、相対性理論
三沢泉パーカッション
脱退
大友良英ギターGround Zero、Filament、大友良英NEW JAZZ QUINTET、I.S.O.第一期のみ。多忙のため脱退。

ディスコグラフィ

※OTOTOYから配信限定の作品もリリースされている。

第一期

発売日形式タイトルレーベル備考
2001年7月10日スプリットシングル P-VineROVOとのスプリット
2001年8月10日アルバム
2002年11月10日リミックスアルバム
2003年6月25日ライブアルバム オリコン247位

第二期

発売日形式タイトルレーベル備考
2003年9月25日アルバム P-Vine
2004年9月8日 TRIAD オリコン174位
2005年3月23日ライブCD+DVD オリコン283位
2007年4月6日アルバム P-Vine オリコン120位
2007年12月26日DVD

2010年活動再開以降

発売日形式タイトルレーベル備考
2011年2月25日DVD-ROM音声データ ewe records PC専用商品
2011年9月21日ライブアルバム IMPULSE! アート・リンゼイがゲスト参加
(Disc 1-#2・#3)
2012年3月28日アルバム
2015年5月13日アルバム TABOO

備考

作品のタイトルは実在の書籍や映画に由来するものが多い。

作品著者刊行年該当作品
アイアンマウンテン報告レナード・C・リュイン1967年REPORT FROM IRON MOUNTAIN(アイアンマウンテン報告)
キャッチ=22ジョーゼフ・ヘラー1961年REPORT FROM IRON MOUNTAIN(アイアンマウンテン報告)
#1.Catch22
構造と力浅田彰1983年Structure Et Force(構造と力)
アメリカフランツ・カフカ1927年Franz Kafka's AMERIKA(フランツ・カフカズ・アメリカ)
ジャングルクルーズにうってつけの日生井英考1987年Franz Kafka's AMERIKA(フランツ・カフカズ・アメリカ)
#1.Perfect days for jungle cruise(ジャングル・クルーズにうってつけの日)
競売ナンバー49の叫びトマス・ピンチョン1966年Franz Kafka's AMERIKA(フランツ・カフカズ・アメリカ)
#3.the crying of lot 49(競売ナンバー49の叫び)

関連項目

脚注

  1. ↑ “<DC/PRG解散声明>... - 株式会社ビュロー菊地(菊地成孔)”. www.facebook.com. 2023年7月17日閲覧。
  2. ↑ “菊地成孔率いるDC/PRGが解散「20年以上継続するかどうか。というラインは、大きなボーダーライン」(コメントあり)”. 音楽ナタリー. 2023年7月17日閲覧。

外部リンク