GRAND PRINCESS '26

GRAND PRINCESS '26
イベント詳細
シリーズ GRAND PRINCESS
主催 東京女子プロレス
開催年月日 2026年3月29日
開催地 日本の旗 日本 東京都墨田区
会場 両国国技館
試合数 10試合
入場者数 3,089人

『GRAND PRINCESS '26』(グランドプリンセス・トゥーシックス)は、日本の女子プロレス団体東京女子プロレスが両国国技館で行った興行。

概要

2024年以来2年ぶり3度目となった東京女子プロレス単独の両国国技館大会は、プロレス以外のジャンルとのコラボレーションがそれまでのビッグマッチより積極的に試され、ゲスト参戦者もそれまでの当団体主催興行と比較しても多い興行となった。

大会の模様は動画配信サイトWRESTLE UNIVERSEで生中継され、ABEMAでも有料視聴プラン加入者向けに映像の同時配信が行われた。WRESTLE UNIVERSEの配信では、日本語版の実況席に谷真理佳と中山夏月姫がゲスト出演し、谷は第3試合の実況に挑戦した。英語版はMr. HAKUとバリヤン・アッキ(英語版)の2人が担当した。

第2試合のアイアンマンヘビーメタル級王座がかけられた時間差入場バトルロイヤルには、魅仁夢 with 矢口真里、さとうもも、マッチャ、上坂すみれ、アントーニオ本多がゲストとして参加。辰巳リカはくっきー!考案の狂人キャラクター「グレート若林くん」として登場した。興行開始前の時点では本多が王者だったが、国技館の支度部屋で500万回スクワットして疲れて枕に頭を乗せて寝ていたところをらくがフォールの体勢に入ってレフェリーが3カウントをとったため、2番手の入場者のらくが王者として試合がスタート。らく、辰巳、桐生真弥と王座の移動が起こりながら試合が進行し、最後は本多の得意技のごんぎつねで本多本人を場外に転落させた上坂すみれが、残っていたもう一人の桐生真弥もビクトル式ヒザ十字固めでギブアップさせて、2025年4月20日以来の王座奪回に成功した。

第4試合は、カード発表の時点で東女特撮部(中島翔子&愛野ユキ&風城ハル)の対戦相手はアジャコング&マックス・ジ・インペイラー&原宿ぽむとされていたが、インペイラーがビザの取得をめぐるトラブルで来日不可能となり、VENYが代わりに参戦してアジャ&ぽむと組むことに。特撮部はニンジャレッド、ゲキレッド、ゴーオンレッドとともに入場したのに対し、アジャコング&VENY&原宿ぽむもぽむが呼び寄せた敵怪人と戦闘員と共に入場して対抗。敵怪人と戦闘員は白井李世を人質にとるものの、特撮部の3人と観客の声援を受けたヒーロー達によって撃退される。リング上にレスラーのみとなった後はじまった試合では、中島がぽむにダイビング・セントーンを繰り出してフォール勝ち。特撮部が入場ゲートから引き上げようとすると、ヒーローたちが再び登場して共に勝利を分かち合った。

第6試合は、山下実優&遠藤有栖の対戦相手として、当初はSareee&レイ・イン・リー(英語版)と発表されていたが、興行の約2週間前にTNA側の事情によりレイ・イン・リーの参戦がキャンセルとなる。代わりに参戦することになったのは彩羽匠で、イレギュラーながらスパーク・ラッシュが東女に乗り込む構図となった。

第7試合は、2025年5月に結婚を公表したKONOSUKE TAKESHITAと坂崎ユカが夫婦でタッグを組み、スーパー・ササダンゴ・マシン&ハイパーミサヲと対戦。

第8試合のインターナショナル・プリンセス王座戦は、2月14日の後楽園ホール大会で凍雅から王者防衛に成功したMIRAIが、試合後に「ずっとずっとやりたかった相手」として鈴芽を挑戦者に指名。かつて共に在籍していた頃に組んでいたタッグチーム「BeeStar」の2人による対決となった。試合は鈴芽がMIRAIから初めてシングルマッチで勝利をおさめると同時に、SUMMER SUN PRINCESS '25で手放した王座の奪回に成功した。セミファイナルとして行われたプリンセスタッグ王座戦は、2月に"ふたりはプリンセス"Max Heartトーナメントを現役王者として初めて制したOber Eats(上福ゆき&上原わかな)が、The IInspiration(英語版)(ジェシー・マッケイ&キャシー・リー(英語版))を挑戦者に迎えたが、王座防衛に失敗。メインイベントのプリンセス・オブ・プリンセス王座戦は、1月10日の新宿FACE大会内で行われた挑戦者決定6wayマッチで勝ち残って権利を獲得した荒井優希が王者・渡辺未詩から勝利し、王座2度目の挑戦で奪取に成功。これにより、荒井は東京女子プロレスが管理する3つの王座を全て獲得。結果として、3つの王座戦は全て挑戦者側が勝利し、王座が移動となった。

宣伝活動

本大会は宣伝にも力が入れられ、大会及び試合のビジュアルイメージをアニメーターのすしお、漫画家の内藤泰弘、麻宮騎亜が担当。また、本大会のPR大使を務めたスーパー・ササダンゴ・マシンにより所属選手およびスタッフにお題が言い渡された。

お題の対象者内容結果
鈴木志乃 全力あっち向いてホイでSNSフォロワー数合計10万人のインフルエンサー3人から勝利
小夏れん 動きのキレを増すためにLDHでダンスレッスンを受ける EXPGにてダンスレッスン実施。
辰巳リカ 狂気を増す くっきー!より狂気を学び、新たな人格「グレート若林くん」と凶器「巨マッキー」を授けられる。
瑞希 新根室プロレスに奪われたピコピコハンマーの代わりに伝説級の武器を手に入れる 大張正己デザインの「バーンピコピコアックスハンマー」を入手。
上福ゆき
上原わかな
万バズするような動画を投稿 上原がバッキーと戯れる動画が万バズ。
中島翔子
愛野ユキ
風城ハル
『激走戦隊カーレンジャー』第19話「恋のあて逃げ娘!」で行われた火の玉ボール打ち返し特訓 実際に火のついたボールを打ち返すのは危険なため、バッティングセンターで愛野がヒットを出すことで達成。
山下実優 アイドルの練習に参加してアイドル特訓を行う 虹のコンキスタドールの下でアイドル特訓を実施。
神嵜志音 新宿のど真ん中で弾き語りの路上ライブ 髙島屋新宿店前で自らのテーマ曲『再生』のアコースティックライブを実施。しかしその場を見守っていた甲田哲也がサーベルを持った上坂すみれに襲撃され、アイアンマンヘビーメタル級選手権試合に参加させろと直訴される。
甲田哲也 プロレスラー以外で両国国技館を一人で埋められるビッグゲストのプロレスデビュー 上記の経緯で上坂すみれのブッキングに成功。
髙木三四郎 両国国技館に出場するアイドルをオファー 佐藤大地の妹であるアイドル・さとうももにオファー。
ミニモちゃん プロレスの必殺技を習得する 「おいしい牛乳飲むのだぴょ〜んキック」を習得。

試合

第1試合 15分1本勝負 シングルマッチ
〇高見汐珠 5分43秒
コアラクラッチ
神嵜志音●
第2試合 時間無制限勝負 アイアイマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル
出場選手(入場順)…魅仁夢 with 矢口真里、らく(第1814代王者)、芦田美歩、さとうもも、七瀬千花、キラ・サマー、辰巳リカ a.k.a グレート若林くん、ハットリ桜、マッチャ、桐生真弥、上坂すみれ、アントーニオ本多
〇らく 3分16秒
ぽっぽーチョップ!!→体固め
魅仁夢 with 矢口真里●
〇七瀬千花 7分9秒
稲荷鳥居
さとうもも●
〇辰巳リカ a.k.a グレート若林くん 11分8秒
グレート若林くんボム→体固め
らく●
らくが防衛に失敗、辰巳リカ a.k.a グレート若林くんが第1815代王者となる。
〇ハットリ桜 12分51秒
神伝不動流前締裏
七瀬千花●
〇キラ・サマー 14分31秒
オーバー・ザ・トップロープ
ハットリ桜●
〇桐生真弥 15分32秒
オーバー・ザ・トップロープ
キラ・サマー●
マッチャ●
〇アントーニオ本多 21分50秒
オーバー・ザ・トップロープ
芦田美歩●
〇桐生真弥 22分2秒
首固め
辰巳リカ a.k.a グレート若林くん●
辰巳リカ a.k.a グレート若林くんが防衛に失敗、桐生真弥が第1816代王者となる。
〇上坂すみれ 25分29秒
オーバー・ザ・トップロープ
アントーニオ本多●
〇上坂すみれ 26分55秒
ビクトル式ヒザ十字固め
桐生真弥●
桐生真弥が防衛に失敗、上坂すみれが第1817代王者となる。
第3試合 20分1本勝負 タッグマッチ
〇HIMAWARI
鈴木志乃
10分46秒
サン・フラワーテンペスト→片エビ固め
凍雅
小夏れん●
第4試合 20分1本勝負 6人タッグマッチ
〇中島翔子
愛野ユキ
風城ハル
with ニンジャレッド、ゲキレッド、ゴーオンレッド
13分8秒
ダイビング・セントーン→片エビ固め
アジャコング
VENY
原宿ぽむ●
with 怪人、リンシー、蛮機兵ウガッツ
第5試合 15分1本勝負 シングルマッチ 
○瑞希 8分4秒
ダイビング・フットスタンプ→体固め
アンドレザ・ジャイアントパンダ●
第6試合 20分1本勝負 タッグマッチ
山下実優
●遠藤有栖
18分44秒
ランニングスリー→エビ固め
Sareee
彩羽匠〇
第7試合 30分1本勝負 スペシャルタッグマッチ
〇坂崎ユカ
KONOSUKE TAKESHITA
21分29秒
マジカル魔法少女スプラッシュ→片エビ固め
ハイパーミサヲ●
スーパー・ササダンゴ・マシン
第8試合 30分1本勝負 インターナショナル・プリンセス選手権試合
●MIRAI
(第16代王者)
15分24秒
スプリング・リング・ア・ベル→片エビ固め
鈴芽〇
(挑戦者)
王者・MIRAIが2度目の防衛に失敗、鈴芽が第17代王者となる。
セミファイナル 30分1本勝負 プリンセスタッグ選手権試合
上福ゆき
●上原わかな
(第19代王者組・Ober Eats)
12分14秒
アイドライザー→片エビ固め
ジェシー・マッケイ
キャシー・リー(英語版)○
(挑戦者組・The IInspiration(英語版))
第19代王者組・Ober Eatsが4度目の防衛に失敗、The IInspirationが第20代王者組となる。
メインイベント 30分1本勝負 プリンセス・オブ・プリンセス選手権試合
●渡辺未詩
(第16代王者)
21分20秒
Finally→片エビ固め
荒井優希〇
(挑戦者)
第16代王者・渡辺未詩が5度目の防衛に失敗、荒井優希が第17代王者となる。

脚注

注釈

  1. ↑ 読みは「みにも」。
  2. ↑ 魅仁夢の応援としてセコンドにつき、試合にも介入した。
  3. ↑ アイドルグループ原宿学園(現・原宿LAND)のメンバーで、兄はDDTプロレスリング所属の佐藤大地。兄の応援で観戦しにきた最中に髙木三四郎からオファーされた。
  4. ↑ 3月10日に髙島屋新宿店前でタイガー・ジェット・シンを彷彿とさせる姿で、サーベルを片手に甲田哲也を襲撃。アイアンマンランブルへの参戦を要求し受諾させた。
  5. ↑ 2025年2月15日以来のアイアンマン王座獲得(通算2度目)。
  6. ↑ 2026年3月11日にアントーニオ本多に奪われて以来の王座獲得(通算8度目)。
  7. ↑ 2026年2月14日にアジャコングに奪われて以来の王座獲得(通算16度目)。
  8. ↑ 辰巳リカ(2023年3月18日にインターナショナル・プリンセス王座獲得により達成)、渡辺未詩(2024年3月31日にプリンセス・オブ・プリンセス王座獲得により達成)に続いて3人目。
  9. ↑ 劇中で実際に行われていたのは火の玉ボールに対抗する「見えないスイング」開発のための素振り特訓。
  10. ↑ 上田馬之助風のコスチュームの稲田徹が上坂の入場に帯同。
  11. ↑ 話すことのできないヒーローの発言を代弁するキャラクターショーのMC的立場で稲田徹が帯同。
  12. ↑ ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーの制作発表会に登場したオリジナルのノーワン怪人・ズカモトキセのぬいぐるみ流用。

出典

  1. ↑ “3月29日(日)両国国技館『GRAND PRINCESS '26』のWRESTLE UNIVERSE放送席ゲストはハロー!プロジェクトのアイドルグループ、OCHA NORMA(オチャ ノーマ)の中山夏月姫(なかやま なつめ)さんに決定!”. 東京女子プロレス公式サイト. 株式会社CyberFight (2026年1月27日). 2026年5月4日閲覧。
  2. ↑ 谷 真理佳 [@tanimarika0105]「2026年3月31日 午後9:24(JST)の投稿」2026年3月30日。X(旧Twitter)より2026年5月4日閲覧。
  3. ↑ “3月29日両国国技館大会直前情報”. 東京女子プロレス公式サイト. 株式会社CyberFight (2026年3月28日). 2026年5月4日閲覧。
  4. ↑ 「【東京女子】矢口真里が「魅仁夢」のセコンドとして登場 得意技「セクシービーム」も披露」『東京スポーツ』2026年3月29日。2026年5月4日閲覧。
  5. ↑ 辰巳リカ Rika Tatsumi [@doratles]「2026年3月30日 午後6:26(JST)の投稿」2026年3月30日。X(旧Twitter)より2026年5月4日閲覧。
  6. ↑ 「【東京女子】人気声優・上坂すみれが3・29両国国技館に参戦決定!「気がついたら決まっていました」甲田哲也代表をサーベルで襲撃!」『プロレスTODAY』2026年3月11日。2026年5月4日閲覧。
  7. ↑ 谷 真理佳 [@tanimarika0105]「2026年3月31日 午後9:24(JST)の投稿」2026年3月30日。X(旧Twitter)より2026年5月4日閲覧。
  8. ↑ 「【東京女子】人気声優・上坂すみれ2度目のアイアンマン戴冠「ちゃんと鍵2つかけて就寝します」」『日刊スポーツ』2026年3月29日。2026年5月4日閲覧。
  9. ↑ 「【東京女子】マックス・ジ・インペイラーがVISA取得に関するトラブルで来日できず、VENYが3.29両国国技館大会に緊急参戦」『プロレスTODAY』2026年3月27日。2026年5月4日閲覧。
  10. ↑ “レイ・イン・リー選手の来日中止のお知らせ”. 東京女子プロレス公式サイト. 株式会社CyberFight (2026年3月13日). 2026年5月4日閲覧。
  11. ↑ 「【東京女子】Sareee&彩羽匠が遠藤有栖を評価「小娘と思ってたけど根性めちゃめちゃある」」『日刊スポーツ』2026年3月29日。2026年5月4日閲覧。
  12. ↑ 「【東京女子】夫婦で参戦も誤爆でTAKESHITAのキック浴びた坂崎ユカ「蹴られた気が…」」『日刊スポーツ』2026年3月29日。2026年5月4日閲覧。
  13. ↑ 「【東京女子】MIRAIが凍雅下しインター王座V1「やりたかった相手」鈴芽と3・29激突へ」『日刊スポーツ』2026年2月14日。2026年5月4日閲覧。
  14. ↑ 「【東京女子】鈴芽がMIRAIを破り第17代インターナショナル王者に 防衛ロードは「世界中のプロレスラーが対象」」『東京スポーツ』2026年3月29日。2026年5月4日閲覧。
  15. ↑ 「【東京女子】オーバーイーツがタッグ王座V4失敗 涙の上原わかなを上福ゆき一喝「直後は反省だろ!」」『東京スポーツ』2026年3月29日。2026年5月4日閲覧。
  16. ↑ 「【東京女子】元SKE48荒井優希がサバイバル6WAY戦を制し、3・29両国国技館でプリプリ王座に挑戦!「東京女子プロレスのテッペンに行くしかないと思います」」『プロレスTODAY』2026年1月11日。2026年5月4日閲覧。
  17. ↑ “【東京女子】荒井優希 涙のプリンセス王座初戴冠!目指すは「選手みんなで東京ドームで興行を」”. 東京スポーツ (2026年3月29日). 2026年5月4日閲覧。

外部リンク