Kiwix

Kiwix
開発元 エマニュエル・エンゲルハルト
最新版
0.9
リポジトリ ウィキデータを編集
対応OS Linux, Windows, macOS, Android, iOS
サイズ 21 MB + ZIM file
対応言語 110言語以上
ライセンス GPLv3
公式サイト www.kiwix.org
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Kiwixとは、ウィキペディアをインターネットに接続していないオフライン状態で閲覧するフリープログラムである。記事の圧縮された内容を構築したZIMフォーマットファイルで格納されたプロジェクトのコンテンツを読み込む。当初はウィキペディアのみに対応していたが、他のウィキメディアプロジェクトの読み込みにも対応するようになった。

このソフトウェアは主にインターネットを閲覧するのが困難もしくはコストがかかる開発途上国の学校向けにインターネット接続せずに使用出来るように設計されている。KiwixはまたSOS子供の村で使用されることを念頭に置いたバージョンもある。

Mozillaフレームワークを使用するKiwixは110言語以上に対応しており、全文検索、タブナビゲーション、PDFやHTMLへのエクスポートも可能。

歴史

創設者のエマニュエル・エンゲルハルトはウィキペディアを共通善として捉えたうえで、「ウィキペディアのコンテンツは全ての人が利用できるべきです!インターネット接続がなかったとしても。これがKiwixプロジェクトを立ち上げた理由です。」と述べた。

2004年にウィキペディアの編集者となった後、エンゲルハルトはウィキペディアのオフライン版を開発することに興味を持つようになった。2003年に始動したウィキペディアのCDを作るプロジェクトが、Kiwixプロジェクトのきっかけとなった。

2012年、Kiwixはウィキメディア・フランスからkiwix-plugを構築するための助成金を受け、Afripedia Projectの一環として、11カ国の大学にkiwix-plugが設置された。2013年2月、KiwixはSourceForgeのProject of the Month awardを受賞し、2015年にはオープンソースの賞を受賞した。

概要

ソフトウェアはウェブコンテンツのオフラインリーダとして設計されている。インターネット接続のないコンピュータや、通信速度の遅いまたは通信料金の高価な環境、検閲を避けるために利用できる。旅行中に飛行機や電車でも利用できる。また、ブラウザ拡張機能も用意されている。コンテンツがオフラインにアーカイブされるということは、オンライン時のように編集することはできないことを意味する。

まず、ユーザはKiwix(またはブラウザ拡張機能)をダウンロードし、次にオフラインでの閲覧ができるようにコンテンツをダウンロードする。データは圧縮されているので、ディスク容量と帯域幅を節約できる。英語版Wikipediaの画像を含む全内容も、大容量のUSBメモリや外部メディアに保存することができる。

すべてのコンテンツファイルはZIM形式としてインデックス化と圧縮が行われる。ファイルサイズを小さくしながら、検索のしやすさを保ち、選択的な展開が可能である。

ZIMファイルは、ウェブブラウザのように振る舞うKiwix、または適切に機能が有効化された一般的なブラウザで開く。Kiwixには全文検索、タブ、PDFやHTMLとして記事をエクスポートする機能が備わっている。

kiwix-serverと呼ばれるHTTPサーバ版もあり、コンピュータがKiwixのコンテンツをホストできるようにして、ネットワーク上の他のコンピュータからもコンテンツを利用できるようにする。このとき、他のコンピュータからは通常のウェブサイトと同じように見える。

Kiwix-hotspotはプラグコンピュータ向けのHTTPサーバ版であり、Wi-Fiサーバを提供するためによく利用される。プラグアンドプレイ型のソリューションなので、専門的技術のない利用場面に適している。

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ↑ 110 GB with pictures, 57 GB without pictures, and 7.4 GB with only the introduction, as of 13 November 2024.

出典

  1. 1 2 3 “Kiwix”. SourceForge. 2012年3月22日閲覧。
  2. 1 2 Sutherland, Joe. Emmanuel Engelhart, Inventor of Kiwix: the Offline Wikipedia Browser. In: Wikimedia Blog. 12 September 2014. Accessed on 26 November 2014.
  3. ↑ Citazine article on Afripedia (in French)
  4. ↑ Traoré (2012年8月13日). “Afripédia : un projet de promotion de Wikipédia en Afrique”. www.afrik.com. 2016年3月8日閲覧。
  5. 1 2 3 “Kiwix Aims to spread Wikipedia's Reach”. dice.com (2013年2月4日). 2013年7月10日閲覧。
  6. ↑ “OSS Awards küren Schweizer Open-Source-Projekte”. Netzwoche (2015年10月29日). 2015年12月8日閲覧。
  7. ↑ “Content in all languages - Kiwix”. wiki.kiwix.org. 2016年8月8日閲覧。
  8. ↑ “Kiwix-plug - Kiwix”. wiki.kiwix.org. 2016年3月8日閲覧。

外部リンク