| NGC 2403 | ||
|---|---|---|
ハッブル宇宙望遠鏡による画像 Credit: HST/NASA/ESA | ||
| 仮符号・別名 | Caldwell 7 | |
| 星座 | きりん座 | |
| 見かけの等級 (mv) | 8.93 | |
| 視直径 | 21.9' × 12.3' | |
| 分類 | SAB(s)cd、Sc | |
| 位置 元期:J2000.0 | ||
| 赤経 (RA, α) | 07h 36m 51.396s | |
| 赤緯 (Dec, δ) | +65° 36' 09.17" | |
| 赤方偏移 | 0.000445 ± 0.000001 | |
| 視線速度 (Rv) | 133 ± 0 km/s | |
| 距離 | 980万 光年 | |
| 他のカタログでの名称 | ||
| HV.44、UGC 3918、PGC 21396 | ||
| ■Template (■ノート ■解説) ■Project | ||
座標:
07h 36m 51.396s, +65° 36′ 09.17″
NGC 2403(Caldwell 7)は、きりん座の方角に約980万光年離れた位置にある渦巻銀河である。内部で活発な星形成が行われており、赤く輝く多数のHII領域が見られる。

この銀河は1788年にウィリアム・ハーシェルによって発見された。M81などの著名な銀河が含まれるM81銀河群の一員であり、比較的明るいため、10×50倍の双眼鏡を用いれば容易に観測することができる。北側に伸びる腕は、NGC 2403のHII領域の一つであるNGC 2404と繋がっている。質量は銀河系の約半分とされ、内部には星形成の材料となる大量の中性水素ガスが存在するとされている。また、H II核を保有していると考えられている。

2025年時点で、SN 1954J・SN 2002kg・SN 2004dj・AT 2016ccdという4つの爆発的な天文現象が報告されている。SN 2004djは、アマチュア天文家の板垣公一が2004年に発見したII型超新星である。発見当時、21世紀に観測された超新星のなかで最も明るいものであった。現在では、2004年に最も明るく輝いた超新星として記録されている。それ以外の3つは、擬似的超新星などアウトバーストを伴う高光度青色変光星であると考えられている。
アラン・サンデージはヘール望遠鏡を用いてNGC 2403の中にケフェイド変光星を発見し、局所銀河群以外でケフェイド変光星が発見された最初の銀河となった。彼はこの銀河までの距離をわずか8000光年と見積もっていたが、今日ではその1000倍以上も遠い約980万光年の距離にあると考えられている。