この記事は広告・宣伝活動のような記述内容になっています。 (2025年3月) |
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 市場情報 | 非上場 |
| 本社所在地 |
〒140-0002 東京都品川区東品川四丁目12番8号 品川シーサイドイーストタワー 7階 |
| 設立 | 2006年(平成18年)6月14日 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 4010001142844 |
| 事業内容 |
コンテンツ配信事業 オープンソーシャル事業 |
| 代表者 | 加藤 征一郎(代表取締役) |
| 資本金 |
1億円 (2015年4月30日現在) |
| 従業員数 | 124名(2015年4月30日現在) |
| 主要株主 | マーベラス 99.9% |
| 関係する人物 | 宮路武 |
| 外部リンク | 株式会社ジー・モード 公式サイト |
| 特記事項:旧ジー・モードの設立は2000年7月27日。 | |
携帯電話やゲーム機向けにゲームを開発している。代表作は『空気読み。』シリーズや『フライハイト』シリーズなど。
かつて存在したゲーム会社データイーストの版権を所有しており、それらはバーチャルコンソールやゲームアーカイブスなどに移植されて配信している。
2000年代にはハドソンやドワンゴと並び、日本の高機能携帯電話(フィーチャーフォン)にゲームを提供する代表的なメーカーであった。『テトリス』などの有名人気ゲームの版権を多数持っていたのに加え、自社オリジナル作品でもヒット作を多数リリースした。当時は各携帯電話キャリアの公式サイト向けゲームコンテンツの制作・開発・配信が主力であり、一方で自社ゲームサイトでの配信や、SNSのmixi、GREE、モバゲータウンなどの携帯ゲームコーナーへのゲーム提供も行っていた。当時の主なゲームは2020年より「G-MODEアーカイブス」としてNintendo Switchに移植されている。
2010年代初頭のアプリックス傘下時代は、同じくアプリックス傘下だったAICが制作したアニメーション作品のパッケージソフト発売や、無料ウェブコミック誌『COMIC メテオ』・『COMIC ポラリス』の運営、同誌掲載漫画作品の編集、新人賞「G-mode新人コミック大賞」の主催などをしていた。
株式会社ゲームアーツの創設者で、『シルフィード』(1993年)『ガングリフォン』(1996年)『グランディア』(1997年)などを制作したゲームクリエーターの宮路武によって2000年に設立された。コンシューマ事業と並行していた当時の競合ゲーム会社に対して、ジー・モードは当初よりフィーチャーフォン向けアプリを専門としていた点が特徴であった。
2001年1月からNTTドコモがJavaアプリケーション「iアプリ」のサービスを開始したのに合わせ、iアプリゲームの販売を開始した。2001年1月に配信された『テトリス』と『オセロ』が最初の作品である。新設のメーカーながら、有名な2つのゲームの版権が取れたことは大きく、設立から2期目で早くも黒字化する。ドコモのN503i(2001年)が出てから売り上げが跳ね上がったという。上場した2002年の時点で、日本の携帯電話キャリア3社のうちNTTドコモとの取引が72.5%と、ドコモが圧倒的だったが、一方でドコモ一強に偏らず、J-PHONEのJavaアプリやKDDIのBREWなど、他社携帯電話向けのサービスも展開した。
ジー・モードが運営するiアプリ対応のアプリ配信サイトである「Get!!プチアプリ」(月額100円)は、2001年11月にiアプリのゲーム配信サイトで会員数1位となり、フィーチャーフォン終焉期となる2011年までそのまま首位を保った。ネット対戦に対応した「対戦ぐるじゃむ」(月額300円)は、iアプリのゲーム配信サイトで2位で、ジー・モードはその他のサイトも含めると上場した2002年時点で合計140万人のユーザーを抱えた。「Get!!プチアプリ」は、最盛期には会員数が100万人を突破し、最大のヒット作である『テトリス』は400万人が遊んだという 。
コンシューマーで数々の硬派なゲームを製作してきた宮路武が、ケータイで全く畑違いのゲームを作り、かなりの人気を集めているということで、2001年当時は注目された。
2001年当時にジー・モードの副社長を務めていた宮路武は、Game Watchの船津稔とのインタビューの中で「複数人による会議によってゲームのラインナップを決めており、自分たちが楽しいかどうかが大前提とした上で、様々なユーザに思い入れを感じてもらえるものを選んでいる」と話しており、「独創性が無ければ現代では通用しない」とも述べている。例えば『電卓インベーダー』という作品は、30代のユーザにノスタルジーを感じてもらうのと10代のユーザに「20年前の電卓を用いたゲーム」として好奇心を誘発させるために選ばれた。
宮路は船津とのインタビューの中で非常に評判が良かったと語っており、10代から20代を中心に幅広い層が展開されつつも30代が少なく、40代以降がまた多いとも述べている。また対戦ゲームでは若いユーザが多く、「Get!!プチアプリ」では40代のユーザが多かったとも話している。
その一方で宮路は新作を求める層が増えていることも認めており、旧作と新作のダウンロード数が拮抗しているとも話している。
宮路は2001年当時のiアプリのプレイ時間帯のピークは23:00 - 25:00頃であることから、ちょっと気軽に遊べるような作品が求められているとした上で、制作にあたっては5分 - 20分程度に遊べるようにしていると述べ、超過するようであれば目安時間内に収まるようにしていると話している。船津から「5分で遊べるRPGは面白そうだがそれをRPGと呼べるかどうか分からない」と質問された際、宮路は発想を逆転させるだけでよいのでありうると思うと答えており、従来の家庭用ゲーム機向けRPGでもプレイ時間を想定して作っている為、そのようなものをカットすればより短くなると説明している。
2004年には『フライハイトクラウディア』をリリース。それまでの携帯電話向けゲームは空き時間に5分くらいで気軽に遊べるようなカジュアルなゲームや、『テトリス』(2001年)や『平安京エイリアンDX』(2003年)など昔のゲームの移植が主流で、オリジナル大作RPGが珍しかったのもあって大ヒットとなった。2009年までにシリーズ4作がリリースされ、シリーズ累計で150万本が販売された。
2000年代中頃より、従来の2GケータイからドコモのFOMAやKDDIのcdmaOneなど3Gケータイへの移行が始まる。画面サイズも大きくなり、ゲームの容量も大きくなって、開発は大変になったが、ジー・モードはこれにキャッチアップした。最大10MBのゲームが扱える「メガアプリ」の登場直後となる2005年には、メガアプリに対応した『ケータイ少女』(2005年、40万本)をリリースするなど、ジー・モードは当時の携帯電話の進化に合わせてクオリティの高いゲームを大量にリリースした。
この時期の代表作『空気読み。』(2008年、シリーズ累計600万本)『史上最強 宮本ジュリア』(2008年)などは、後にNintendo Switchなどに移植されている。
2009年、フィーチャーフォンのプラットフォーム開発メーカーであったアプリックスと提携し、2011年にはアプリックスに買収される。スマートフォンの普及に伴うフィーチャーフォン市場の消滅に際して、アプリックスはゲーム会社やアニメ会社を買収し、宮路のジー・モードを核としたコンテンツグループ「ガイアホールディングス」に変革することで生き残りを図ろうとしていた。
しかし、2011年に宮路が急逝。数年先の売上まで予測できた宮路の精密な損益シミュレーションに依存していたガイアホールディングスは宮路の死去によってメディアコンテンツ部門を扱うことが困難となった。ジー・モードは2011年から2012年にかけて各携帯キャリア向けにスマートフォン向け公式ゲーム配信サービス「テトリス&Getプチアプリ」をオープンするなど、スマートフォン時代に入ってもフィーチャーフォン時代と同じキャリアの公式サイトでの月額課金というビジネスに頼り切り、スマートデバイス向けアプリの開発で出遅れたこともあって、2012年に大きな赤字を出したため、ガイアホールディングスは自社グループを解体して元の組込開発メーカー「アプリックス」に戻る方針を取り、2014年にジー・モードを元セガ社長の中山隼雄が率いるゲーム会社であるONE-UPに売却した。
2014年、ONE-UPはジー・モードと合併し、商号を「ジー・モード」へ変更。ONE-UPとの合併に伴い、旧ジー・モードはスマートフォン向けアプリ開発のノウハウを着実に蓄積した。中山隼雄は2015年、息子の中山晴喜が率いるマーベラスへジー・モードを売却した。
マーベラスの傘下に入ったことで、ジー・モードはモバイルゲーム専業から多様なプラットフォームに向けた展開を行っていく。
2017年12月、マーベラスの副社長・青木利則がジー・モード代表取締役に就任。2018年3月、青木社長はギークスから竹下功一を呼び寄せ、既存事業の継続がメインだったジー・モードを変革し、新たな事業を始めるように命じる。だが予算や結果を出すまでの時間が足りない為、竹下はギークス時代にニンテンドー3DS向けのダウンロードサービスを手掛けていた経験を生かしてNintendo Switchのダウンロードゲームの制作・販売を思い立ち、ジー・モードの作品の中から『空気読み。』『鳥魂』『バーガータイム』をSwitchへの移植候補として選定した。
2か月後の2018年5月には『空気読み。』のSwitch化プロジェクトが始動し、Unityで作られたスマートフォン版をもとに問題をアレンジしたり、2人用モードを追加した。そして、約3か月後の8月30日には『みんなで空気読み。』という題名でNintendo Switch用ソフトとして発売された。翌年に続編となる『みんなで空気読み。2~令和~』を発売した際、前作となる『みんなで空気読み。』を日本国外向けに発売したところ、実況動画が上がる程のヒットを見せた。これを受け『みんなで空気読み。2~令和~』もローカライズし、PlayStation 4やSteamにも展開した。
竹下は次の1年に何をすべきか迷い、より早くジー・モードの家庭用ゲーム機向けダウンロード作品を増やそうかと考える中で、過去にフィーチャーフォン向けに発売した作品の復刻版の発売を思い立ち、2020年より「G-MODEアーカイブス」が開始された。2020年4月、「G-MODEアーカイブス」の第1弾となる『フライハイトクラウディア』がNintendo Switchで発売された。