|
| |
|
PICO 4ヘッドセット | |
| 開発元 | PICO Immersive |
|---|---|
| 種別 | VRヘッドセット/MRヘッドセット |
| 発売日 |
2022年9月27日(中国) 2022年10月7日(日本) 2022年10月18日(ヨーロッパ) |
| 標準価格 |
128GB 49,000円 429ユーロ 2,499元 256GB 59,400円 499ユーロ 2,799元 |
| OS | PICO OS |
| SoC | Qualcomm Snapdragon XR2 |
| メモリ | 8GB (LPDDR4) |
| ストレージ | 128GB、256GB |
| ディスプレイ |
パネル LCD 解像度(片目) 2160 x 2160 リフレッシュレート 90Hz |
| グラフィック | Adreno 650 @ 587 MHz (Up to 902 GFLOPS FP32) |
| 外部接続 | |
| オンラインサービス | PICO Store |
| 重量 | 586g |
| 前世代ハード | PICO Neo 3 |
| 次世代ハード | PICO 4 Ultra |
| ウェブサイト | 公式ウェブサイト |
PICO 4(ピコフォー)は、ByteDanceの一部門であるPICO Immersiveが開発・製造する、スタンドアローンのVRヘッドセットである。Meta Quest 2などのVRヘッドセットの対抗機種として位置付けられている。
VRゲーム用に設計されており、東アジアとヨーロッパで購入できるが、現在[いつ?]、アメリカ合衆国では購入することができない。
PICO 4はPico Interactiveによって、PICO Neo 3の後継機として2022年9月22日に発表が行われた。中国では同年9月27日に、日本では10月7日に、ヨーロッパでは10月18日に発売された。
このヘッドセットは、ByteDanceのコンシューマー向けVR市場への進出の一環であり、Meta Questのラインナップと直接競合している。
PICO 4は、QualcommのチップセットであるSnapdragon XR2を採用している。これはSnapdragon 865の派生製品で、VRおよび拡張現実デバイス向けに設計されている。メモリは8GBのLPDDR4 RAMである。内部ストレージは128GBもしくは256GBである。
ディスプレイには、片目あたり2160 x 2160ピクセルの解像度を持つデュアルLCDを採用している。リフレッシュレートは最大90Hzであり、視野角はおよそ105度である。リフレッシュレートはデフォルトでは72Hzだが、試験的な設定により90Hzに切り替えることが可能である。パンケーキレンズを採用することで、ディスプレイとレンズの間の距離を短くし、フレネルレンズを使用した場合よりもバイザーを薄く設計している。
トラッキングはインサイドアウト方式であり、複数の内蔵カメラを搭載している。外部センサーなしで6DoFでのトラッキングが可能である。赤外線追跡リングのついた、2つのコントローラーが付属している。ハンドトラッキング機能も搭載されている。
PICO 4はAndroidベースのOSを使用している。また、主要なデジタル配信プラットフォームとして、PICO Storeが用意されている。
PICO 4は、ゲーム、フィットネスアプリ、メディア再生など、さまざまなVRアプリをサポートしている。さらに、ストリーミング技術を介してPC VRで使用することも可能で、Steam VRをはじめとするプラットフォームのタイトルを実行することもできる。
PICO 4 UltraはPICO 4の上位機種である。2024年8月20日に中国で発表され、中国では同年9月2日、日本とヨーロッパでは9月20日に発売された。
PICO 4 Ultraは、Meta Quest 3と同じSnapdragon XR2 Gen2チップセットを採用し、12GBのRAM、45Wでの充電、空間ビデオキャプチャに対応している。

PICO Motion Trackerは、PICO 4 Ultraと同時に発売されたモーションキャプチャデバイスである。IMUセンサーと12個の赤外線センサーを組み合わせて、全身の動きをモーションキャプチャすることができる。ヘッドセット本体とコントローラーの3点のほかに最大で5点のトラッキングを追加でき、PICO 4 Ultraのほか、Pico 4、Pico Neo 3でも使用可能である。

PC Gamerのライター、Katie WickensはPICO 4について、鮮明な映像品質、Meta Quest 2よりも低価格であるにもかかわらず同等以上の性能を持つこと、トラッキングが正確であること、IPD(瞳孔間距離)の調整が容易であること、良好なカラーパススルーについて高く評価した。一方で、ヘッドセットの重心がやや前方に偏っていることや、ワイヤレスでのPC接続に苦労したこととも指摘している。さらに、米国在住のユーザーにとって、PICO 4の入手が難しい可能性があるとも述べた。
IGN Southeast Asiaのライター、Syazwan Bahriは、PICO 4に「度肝を抜かれた」と述べ、ヘッドバンドのストラップ調整部分にバッテリーを内蔵し、その他のハードウェアをすべてゴーグル部分に収めているため、重量バランスのよい、快適な装着感が実現されていると評価している。また、パッド入りのフォームにより、締め付け感なくヘッドセットをしっかり固定できるとも述べている。一方で、ストアのコンテンツが不足していることと、同社がストアの拡充に取り組んでいることにも触れている。さらに、バッテリーは大きな問題ではないものの、バッテリー駆動時間に改善の余地があることも述べている。