| 開発元 | アスキー・日本語TeX開発コミュニティ |
|---|---|
| 初版 | 1987年(j1.0) |
| 最新版 |
2021-05-31
/ 2021年5月31日 |
| リポジトリ | |
| 対応OS | クロスプラットフォーム |
| 対応言語 | 日本語 |
| ライセンス | BSDライセンス |
| 公式サイト | TeX Wiki |
Publishing TeX (Publishing TeX) は、日本語用の機能を追加した TeX の一種で、通常 pTeX (pTeX) と表記される。当初アスキーが開発していたが、現在は日本語TeXコミュニティがフォークして開発を継続している。本記事ではpLaTeXに関しても併せて説明する。
TeX は組版処理を行う自由ソフトウェアであり、ソースコードも公開されている。そのため、誰でも改良を加えることができる。英語圏で開発された TeX を日本語に対応させる試みはいくつかあって、NTT によるもの (NTT JTeX) や、アスキーによるもの(アスキー日本語 TeX)が代表的であった。互換性を維持するなどの技術的な理由で、当初はどちらも縦組みの文章を組版できなかった。
このような状況の中で、1990年にアスキーは TeX の改造を進めて縦組みにも対応させ、これを機にその名称を “pTeX” (Publishing TeX) に改めた。
TeX 上の拡張マクロセット LaTeX を日本語に対応させた、pTeX 上の拡張マクロセットもある。これを pLaTeX と呼ぶ。
アスキーでは、pTeX を含む様々な編集ツール群を開発し、自社の出版業務に使用するとともに、このツール群を “EWB” (Editor's Work Bench) と呼んで公開もしている。
一方、2006年以降、アスキーによるpTeXおよびpLaTeXの更新は行われていない状況であった。2016年、最新のTeXやLaTeXへの対応など今後の開発を目指す日本語TeX開発コミュニティがフォークして開発を開始した。
pTeXには派生版が存在する。
派生版については、2012年の北川の講演資料が詳しい。