Pale Blue

「Pale Blue」
米津玄師 の シングル
初出アルバム『LOST CORNER』
B面 ゆめうつつ
死神
リリース
規格 マキシシングル
録音 ABS RECORDING
Bunkamura Studio
ジャンル J-POP
時間
レーベル Sony Music Labels
作詞・作曲 米津玄師
プロデュース 米津玄師
ゴールドディスク
チャート最高順位

オリコンチャート

  • 週間1位
  • 2021年年間41位

Billboard JAPAN

Pale Blue
  • 週間1位 (JAPAN HOT 100)
  • 週間1位 (×4)(Download Songs)
  • 週間2位 (Streaming Songs)
  • 2021年年間30位 (HOT 100)
  • 2021年年間11位 (Download Songs)
  • 2021年年間78位 (Streaming Songs)

ゆめうつつ

死神
米津玄師 シングル 年表
パプリカ
(2020年)
Pale Blue
(2021年)
POP SONG
(2022年)
EANコード
  • EAN 4547366510034 (パズル盤)
    EAN 4547366510041 (リボン盤)
    EAN 4547366510058 (通常盤)
ミュージックビデオ
「Pale Blue」 - YouTube
「死神」(Short ver.) - YouTube
テンプレートを表示
映像外部リンク
Pale Blue Radio

『Pale Blue』(ペール・ブルー)は、日本のシンガーソングライター・米津玄師の11枚目のCDシングル。前作「馬と鹿」より約2年ぶりとなっている。2021年6月16日にSony Music Labelsから発売された。ジャケットがパズルになっている「パズル盤」、DVD付きの「リボン盤」、CDのみの「通常盤」の3形態で発売。初回限定盤には、「Pale Blueフレグランス」が封入された。表題曲「Pale Blue」は、TBS系 金曜ドラマ『リコカツ』の主題歌に起用されており、CDの発売に先駆けて5月31日に先行配信された。

背景とリリース

表題曲はTBS系 金曜ドラマ『リコカツ』の主題歌として書き下ろされ、楽曲はドラマ内で初公開となった。公開前には楽曲に合わせたアーティストビジュアルが公開された。4月30日には、米津が“恋に落ちた瞬間”を描いたものだというジャケットアートワークが公開され、また特設サイトもオープンした。

シングルはパズル盤、リボン盤、通常盤の3形態でリリースされた。初回限定盤付属の法人特典としては楽曲のイメージで制作されたオリジナルの香りを楽しめるカード「Pale Blueフレグランス」が付属したほか、水に浸すと米津のイラストやサインが浮かび上がる加工の施された「Pale Blue Letter」もサプライズ封入された。また表題曲「Pale Blue」の先行配信タイミングに合わせて、ショートムービープラットフォーム・TikTokにて米津がこれまで発表してきた楽曲の配信がスタートした。

リリース
形態 規格 規格品番
パズル盤 パズル型ジャケット+CD SECL-2670~1
リボン盤 7inch紙ジャケ+CD+DVD SECL-2672~3
通常盤 CD SECL-2674

制作

収録されている3曲のなかで最初に制作したのは「ゆめうつつ」だった。2020年8月頃にタイアップのオファーが入り、作り始めたという。「Pale Blue」は、3回のボツを経て制作されており、米津は「今までの音楽人生の中で一番大変」だったと述べている。その「Pale Blue」の完成が締め切りに間に合った安心感の中で制作されたのが「死神」だった。肩の力が抜けてカジュアルな制作だったといい、どうやったらウケるかとか、笑えるかなとか考えながら作ったと述べている。

音楽性と楽曲

Pale Blue
ストリングス、ピアノなどの生楽器の響きを活かしたクラシカルな音像が特徴的な楽曲。米津が「久しぶりに作った」というラブソングである。抑制が効果的に働くAメロ~Bメロ、剥き出しの感情が歌唱によって表現されるサビなどが特徴的である。曲後半では4拍子から6/8拍子のワルツのリズムにスイッチし、そのまま曲が終わるという特殊な構成となっており、また同時に、それまで「恋をしていた」と過去の描写だった歌詞が「恋をしている」と現在形の言葉になるなど、時制の変化も表現されている。
リズム&ドラム・マガジンのライター・長野祐亮は、「至近距離で鳴っているように感じさせる質感の高いクローズド・リム・ショット」が本楽曲のドラミングで印象的な部分だと指摘している。またフィルは全体を通して極力少なく抑えられおり、その他にも「展開を追うごとに機械のような緻密さと歌心を併せ持つハイハットや、微妙なハネを含む16分のキックの音数を増やして、小気味良い躍動を加味」していく点も本楽曲の特徴だとしている。なお本楽曲のドラムは堀正輝が演奏している。
2022年9月より行われた「2022 TOUR / 変身」でライブ初披露された。
ゆめうつつ
「いろんな混乱があって、いろんなイデオロギーの対立があって、みんな出口がわからない状態で、とにかく相手を打ち負かさんとするような主張が積み重なっていたこと」に対して米津の中で積み重なっていた「怒りや不安」がモチーフにある楽曲。音楽ジャーナリストの柴那典によると、和音やメロディの動きに現代ジャズの要素があり、グルーヴにも身体的な気持ちよさがある曲である。これには米津の実験的な精神が反映されているという。
2022年9月より行われた「2022 TOUR / 変身」でライブ初披露された。
死神
米津によると、落語の「死神」という演目にある「アジャラカモクレン テケレッツのパー」というフレーズの言葉の響きが好きで、それを音楽にした曲だという。
2022年9月より行われた「2022 TOUR / 変身」でライブ初披露された。

評価・批評

チャート成績

5月31日に先行配信された表題曲「Pale Blue」は初動84,385DLを売り上げ、2021年6月9日公開の「Billboard Japan Download Songs」にて初登場1位を獲得した。またラジオ2位、Twitter3位、動画再生6位、ストリーミング7位と他指標でも好スタートを切り、総合ソング・チャート「JAPAN HOT 100」では初登場2位となった。2週目も37,396DLを売り上げ「Download Songs」にて2週連続1位を獲得したほか、ラジオ1位、ストリーミング&&動画再生2位、Twitter7位とバランス良く推移し、総合チャート「Japan Hot 100」では3位をマークした。

フィジカルCDが発売されると、2021年6月23日公開(集計期間:2021年6月14日~6月20日)の「Billboard Japan Top Single Sales」で初動売上161,252枚を記録し2位を獲得し、また同週の「HOT 100」では2021年度ソロ・アーティストとして最高ポイント(6月23日現在)を獲得して、総合首位に立った。表題曲「Pale Blue」は同週の「Download Songs」で28,334DLを売り上げ3度目の首位を獲得しており、またカップリング曲の「ゆめうつつ」は同チャートで6位(9,005DL)に初登場した。

続く週も表題曲「Pale Blue」が26,790DLを売り上げて「Download Songs」で4週連続首位を獲得し、総合チャート「JAPAN HOT 100」では3位を記録した。また同週にデジタル解禁されたカップリング曲「死神」は19,520DLを売り上げて「Download Songs」2位に初登場し、「ゆめうつつ」は前週6位から3位(14,846DL)へとジャンプアップした。これを受けて、米津は当週「Download Songs」トップ3を独占することとなった。

認定と売上

認定(RIAJ) 売上/再生回数
フィジカルCD プラチナ 250,000^枚
「Pale Blue」
ダウンロード ゴールド 240,000 DL
ストリーミング プラチナ 100,000,000* 回再生
^認定に基づく出荷枚数
*認定のみに基づく売上/再生回数

ミュージックビデオ

Pale Blue
監督:山田智和
2021年6月4日22時55分にYouTubeにて公開された。監督は、「Lemon」「馬と鹿」「カムパネルラ」でもタッグを組んだ山田智和が務めており、また『第69回NHK紅白歌合戦』で米津が「Lemon」を歌った際にダンサーを務めた菅原小春が出演している。
死神
監督:永戸鉄也
噺家演技指導:柳亭左龍
2021年6月24日22時13分にYouTubeにてショートバージョンが公開された。落語の寄席が舞台となっており、米津は噺家をはじめ、死神や観客も演じている。

収録内容

CD(全形態共通)
全作詞・作曲: 米津玄師、全編曲: 米津玄師・坂東祐大。
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「Pale Blue」米津玄師米津玄師
2.「ゆめうつつ」米津玄師米津玄師
3.「死神」米津玄師米津玄師
合計時間:
DVD(初回限定盤「リボン盤」のみ収録)
Music Video
#タイトル作詞作曲・編曲監督
1.「感電」  奥山由之
2.「カムパネルラ」  山田智和
3.「カナリヤ」  是枝裕和
米津玄師 2020 Event / STRAY SHEEP in FORTNITE
監督: 佐伯雄一郎。
#タイトル作詞作曲・編曲
4.「感電」  
5.「迷える羊」  
6.「SPOT」  

タイアップ

Pale Blue
TBS系 金曜ドラマ「リコカツ」主題歌
ゆめうつつ
日本テレビ系「news zero」テーマ曲

クレジット

MUSIC

  • Randy Merrill (STERLING SOUND) : Masterd


ARTWORK

  • 米津玄師 : All Illustration
  • Shintaro Kira : Design

脚注

注釈

  1. ↑ カップリングの「ゆめうつつ」「死神」含めた3曲全てが収録されている。
  2. ↑ 配信限定シングルとして先行リリースされていた海の幽霊、POP SONGを除き、タイアップ曲がB面に収録されているのは2025年現在これが唯一である。

出典

  1. ↑ “Hot 100”. Billboard Japan (2021年6月23日). 2021年6月23日閲覧。
  2. 1 2 “【ビルボード】米津玄師「Pale Blue」がDLソング4週連続1位、「死神」「ゆめうつつ」が続きトップ3独占”. Billboard JAPAN (2021年6月30日). 2021年7月11日閲覧。
  3. ↑ “Streaming Songs”. Billboard Japan (2021年6月16日). 2021年6月19日閲覧。
  4. ↑ “Hot 100 Year End 2021”. Billboard Japan (2021年12月11日). 2021年12月11日閲覧。
  5. 1 2 “Download Songs Year End 2021”. Billboard Japan (2021年12月11日). 2021年12月11日閲覧。
  6. ↑ “Streaming Songs Year End 2021”. Billboard Japan (2021年12月11日). 2021年12月11日閲覧。
  7. 1 2 “Download Songs”. Billboard Japan (2021年6月30日). 2021年7月11日閲覧。
  8. ↑ “Streaming Songs”. Billboard Japan (2021年6月30日). 2021年7月11日閲覧。
  9. ↑ “Streaming Songs”. Billboard Japan (2021年6月7日). 2021年7月11日閲覧。
  10. ↑ 米津玄師ニューシングル「Pale Blue」6月に発売、初回限定のパズル盤とリボン盤も用意
  11. ↑ 米津玄師の新曲「Pale Blue」が先行配信開始
  12. ↑ 「Pale Blue」最新アーティストビジュアル公開
  13. ↑ “米津玄師、“恋に落ちた瞬間”描いた「Pale Blue」ジャケット公開”. 音楽ナタリー (2021年4月30日). 2021年6月5日閲覧。
  14. ↑ “米津玄師シングル購入者特典は「Pale Blue」の“香り”、共通のカードフレグランスをプレゼント”. 音楽ナタリー (2021年5月14日). 2021年6月5日閲覧。
  15. ↑ “#PaleBlueLetter 法人特典「Pale Blueフレグランス」にサプライズ封入”. 米津玄師 official site「REISSUE RECORDS」 (2021年6月18日). 2022年10月22日閲覧。
  16. ↑ “米津玄師「Pale Blue」先行配信に合わせてTikTokで楽曲一挙配信、「パンダヒーロー」などハチ曲も”. 音楽ナタリー (2021年5月28日). 2021年6月5日閲覧。
  17. 1 2 “米津玄師「Pale Blue」インタビュー|ポップソングの面白さを追い求めたどり着いた、究極のラブソング 1/3”. 音楽ナタリー (2021年6月12日). 2021年6月9日閲覧。
  18. ↑ “米津玄師「Pale Blue」インタビュー|ポップソングの面白さを追い求めたどり着いた、究極のラブソング 2/3”. 音楽ナタリー (2021年6月12日). 2021年6月9日閲覧。
  19. 1 2 “米津玄師「Pale Blue」インタビュー|ポップソングの面白さを追い求めたどり着いた、究極のラブソング 3/3”. 音楽ナタリー (2021年6月12日). 2021年6月9日閲覧。
  20. ↑ “米津玄師、宮本浩次、BTS、三代目JSB……6月16日リリースより新譜4作をレビュー”. Real Sound (2021年6月15日). 2021年6月12日閲覧。
  21. ↑ “『リコカツ』主題歌が視聴者に与える印象とは? 米津玄師の楽曲がドラマで果たしてきた役割”. Real Sound (2020年6月4日). 2021年6月5日閲覧。
  22. ↑ shiba710のポスト(1401043985213235203 )
  23. ↑ “米津玄師の最新曲「Pale Blue」のドラム的聴きどころ!”. リズム&ドラム・マガジン (2021年6月6日). 2021年6月8日閲覧。
  24. ↑ “Bearwear、Strip Joint、Q2の穴、米津玄師、マサ小浜……Mikiki編集部員が選ぶ今週の邦楽5曲”. Mikiki (2021年6月1日). 2021年6月8日閲覧。
  25. ↑ sikappeのポスト(1403712026183049220 )
  26. ↑ “伊集院光、米津玄師の新曲『死神』のMVに「1か月前だったら俺、絶対パクった方になる(笑)」”. ジェイタメ (2021年6月29日). 2021年7月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月3日閲覧。
  27. ↑ 伊集院光 深夜の馬鹿力、2021年6月28日放送分
  28. ↑ shiba710のポスト(1410401835932819456)
  29. ↑ “【ビルボード】米津玄師「Pale Blue」がDLソング堂々首位、ラルク/宇多田/ゆずがトップ10デビュー”. Billboard Japan (2021年6月9日). 2021年6月9日閲覧。
  30. ↑ “【ビルボード】米津玄師「Pale Blue」がDLソング2週連続首位、ヨルシカ「又三郎」初登場4位”. Billboard Japan (2021年6月16日). 2021年6月12日閲覧。
  31. ↑ “【ビルボード】米津玄師「Pale Blue」、BTSとNMB48を抑え逆転総合首位獲得”. Billboard Japan (2021年6月23日). 2021年6月23日閲覧。
  32. ↑ “【ビルボード】米津玄師「Pale Blue」がDLソング3週連続1位、Ado「夜のピエロ」が2位に続く<6/24修正>”. Billboard JAPAN (2021年6月23日). 2021年7月11日閲覧。
  33. ↑ “6月度GD認定~BTSのアルバム「BTS, THE BEST」が今年初のミリオン認定に”. PR TIMES (2021年7月9日). 2021年7月20日閲覧。
  34. ↑ “6月度DL認定~DISH//「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」がプラチナ認定”. PR TIMES (2021年7月20日). 2021年7月20日閲覧。
  35. ↑ “オリコン年間 2021 デジタルシングルランキング”. オリコン (2021年12月22日). 2021年12月22日閲覧。
  36. ↑ “2022年9月度ストリーミング認定~Ado、平井 大、BLOOM VASE、優里、米津玄師、夜のひと笑いがプラチナ認定”. PR TIMES (2022年10月26日). 2022年11月3日閲覧。
  37. ↑ “米津玄師“フタフタゴーゴー”に「Pale Blue」MV公開、菅原小春と共演”. 音楽ナタリー (2021年6月4日). 2021年6月5日閲覧。
  38. ↑ “米津玄師が噺家に、1人で何役も演じる「死神」MVショートVer.公開”. 音楽ナタリー (2021年6月24日). 2021年6月23日閲覧。
  39. ↑ “米津玄師、北川景子×瑛太「リコカツ」主題歌担当「久しぶりにラブソングを作りました」”. 2021年3月25日閲覧。
  40. ↑ “米津玄師書き下ろし「news zero」新テーマソング今晩OA、タイトルは「ゆめうつつ」”. 2021年1月4日閲覧。

外部リンク