| 種類 | 非公開会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
ソウル特別市瑞草区瑞草大路77キル55 |
| 設立 | 2013年12月2日 |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 事業内容 | スマートフォン・パソコン・コンソール向けのゲーム開発およびパブリッシング |
| 代表者 | キム・ヒョンテ |
| 資本金 | 117億9,229万ウォン (2025年) |
| 売上高 |
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| 営業利益 |
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| 純利益 |
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| 総資産 | 1兆833億3553万ウォン (2026年) |
| 従業員数 | 355人 (2026年5月現在) |
| 決算期 | 12月 |
| 主要株主 |
キム・ヒョンテおよび特殊関係者 (45.19%) Aceville Pte. Ltd. (40.06%) |
| 主要子会社 | アンバウンド株式会社 |
| 外部リンク | https://shiftup.co.kr/ |
SHIFT UP(シフトアップ、韓:시프트업)は、韓国のゲーム開発会社。ゲームクリエイター、イラストレーターのキム・ヒョンテによって2013年に設立され、ソウル特別市瑞草区に本社を構える。代表作に『デスティニーチャイルド』『勝利の女神:NIKKE』がある。
元々はキムが、MMORPGを主流とする韓国のスマートフォン向けゲーム市場において、イラストをメインとしたゲームを愛好する人に向けたゲームを作りたいと考えていたことが設立のきっかけとなっている。
2014年3月、同社はNext Floor社(現LINE GAMES)との間で戦略的パートナーシップ強化とモバイルゲームのラインアップ拡充を目的とした投資契約を締結。加えて新規タイトルの共同開発に着手することを発表した。この作品は2015年12月に『デスティニーチャイルド』として正式に発表され、翌2016年10月にリリース。本国ではiOSとAndroid各ストアで売上ランキング1位を獲得するなどの人気を博した。2017年には日本での展開が決定し、2018年には世界164ヶ国でリリースされた。この年には同じゲーム開発会社のWemadeより100億ウォン(約12億円)の投資を受けており、同社はSHIFT UP株の4.23%を保有していた。
2019年4月、開発中の新作タイトルとしてスマートフォン向けの「Project NIKKE(仮題)」および同社初となるパソコン・コンソール向けの「Project EVE(仮題)」の2つを発表。同年10月21日にはLINE GAMESより『デスティニーチャイルド』の韓国国内および海外におけるサービスの移管を受け、同ゲームの運営元となった。
2020年2月、東京都新宿区に日本支社SHIFT UP JPを設立し、日本版『デスティニーチャイルド』の共同運営を開始(なおSHIFT UP JPは、2022年5月に清算を結了し解散している)。
2021年5月、韓国の同名小説を原作とする「彼女が公爵邸に行った理由」をリリースし、限定版がNFTとして発行された。11月には「Project NIKKE」の正式名称を『勝利の女神:NIKKE』とすることを発表した。
2022年7月にはキム・ヒョンテおよび役員・従業員らが保有する自社株の一部を売却したことにより、1兆ウォンの企業価値があると算定され、ユニコーン企業となったことが報じられた。9月には「Project EVE」の正式名称を『Stellar Blade』とし、2023年にPlayStation 5専用タイトルとしてリリースすることを発表した。11月には『勝利の女神:NIKKE』が正式にリリースされ、1か月後には全世界での収益が1億ドルを突破。また、サウジアラビアの政府機関である投資省と業務協約を交わしている。12月、中国の大手IT企業テンセントが株式の20%を取得し、主要株主となった。
2023年10月、テンセントは子会社であるシンガポール企業Acevilleを通じてWemadeよりSHIFT UP株208万株を取得、持分比率を24%にまで高めたことにより、企業価値が2兆ウォン(約2200億円)となった。その後2023年末までにテンセントは比率を2倍の40%にまで拡大し、これは筆頭株主でもあるキムとその関係者の持分比率(45%)との差を著しく縮めることとなった。11月、ソニー・インタラクティブエンタテインメントとのパブリッシング契約により、「Stellar Blade」の世界展開が決定。これと併せて、韓国企業としては初めて同社のセカンドパーティーとなることが発表された。
2024年3月、韓国取引所にIPO(新規株式公開)の予備審査申請書を提出し、上場を計画していることが報じられ、企業価値が3兆ウォン(約3400億円)になるとの予測が出た。4月には『Stellar Blade』が正式にリリースされ、日本とアメリカのゲームソフト売上ランキングで首位を獲得した。5月には投資家に向けた有価証券報告書内にて、『Stellar Blade』の続編およびPC移植版の開発を検討していることを発表した。また、同作のダウンロードコンテンツ開発も計画されていることや、クロスプラットフォーム向けの新作タイトル「Project Witches(仮題)」を2027年以降にリリース予定であること、さらに今後2~3年周期で新規タイトルを開発する計画であることも発表した。
2024年6月には投資家に向けた需要予測の提示を同月3日から27日に延期すると共に、IPOの申請を延期。翌7月に韓国取引所に上場し、取引初日の株価がIPO価格を18%上回る水準まで上昇。調達資金は4350億ウォン(約510億円)と、ゲーム会社としては過去約3年間で韓国国内で最大の規模となった。また、時価総額も約4兆1000億ウォン(約4770億円)に達し、同業他社のKRAFTON、ネットマーブル、NCSOFTに次いで4位の規模となった。
2025年6月には「Project Witches」を「Project Spirits」へと改題。11月にテンセントのゲーム事業部門Level Infiniteとの間で「Project Spirits」のグローバルパブリッシング契約を締結した。
2026年4月には日本のゲーム開発会社アンバウンドを完全子会社化。5月には2026年第1四半期の決算説明資料の中で、「Stellar Blade」の続編およびアンバウンドの手がける新作タイトルを自社パブリッシングで展開することを明らかにした。同社はこれについて、マーケティング戦略を自社で主導することを理由に挙げ、自社のIPが持つ魅力をより直接的にユーザーへ伝え、前作を上回る成果を出すことを目指すとしている。
2026年6月、新作ゲーム情報発表イベント「Summer Game Fest」にて「Stellar Blade」の続編の公式トレーラーを公開し、正式名称を「Stellar Blade: Blood Rain」とすることを発表した。
| リリース | 作品名 | 発行 | プラットフォーム | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 2016年 | デスティニーチャイルド | SHIFT UP | iOS、Android | 2023年9月21日サービス終了。 |
| 2021年 | 彼女が公爵邸に行った理由 | Steam、iOS、Android | SHIFT UP傘下のStudio VINOが開発元となっているが、Steamのページ上ではSHIFT UPと表記されている。 | |
| 2022年 | 勝利の女神:NIKKE | Level Infinite | iOS、Android、PC | |
| 2024年 | Stellar Blade | ソニー・インタラクティブエンタテインメント | PlayStation 5、Microsoft Windows | 同社初のコンシューマーゲーム。 |
| 2027年以降 | Project Spirits(仮題) | Level Infinite | コンソール、PC、モバイル | 同社初のクロスプラットフォームゲーム。他社との共同開発。 |
| TBA | Stellar Blade: Blood Rain | SHIFT UP | 未公表 |
2026年1月、SHIFT UPは韓国国内の貧困世帯に対して約500万ウォン相当の布団を寄付。同年6月には「勝利の女神:NIKKE」のゲームディレクターと共に国際NGO団体セーブ・ザ・チルドレンに計3000万ウォンを寄付している。同社はこの寄付について、「NIKKE」のユーザーコミュニティの間で独自に行われていた寄付プロジェクトに共感したことがきっかけであると明かしており、同ゲームのディレクターも「ユーザーの皆さんが分かち合いに参加する姿を見て、一緒に参加したいと思った」「ユーザーの皆さんの想いが、より多くの場所に温かく届くことを願っている」とコメントしている。