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| 作者 | Martin Haug, Laurenz Mädje |
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| 開発元 | Typst GmbH |
| 初版 | 2023年3月21日 |
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| プログラミング 言語 | Rust |
| プラットフォーム | クロスプラットフォーム |
| 種別 | 組版 |
| ライセンス | Apache-2.0 |
| 公式サイト |
typst |
Typst(タイプスト、英語:[ˈtaɪpst]) とは、オープンソースの組版システムとそれに対応するマークアップ言語である。TypstのコンパイラはApache License 2.0下の自由ソフトウェアとして提供されている。
Typstは科学的な文書や数式を記述・整形するために設計されており、LaTeXの代替として一般的な文書執筆に資する簡素な書式設定、カスタマイズ可能な関数、統合されたスクリプト言語、および数式の組版に対応している。
TypstコンパイラはTypst GmbHによって開発され、同社によって開発の管理・サポートが行われている。また同社は、利用者が執筆とプレビューを同時に行える共同編集環境をフリーミアムなプロプライエタリソフトウェアとして提供している。
Typstは2019年から開発されており、2022年にLaurenz MädjeとMartin Haug両氏のベルリン工科大学における修士論文として発表された。2023年3月にはオープンソースでTypstのコンパイラが発表され、同時にWebエディタのベータ版が告知された。
GitHubによれば、Typstは2025年に世界で2番目の高成長率を記録するプログラミング言語であった。
TypstはMarkdownに類似したマークアップ言語で、「より学びやすく、また使いやすく設計されたLaTeXに匹敵する高性能な組版システム」である。Typstの高速な文書プレビューはインクリメンタルなコンパイラとメモ化された関数呼び出しによって実現されている。
Typstはマークアップ、数式、コードと呼ばれる3種類のモードを持つ。デフォルトではマークアップモードに設定されており、主として文書執筆のために使用される。
=)、イタリック体(__)、太字 (**)、リスト(+、-、/)などが描画できる。$)で囲まれたテキスト内で有効になり、Typst独自記法で数式を記述・整形できる。#)で始まる関数やブロック(波括弧で囲まれた部分)内で有効になり、ページ設定や図表挿入(figure)、独自のスクリプト言語を用いた記述(let、if、forなど)、またマークアップモードでは対応しない下線(underline)などのスタイリングに使用される。LaTeXと異なり、デフォルトの書式設定を使う限りではプリアンブル等の書式設定が一切不要な点が特徴である。
さらに、引用などLaTeXでは外部パッケージが必要な機能の多くはTypstにはじめから同梱されている。また、LaTeXに比べてその数は劣るものの、コミュニティ主導のパッケージやテンプレートが提供されている。
以下の例では、Typstにおける入力とそれに対応する出力結果を示す: