755 (アプリケーション)

755(ナナゴーゴー)
開発元 株式会社7gogo
初版 2014年2月
対応OS Android 2.1以降
Android Wear
iOS 6.0以降
対応言語 日本語
種別 インスタントメッセンジャー
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト 7gogo.jp
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755(ナナゴーゴー)は、サイバーエージェントが提供するスマートフォン向けアプリケーションソフトである。

概要

「堀江貴文氏仮釈放後第一弾プロジェクト」として立ち上げられたもので、サイバーエージェントと、堀江らが出資する株式会社SNS(現・インターステラテクノロジズ株式会社)が2013年6月3日に共同で設立した「株式会社7gogo」により、2014年2月13日に提供を開始した。

参加者がさまざまなテーマで「トーク」を展開し、その「トーク」に対してほかの参加者が「やじうまコメント」(いわゆる「レス」)を付けたり、自分のトークに引用したりできる機能を備えている。いわゆるインスタントメッセンジャーアプリまたはチャットアプリの一つに位置づけられるが、LINEをはじめとする従来のメッセンジャーアプリが1対1(または仲間同士)のクローズドなコミュニケーションを前提としているのに対し、755ではトークやコメントの内容はすべてオープンとされることが前提となっており、サイバーエージェント代表取締役の藤田晋はサービス開始当初は「メディア的な側面の強いサービス」と考えていたと話し、実際に使ってみての感想としては、位置づけを「Twitterとブログの中間かな」と感じたという。

2014年6月以降、トークを開設できるユーザーアカウントをアメーバブログ開設者を中心とした著名人に集中的に展開したこと、さらには755アカウントを持つアイドルらを使い「芸能人・有名人の返信率92%以上」と謳ったテレビCMを2014年末から2015年始にかけて集中的に投下した影響もあって、この年末年始だけで約200万ダウンロードを達成し、累計ダウンロード数も250万ダウンロードを超えたという。ちなみに、この「返信率92%以上」という数字は、“755を利用する著名人の92%がやじうまコメントに返信を行っている”という意味であって“92%のユーザーが自分宛の返信をもらえる”という意味ではないといい、誤解を招くとしてこのキャッチコピーは後に撤回された。

上述のような形でユーザー数の拡大を図っていたが、今後の事業展開について、サイバーエージェントは2015年9月期第3四半期決算説明会での質疑応答の席で「芸能人・著名人に紐づくファンをベースにしたアプリだと成長拡大が見込めない」としており、今後は一般ユーザー同士での交流を前提とした形でサービスの方向性の転換を図る予定と説明している。

2023年6月1日、運営会社の株式会社7gogoを親会社であるサイバーエージェントが吸収合併。経営資源の効率化を進めることを目的としており、引き続きサイバーエージェントにて提供される。

開発の経緯

藤田晋によると、証券取引法違反(ライブドア事件)で収監されていた堀江貴文が仮釈放された際に、堀江が藤田に「LINEのようなアプリをなぜ作らないのか」と持ちかけ、その方向性を探る中で、藤田が見城徹(幻冬舎社長)や秋元康ら6人でやっている「ハワイ会」というLINEグループでの見城のコメントが「やたらおもしろい」ということに着目し、「これにユーザーが『やじうま』のようにコメントをつけることができたら、それまでにない新しいサービスになるのではないか」との発想から本サービスの開発に至ったという。また、堀江からも『Hotwired(現在のWIRED.jpの前身)にあった公開討論のようなサービスはどうか』という話を持ちかけられたのもサービスの方向性を定めるきっかけの一つとなっているという。

ちなみに、サービス名称の「755」とは、堀江が収監されていた長野刑務所での囚人番号に由来している。なお、SNSの株式を50%保有する堀江はファウンダーという立場であり、同時に7gogoには設立者の1人として参画したという。

CMキャラクター

関連書籍

脚注

注釈

  1. ↑ このため、荒らし対策として、やじうまコメントにはトーク発信者が返信しない限りトーク画面に表示されない仕掛けや、やじうまコメントへの監視機能をアメーバブログ並みに強化しているという。
  2. ↑ この当時、サイバーエージェントはメッセージサービス『DECOLINK』を既にリリースしていたが、思うように普及せず事業として失敗していた。
  3. ↑ 囚人が刑務所内で名前の代わりに呼ばれる番号。

出典

  1. 1 2 “サイバーが新会社「7gogo」、堀江氏と著名人グループトークアプリ開発へ”. INTERNET Watch. インプレス. 2013年6月3日. 2015年2月13日閲覧.
  2. 1 2 “サイバーエージェント トークアプリ「755」について苦戦を認める 「現在、サービスを転換中」”. ねとらぼ. ITmedia. 2015年7月24日. 2015年7月25日閲覧.
  3. ↑ “会社概要”. 2015年2月13日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 “藤田氏と堀江氏がタッグを組んだ「7gogo」いよいよ始動--スマホ向けにアプリを公開へ”. Cnet Japan. 2014年2月13日. 2015年3月29日閲覧.
  5. 1 2 3 “著名人と話せるアプリ「755」がCM効果で250万ダウンロードに―最大のライバルは「Ameba」”. TechCrunch. 2015年1月5日. 2015年3月29日閲覧.
  6. 1 2 3 4 5 6 7 “由来は「ホリエモンの囚人番号」 CM大量出稿で話題のトークアプリ「755」とは”. ITmedia. 2015年1月6日. 2015年3月29日閲覧.
  7. ↑ “株式会社 7gogo の吸収合併(簡易合併・略式合併)について” (PDF). サイバーエージェント. 2023年4月26日. 2024年10月14日閲覧.
  8. 1 2 “755社名「堀江さんの刑務所時代の番号から」藤田氏”. 朝日新聞. 2015年3月27日. 2015年3月29日閲覧.
  9. ↑ “【動画】たかみながライブ中にアプリで“トーク””. ORICON STYLE. 2014年12月16日. 2015年3月29日閲覧.
  10. ↑ 『新世代トークアプリ「755(ナナゴーゴー)」がAKB48とE-girlsを起用した 初のテレビCMを年末年始に放送』(プレスリリース)サイバーエージェント、2014年12月16日。2015年3月29日閲覧。
  11. ↑ “乃木坂46「755」新CMに登場!たかみなの食べ物投稿で役づくり?”. シネマトゥデイ. 2015年3月17日. 2015年3月29日閲覧.
  12. ↑ 『新世代トークアプリ「755(ナナゴーゴー)」が 三代目J Soul Brothersを起用した新テレビCMを3月28日(土)より放送開始 ~メンバー7名全員で755オフィシャルアカウントを開設~』(プレスリリース)サイバーエージェント、2015年3月27日。2015年3月29日閲覧。

外部リンク