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| ポップジャム POP JAM | |
|---|---|
|
番組収録を行っていたNHKホール | |
| ジャンル | 音楽番組 |
| 出演者 | (以下に記載) |
| 製作 | |
| プロデューサー | 石原真(制作統括) |
| 制作 | NHK |
| 放送 | |
| 音声形式 | ステレオ放送 |
| 放送国・地域 | |
| ポップジャム'93 | |
| 出演者 | 本木雅弘(司会) PJG(バックダンサー) |
| 放送期間 | 1993年4月10日 - 1994年3月5日 |
| 放送時間 | 土曜日 17:00 - 17:55(月1 - 2回) |
| 放送分 | 55分 |
| ポップジャム'94 | |
| 出演者 | 森口博子(司会) PJG(バックダンサー) |
| 放送期間 | 1994年4月24日 - 1995年3月4日 |
| 放送時間 | 土曜日 17:00 - 17:54(月1 - 2回) |
| 放送分 | 54分 |
| ポップジャム | |
| 出演者 | 司会 森口博子(第3期) 爆笑問題(第4期) 柘植恵水(第4期) 堂本光一(第5期) 久保純子(第5期) 優香(第6 - 7期) 高市佳明(第6期) つんく♂(第7期) 高山哲哉(第7期) 西川貴教(第8期) アンジャッシュ(第8期) 村上由利子(第8期) |
| 放送期間 | 1995年4月7日 - 2006年3月11日 |
| 放送時間 | 放送時間を参照 |
| 放送分 | 35→40→30分 |
| POP JAM DX | |
| 出演者 | 安めぐみ(ナビゲーター) |
| 放送期間 | 2006年5月1日 - 7月3日 |
| 放送時間 | 月曜日 22:00 - 23:30(月1回) |
| 放送枠 | プレミアム10 |
| 放送分 | 90分 |
| 回数 | 3 |
| POP JAM | |
| 出演者 | 安めぐみ(ナビゲーター) |
| 放送期間 | 2006年9月16日 - 2007年3月17日 |
| 放送時間 | 土曜日 0:30 - 1:00(金曜日深夜) |
| 放送分 | 30分 |
| 回数 | 26 |
『ポップジャム』(POP JAM)は、NHK総合テレビで1993年4月10日から2007年3月16日まで、14年間にわたって放送した若者向けの音楽番組である。
総合テレビおよび海外向け放送のNHKワールド・プレミアムで放送していた(ステレオ・字幕放送)。また、地上デジタル放送ではハイビジョンで放送していた。通称はPJ。記載している時刻はすべて日本時間である。
番組タイトルの「ポップジャム」は、さまざまな音楽をジャムする(混ぜる)という意味を表している。
1993年4月10日に『ポップジャム'93』として放送を開始した。東京・渋谷のNHKホールからの公開収録で、J-POPアーティストが数組出演し、ライブパフォーマンスを行った。番組のラストには、司会者、ゲスト、ファンらが一体となって「せーの、ポップ、ジャムッ!!」と唱和して締めるのも恒例だった。
1993年の開始当初は月1 - 2回ペース、夕方の1時間番組だった(スペシャルの場合は1時間30分だった)。1995年4月7日からレギュラー番組に昇格し、放送時間も夕方から金曜深夜へ移動し、これまでの1時間から35分に短縮した。また、この年からタイトルから西暦年が取れ、番組名を『ポップジャム』に統一した。1996年から放送時間を土曜夜11時台へ移動し、1997年から時間枠を35分から40分に拡大した。土曜日時代、6回にわたって放送時間を変更し、2004年4月2日から金曜深夜枠に再び移動した。なお、14年間で12回放送時間を変更し、延べ14組16人の司会者が担当した。
総合テレビの放送とあわせてハイビジョン制作を行い、ハイビジョン試験放送では、総合テレビの放送に先駆けて収録当日に生放送した。BSデジタル放送の開始後は、総合テレビより数日遅れでの放送に移行し、2006年3月をもって終了した。
『ポップジャム』としてのレギュラー放送を2006年3月10日で終了し、同年5月1日から毎週月曜日22:00 - 22:30のレギュラーの単発特別番組枠である『プレミアム10』の企画の1つとして、番組名を『POP JAM DX』(ポップジャム・デラックス - POP JAM DELUXE)に変更した。放送も年間8回予定の不定期放送となり、11年ぶりの単発番組化で再出発し、5月1日から毎月第1月曜日に放送した。しかし、第3回放送(7月3日)を最後に3回で単発放送を取りやめ、夏季集中編成明けの9月16日(15日深夜)に新生『POP JAM』(ポップジャム)として、土曜日(金曜日深夜)0:30 - 1:00の週1回のレギュラー放送に復帰したが、2007年3月17日(16日深夜)の最終回スペシャルをもって完全終了となった。
2007年度から、本番組の内容をほぼ引き継ぐ形で、『MUSIC JAPAN』(通称MJ)が開始し、『シブヤノオト』を経て、2022年度から開始の『Venue101』に引き継がれている。
2008年4月から2009年まで、CS放送・第一興商スターカラオケで、過去のポップジャム(標準画質版)の放送分から選んで再放送していた。
2019年5月から10月にかけて、歌謡ポップスチャンネルでハイビジョン版を再放送した(全12回)。2020年4月から9月には、2期のレギュラー放送を行った(全12回)。2期から、第一興商スターカラオケでは未放送の回が含まれるようになった。スカパー!プレミアムサービスなど、ハイビジョン形式の放送であれば、ハイビジョン画質で視聴可能である。
1990年代には数少ないハイビジョン制作番組だったこともあり、現在も『SONGS』、『ザ・グレイテスト・ヒッツ』などのNHK音楽番組の中で、過去のPJ映像が多く登場する。
基本編成は次のとおりである。
| 期間 | 放送時間 | |
|---|---|---|
| 1993.4.10 | 1994.3.5 | 土曜 17:00 - 17:55(55分)(月1 - 2回) |
| 1994.4.24 | 1995.3.4 | 土曜 17:00 - 17:54(54分)(月1 - 2回) |
| 期間 | 放送時間 | |
|---|---|---|
| 1995.4.7 | 1996.3.30 | 毎週金曜 23:30 - 土曜 0:05(35分) |
| 1996.4.6 | 1997.3.22 | 毎週土曜 23:35 - 日曜 0:10(35分) |
| 1997.4.5 | 1998.3.28 | 毎週土曜 23:25 - 日曜 0:05(40分) |
| 1998.4.4 | 2000.3.25 | 毎週土曜 23:00 - 23:40(40分) |
| 2000.4.1 | 2002.3.9 | 毎週土曜 22:20 - 23:00(60分) |
| 2002.4.6 | 2003.3.15 | 毎週土曜 23:10 - 23:50(40分) |
| 2003.4.6 | 2004.3.21 | 毎週日曜(土曜深夜)0:10 - 0:50(40分) |
| 2004.4.3 | 2005.12.17 | 毎週土曜(金曜深夜)0:15 - 0:55(40分) |
| 2006.1.14 | 2006.3.11 | 毎週土曜(金曜深夜)0:25 - 0:55(30分) |
| 期間 | 放送時間 | |
|---|---|---|
| 2006.5.1 | 2006.7.23 | 毎月第1月曜22:00 - 23:25(85分)(プレミアム10枠) |
| 期間 | 放送時間 | |
|---|---|---|
| 2006.9.16 | 2007.3.16 | 毎週土曜(金曜深夜)0:30 - 1:00 |
基本的にはNHKホールからの公開収録となっており、1993年の放送開始当初から第1期レギュラーシリーズ時代は、全編にわたってホール公開収録(原則2本撮り)方式をとっていた。
第8シーズン(2005年度)の公開収録からゲストの歌(演奏)部分中心となり、トーク部分はNHKのスタジオで別に収録していた。
なお、1999年ごろから2004年までは、年に数回のペースで地方各地での公開収録も行った。2006年10月2日には、NHK大阪ホール5周年記念として『ミュージック・エクスプレス』(BS2)との併録による収録を行った。
また、通常のレギュラー版以外にも、2003年から2005年まで3年間、毎年2月に地方での公開生放送も行ってきた。
2006年度(第9・10シーズン)は、NHKホールで行う公開収録もこれまで行ってきた2本録りを廃止し、放送3回分ならびに『ミュージック・エクスプレス』併録となり、出演アーティストの一部もスタジオ収録となった。また、これまでのNHKホール収録を極力減らし、NHK CT-101スタジオなどでの収録も増やしていた。
| 期間 | 男性 | 女性 | NHK アナウンサー | |
|---|---|---|---|---|
| 1993.4.10 | 1994.4.24 | 本木雅弘 | (不在) | (不在) |
| 1994.4.30 | 1998.3.28 | (不在) | 森口博子 | |
| 1998.4.4 | 2000.3.25 | 爆笑問題 (太田光・田中裕二) |
(不在) | 柘植恵水 |
| 2000.4.1 | 2002.3.9 | 堂本光一 | 久保純子 | |
| 2002.3.23 | 2003.3.15 | (不在) | 優香 | 高市佳明 |
| 2003.4.6 | 2005.3.12 | つんく♂ | 高山哲哉 | |
| 2005.4.2 | 2006.3.11 | 西川貴教 アンジャッシュ (渡部建・児嶋一哉) |
(不在) | 村上由利子 |
| 2006.5.1 | 2007.3.10 | (不在) | 安めぐみN | (不在) |
| 2007.3.17 | 西川貴教 | 高山哲哉 | ||
単発番組時代の1993年4月 - 1994年9月に活動した番組内のダンスユニットである。番組のマスコット兼バックダンサーも務め、ブレイク前の安室奈美恵や、MAXのメンバーが所属するSUPER MONKEY'Sも参加していた。
もともとユニット名は「ポップ・ジャム・ガールズ」の略であったが、中盤で男性メンバーも加入し、混合ユニットとなった。
なお、メンバーは次のとおり。
初代司会者・本木雅弘の時代である。
第1回放送は1993年4月10日17:00 - 17:55だった。当時は月1 - 2回ペースの単発での放送だった。
オープニングムービーは青色のモノクロ映像で、本木の顔のアップが徐々に大きくなっていき、頬の部分に『ポップジャム'93』のロゴが表示される仕組みだった。当時は全体的に暗めの階段を模したセットだった。オープニングでは、雷の演出の中でPJG(ポップ・ジャム・ガールズ)のダンスによって開幕した。
1993年5月1日には、初のスペシャル版として『特集・ポップジャム'93』を16:30 - 17:59の枠で放送した。以後、8月28日、12月4日と3回放送した。
1993年7月31日には、初の総集編を16:30 - 17:59の枠で放送した。
本木司会時代の最終放送は、1994年4月24日16:30 - 17:59に放送した。
第2代司会者・森口博子の時代である。
第2シーズンから森口が司会者に就任するとともに、番組のロゴやオープニングムービー、テーマも一新した。スタジオセットがトロピカルムードなものに変わり、明るい雰囲気になった。また、オープニングテーマの演奏を兼ねてBINGO BONGO(メンバーだったユースケ・サンタマリアは後継番組の『MUSIC JAPAN』でも司会を務めている)がレギュラーに加わった。第2シーズンのエンディングテーマは、WILD STYLE「とまどいを断ち切って」ほか。
1995年1月5日から1月7日まで、未明(深夜)枠で『ポップジャム・ベストセレクション』と題した総集編を3回にわたり放送した。
森口博子時代、1995 - 1998年。
第3シーズンから、単発番組から週1回のレギュラー番組に昇格した。放送時間は単発時代の60分から35分に短縮し、収録も放送2回分となった。番組タイトルも『ポップジャム』で統一した。
司会の森口は前年から続投し、1998年3月まで4年間務めた。
森口司会末期の1997年4月 - 1998年3月のオープニング・エンディングアニメーション映像は、アニメーターの笹原和也が手がけた。
レギュラー初放送となった1995年4月7日の放送で、accessがテレビを通じて活動休止を発表した。これについて、事前に打ち合わせした森口によれば、収録終了後、NHKホールにいたaccessのファンの多くが泣き出すハプニングがあった。
レギュラー化に伴って、期間ごとに異なるオープニング・エンディングテーマ曲が採用されるようになった。第3シーズンでは、以下の曲を使用した。
| 年度 | 期間 | オープニング | エンディング | |
|---|---|---|---|---|
| 1995年度 | 1995.4.7 | 1995.6.30 | 東京スカパラダイスオーケストラ「JAM」 | 奥田民生「コーヒー」 |
| 1995.7.7 | 1995.9.29 | 今井美樹「Ruby」 | ||
| 1995.10.13 | 1995.12.22 | JUDY AND MARY「ドキドキ」 | 石田裕「ハピネス」 | |
| 1996.1.12 | 1996.3.30 | SIAM SHADE「TIME'S (Single Version)」 | THE YELLOW MONKEY「JAM」 | |
| 1996年度 | 1996.4.6 | 1996.6.30 | 電気グルーヴ「誰だ!」 | 奥田民生「103」 |
| 1996.7.7 | 1996.9.28 | 佐野元春「ヤァ! ソウルボーイ」 | コーネリアス&和田弘とマヒナスターズ「WORLD'S END HUMMING」 | |
| 1996.10.5 | 1996.12.14 | 吉川晃司「SHADOW BEAT」 | GLAY「a Boy〜ずっと忘れない〜」 | |
| 1997.1.11 | 1997.3.22 | ウルフルズ「それが答えだ!」 | エレファントカシマシ「明日に向って走れ」 | |
| 1997年度 | 1997.4.5 | 1997.6.29 | カジヒデキ「たまごの中の欲望」 | LINDBERG「Suger Flee」 |
| 1997.7.12 | 1997.9.27 | 河村隆一「BEAT」 | 藤井フミヤ「ALIVE」 | |
| 1997.10.4 | 1997.12.20 | T.M.Revolution「WHITE BREATH」 | スガシカオ「愛について」 | |
| 1998.1.10 | 1998.3.28 | ORIGINAL LOVE「ディア・ベイビー」 | THE YELLOW MONKEY「球根」 | |
司会者を単独制から複数制に変更した。お笑いコンビ・爆笑問題と柘植恵水アナウンサーを起用した。初めてNHKアナウンサーを司会に起用した。なお、爆笑問題がNHKの音楽番組で司会を担当するのは、『メガロックショー』(1991年度、1991年4月 - 1992年3月)以来6年ぶりである。
2年目の1999年から全国各地での公開収録が始まり、札幌、北九州、大阪でそれぞれ行った。
第4シーズンでは、以下のオープニング・エンディング曲を使用した。
| 年度 | 期間 | オープニング | エンディング | |
|---|---|---|---|---|
| 1998年度 | 1998.4.4 | 1998.6.27 | LUNA SEA「STORM」 | 黒沢健一「WONDERING」 |
| 1998.7.11 | 1998.9.26 | JUDY AND MARY 「ステキなうた」 | 相川七瀬「眠れない夜」 | |
| 1998.10.3 | 1999.3.27 | BLANKEY JET CITY「SWEET DAYS」 | 10月 - 12月:CASCADE 「cuckoo」 1月 - 3月:山崎まさよし「ドミノ」 | |
| 1999年度 | 1999.4.3 | 1999.5.29 | 番組オリジナル | ZEPPET STORE「もっともっと」 |
| 1999.6.5 | 1999.7.31 | SURFACE「なあなあ」 | ||
| 1999.8.7 | 1999.9.25 | the brilliant green「CALL MY NAME (JAPANESE VERSION)」 | ||
| 1999.10.2 | 1999.12.25 | Hysteric Blue「ふたりぼっち」 | ||
| 2000.1.8 | 2000.3.25 | THE YELLOW MONKEY「バラ色の日々」 | ||
堂本光一(KinKi Kids)・久保純子時代、2000 - 2002年。
第5シーズンは、堂本が所属するジャニーズ事務所のタレントの出演も多かった。特に2001年度には、堂本がジャニーズJr.のメンバー、または著名なアーティストとジョイントし、ミニライブを行う企画も行った。なお、ライジングプロダクション所属の男性グループが出演する場合は、久保の単独司会となっていた。
第5シーズンの地方での公開収録は、5か所で行った。
第5シーズンのオープニング・エンディングテーマは、小西康陽(2001年 OP)。
2002年3月23日、新たに優香と高市佳明アナウンサーを司会に迎え、『ポップジャム スペシャルプロローグ』と題した特別番組を放送した。globe、ウルフルズ、岡本真夜、キンモクセイらが出演した。注目・期待のアーティストを紹介する「ブレイクレーダー」が開始した。優香がアーティストの素顔に迫る「優香のBack Stage Jam」のコーナーを新設した。このシーズンでの地方公開収録はなかった。
2003年2月8日、10周年記念特番として『生放送!黄金の10周年!』を大阪城ホールから生放送した(19:30 - 21:00)。このときの司会に、優香・高市に加え藤井隆が参加した。歴代司会者が登場する企画や、PJで披露した曲、セッション企画、初登場シーンを振り返る企画を行った。2月15日には、前週未放送部分を加えた完全版として放送した。
高市が別番組へ異動したため、第6シーズンは1年で終了した。
オープニングテーマは1年間オリジナルのものを使用した。また、エンディングテーマは以下の楽曲を使用した。
第6シーズンの司会者のうち、優香が続投したほか、新司会者にシャ乱Qのつんく♂と高山哲哉アナウンサーを迎え、3人で司会を担当するスタイルとなった。
また、第7シーズンからは、ブレイクレーダーが「ブレイクレーダーNEO」にバージョンアップしたほか、新たに地方人材発掘企画として「つんく♂のエンタメ情報局」という企画も登場した。エンディングで、出演アーティストに毎回質問を出し、フリップに回答を書いてもらうのが慣例となった。
2004年5月から、アーティスト1組に焦点を当てて特集する新スピンオフ企画『PJ PURE SIDE(ポップジャム・ピュア・サイド)』を開始した。第1回目は175Rを特集した(2004年5月14日放送)。以後、東京事変編(2005年6月24日放送)まで、2回制作しただけだった。
第7シーズンの地方での公開収録は、4か所で行った。
エンディングテーマは、「ブレイクレーダーNEO」で最高得票を獲得したアーティストの曲が、翌週から流れる方式となった。得票数が更新されるごとに変更されていた。
西川貴教・アンジャッシュ・村上由利子時代、2005 - 2006年。
トーク部分が通常のNHKホールでの収録とは別録りとなった。ほとんどの1 - 2組のアーティストがこのトーク部分に出演し、NHKホール収録は歌中心となった。
第8シーズンのオープニング・エンディングテーマは、いきものがかり。EDは、ユンナ『ほうき星』など。
安めぐみナビゲーター時代。
2006年5月 - 7月。
ポップジャム第9シーズンとなるこの『POP JAM DX』(以下『DX』)は、1995年以来11年ぶりの単発化だった。2006年5月1日(月曜日)から、「新生NHK」の一環の新枠『プレミアム10』(月曜22:00 - 23:30)内の企画として、不定期での放送となり、放送時間も最長の90分となった。NHKホールでのライブ収録は、BS2で放送していた『ミュージック・エクスプレス』(日曜18:00 - 18:50、不定期)と併録となった。基本的にはこれまでと同様、NHKホールで収録した。また、DXからは一部NHKスタジオでの収録となった。当初は年8回のペースの放送予定だったが、実際には3回のみとなった。従来の番組内容を一新し、ドキュメンタリー色が強くなった。
収録時のホール司会は河辺千恵子と高山哲哉が務めていたが、ここでは基本的に司会者を置かず、放送に登場するのはナビゲーターの安めぐみだけだった。出演者は、基本的に『ミュージック・エクスプレス』と同じアーティストが一部出演した。『DX』のみ出演のアーティストも数組という形となった。
『DX』では新コーナーとして、東京発の音楽、ムーヴメントを映像で紹介する「東京.NOW」(トーキョードットナウ)、渋谷で行われているライブを紹介する「Live in Shibuya」が登場した。第10シーズンまで継続した。ナレーションは山寺宏一が引き続き担当したほか、松本まりかが新たに参加した。『DX』からオープニングアニメーションを吉浦康裕が担当した。テーマ曲にはニュー・オーダーの『リグレット』を使用した。
新たにポッドキャスティングによる展開を開始し、最終シーズン終了まで1年間にわたって実施した。
| 回 | 放送日 | 出演アーティスト | その他ゲスト | 再放送日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2006年 5月1日 |
愛内里菜、大塚愛、ORANGE RANGE、上木彩矢、Sowelu、 DJ OZMA、東方神起、元ちとせ、PUFFY、リュ・シウォン |
(VTR出演)みのもんた ジャック・ジョンソン ワン・リーホン |
2006年 5月20日 |
|
| 2 | 6月5日 | 愛内里菜&三枝夕夏(コーラス:スパークリング☆ポイント)、 w-inds.、Every Little Thing、倖田來未、ゴスペラーズ、 T.M.Revolution、Def Tech、DREAMS COME TRUE、B'z、FLOW、Rain |
6月24日 | ||
| 3 | 7月3日 | アンジェラ・アキ、華原朋美、木村カエラ、倖田來未、小柳ゆき、島谷ひとみ、 ジョン・健・ヌッツォ、神話(SHINHWA)、Tommy heavenly6、平原綾香、 ポルノグラフィティ、モーニング娘。、BELLE AND SEBASTIAN、hoobastank |
(スペシャルゲストプレーヤー) ROLLY マーティ・フリードマン ジェイク・シマブクロ |
7月8日 | 「DX」最終回 |
2006年9月 - 2007年3月。ナビゲーターの安めぐみは『DX』から続投した。
レギュラーシリーズ第2期目は、2006年3月以来半年ぶりのレギュラー復帰となる第10シーズン目である。2006年9月15日から、毎週金曜日深夜(土曜日未明)0:30 - 1:00の枠で放送を開始した。特番時代のタイトルから『DX』が取れ、『POP JAM』(ポップジャム)となった。ただし、前回のレギュラー(40分)から時間が短くなり、1993年の番組開始以来最短の30分となった。番組史上最短の放送時間は同年12月1日の20分である。
NHKホールでの収録は、引き続き『ミュージック・エクスプレス』(BS2)との併録ではあるが、『POP JAM』は放送3回分の収録となった。
松本まりかが引き続きナレーションを担当したほか、2003年から2年間司会を担当し、『ミュージック・エクスプレス』司会の高山が不定期でナレーションとして参加した。前作『DX』からの流れで、ドキュメンタリー色の強い番組となり、またアーティストの演奏部分についてはNHKホール収録部分を極力減らし、NHKスタジオでの別収録部分が新たに加わる形となった。吉浦康裕によるオープニングアニメーションを引き続き使用した。
2007年3月16日深夜(17日未明)に最終回スペシャルを放送し、1993年4月から放送していた『ポップジャムシリーズ』は、14年の歴史に幕を閉じた。
PJ最終回は、同年3月5日にNHKホールで収録を行い、第8シーズンの司会も務めたT.M.Revolution(西川貴教)をはじめ、TRF、GLAY、ゴスペラーズ、浜崎あゆみらが出演した。最終回のNHKホール司会は安と高山が担当した。このほか、TRFのDJ KOOがDJプレイを披露した。
NHKホール以外にも、スタジオで司会者と出演アーティストによるトークを行い、PJ出演時のVTRを見たり、当時の思い出などを語った。また、森口博子、爆笑問題といった歴代司会者も登場し、番組の思い出を語った。なお、浜崎は別収録で、インタビュー映像のほか、最新曲『No way to say』をそれぞれ紹介した。
なお、PJ最後の演奏となったT.M.Revolutionのメドレーのあと、西川が音頭を取り、最後のタイトルコール「ポップ、ジャムッ!!」の唱和と同時に、キャノン砲から発射された紙テープと紙吹雪がホール全体に舞い、終幕となった。
また、番組の最後の10分間は、「POP JAM REPRISE」(ポップジャム・リプライズ)と題した特別企画があり、PJに縁のあるアーティストとして安室奈美恵が登場し、本人のトークと2曲をスタジオで披露した。
なお、本編(50分)と「POP JAM REPRISE」の映像切り替えの合間には、4月新番組『MUSIC JAPAN』の告知を兼ね、「PJからMJへ」として「PJ」のロゴが「MJ」に変わる映像を放送した。
ポップジャムでは、番組内で数々の企画を展開した。以下はその主な一例である。
2002年4月6日、「ポップジャムブレイクレーダー」として、今後注目されるアーティストが登場し、ブレイクするかどうかをNHKホールの観客に投票してもらうコーナーが始まった。2003年4月からは、「ブレイクレーダーNEO」とタイトルを変更した。その後「ブレイクレーダー」に再変更し、2006年3月3日放送分まで4年間続いた。
このコーナーから、さまざまなアーティストがブレイクを果たした。出場者は実力派から、人気アイドル、お笑い、さらには企画ユニットまで、幅広い分野にわたり、女性タレントやお笑い芸人からも人気者が歌手として参加した。また、mihimaru GTなど、1回目に敗退してのちに再挑戦したアーティストも多い。
システムは、2002年度は筆記式で投票箱に入れる方式だったが、2003年4月から「ブレイクレーダーNEO」と改題したのに伴い、システムも機械式のものに変更した。「レーダー君」と呼ばれる赤外線を放射するロボットに、観覧者が赤い団扇で反射させ、ブレイクするかどうかを判定した。また、「NEO」では高山哲哉アナの「照明さん、暗転!」の掛け声も恒例のひとつとなった。
2003年以降、コーナー集計得点1位のアーティストは、番組でエンディングテーマとしても流れるほか、4週連続勝ち抜いたアーティストは、再度番組出演できる権利を与える方式となった。2004年度までブレイクレーダーには毎回2組のアーティストが登場していたが、2005年からは1組となり、得票数が80%を超えた場合は抽選会があり、主な賞品は番組エンディングテーマなどだが、特賞としてNHK紅白歌合戦の出場権などもあった。
ブレイクレーダーの最高得票は、平川地一丁目が記録した97.5%。最低得票は、秘密博士とエンペラーズの14.1%。
2003年11月8日の放送では、いつものブレイクレーダーNEOを変更し、ダンディ坂野対はなわによる「平成の歌う爆笑キング決定戦!」を開催した。
2004年6月18日放送で、集計マシン『レーダー君』の誤作動により、不正確な数字を表示するというミスがあった。NHKでは後日、その集計を無効とした。その後、Bean Bagは9月10日放送でブレイクレーダーNEOに再度出演し、82.3%という得点を獲得し、5週勝ち抜いた。また、安良城は10月22日放送に出演し、70.6%という得点を出したが、同日出演のTRIPLANEが83.3%を記録し、敗れた。
若手アーティストがNHKホールに集結し、ブレイクするかを競うスペシャル企画として、「ブレイクレーダーNEOまつり ハッスルスペシャル」?を、2004年10月8日と2005年1月14日の2回開催した。大会委員長は「ハッスル」で知られる、キャプテン・ハッスルこと格闘家の小川直也が務めた。審査員長は小川で、また優香が審査員を務めたほか、第1回では後浦なつみ、第2回では波田陽区が特別審査員で参加した。また、グランプリ獲得者以外にも、特別審査員から各1組ずつハッスル特別賞と称した特別賞も出している。各2回とも、6組ずつが出場した。
| 順位 | アーティスト名 | 得票 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ☆GP | スムルース | 87.5% | |
| 2 | Meyou | 76.5% | ハッスル特別賞 |
| 3 | HUNGRY DAYS | 59.3% | 前年度「全国バンドコンテスト」優勝。 |
| 4 | 伊禮麻乃 | 58.8% | 高校時代の級友であるRYO(ORANGE RANGE)より応援コメント。 |
| 5 | Hi-Timez | 56.0% | |
| 6 | 秘密博士とエンペラーズ | 14.1% | ブレイクレーダー史上最低得票率を記録。 横山剣(クレイジーケンバンド)より応援コメント。 |
| 順位 | アーティスト名 | 得票 | 備考 |
|---|---|---|---|
| ☆GP | マシコタツロウ | 87.4% | 一青窈作品を多く手がける。一青本人からコメントあり。 |
| 2 | えちうら | 78.2% | |
| 3 | JINDOU | 72.4% | |
| 4 | ペーソス | 66.2% | 特別賞 全出場者中最年長の平均年齢50歳オーバー。 |
| 5 | ティンクティンク | 51.0% | |
| 6 | 嘉陽愛子 | 44.0% |
ポップジャムとしても毎年、夏季やクリスマスなどに大型スペシャルを放送していた。
ポップジャムでは、通常版以外にもスピンオフ企画として、さまざまなアーティストに密着したドキュメント企画や、アーティストの「個」の部分を生かしたスペシャル番組などを放送した。
| NHK総合テレビジョン 若者向け音楽番組 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
メガロックショー
(1991.04 - 1992.03) |
ポップジャム
(1993.04 - 2007.03) |
MUSIC JAPAN
(2007.04 - 2016.04) |
| NHK総合テレビジョン 金曜23時台後半(1995年4月 - 1996年3月) | ||
23:15 - スポーツ100万倍
23:55 - TVキャスター マーフィー・ブラウン |
ポップジャム
|
|
| NHK総合テレビジョン 土曜23:25 - 翌0:10 | ||
23:00 - プライム11
23:45 - ヤングライダーズ |
ポップジャム
(1996.4 - 1998.3) |
ビバリーヒルズ青春白書
※23:40 - 翌0:25 |
| NHK総合テレビジョン 土曜23:00 - 23:40 | ||
アジア発見
※23:00 - 23:25 ポップジャム ※23:25 - 翌0:10 |
ポップジャム
(1998.4 - 2000.3) |
|
| NHK総合テレビジョン 土曜22:20 - 23:00(2000年4月 - 2002年3月) | ||
ポップジャム
|
||
| NHK総合テレビジョン 土曜23:10 - 23:50(2002年4月 - 2003年3月) | ||
ポップジャム
|
||
| NHK総合テレビジョン 日曜(土曜深夜)0:10 - 0:50(2003年4月 - 2004年3月) | ||
ポップジャム
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オンエアバトル爆笑編/熱唱編
|
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| NHK総合テレビジョン 土曜(金曜深夜)0:15→0:25(2004年4月 - 2006年3月) | ||
爆笑オンエアバトル
(土曜深夜へ移動『オンエアバトル爆笑編/熱唱編』へ) |
ポップジャム
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0:00 - 爆笑オンエアバトル
0:30 - SAMURAI 7 |
| NHK総合テレビジョン 土曜(金曜深夜)0時台後半(2006年9月 - 2007年3月) | ||
SAMURAI 7
(1:05 - へ移動) |
POP JAM
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