SecureDrop

SecureDrop
SecureDrop SourceのUIのスクリーンショット
作者
開発元 報道の自由財団
初版 2013年10月15日(13年前) (2013-10-15)
最新版
2.11.1 / 2024年12月20日(22か月前) (2024-12-20)
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Python
対応OS Linux
対応言語 英語
種別 セキュア通信
ライセンス GNU Affero General Public License、バージョン3
公式サイト securedrop.org ウィキデータを編集
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SecureDrop(セキュアドロップ)は、ジャーナリストと情報提供者の間で安全な通信を行うための自由ソフトウェアプラットフォーム。当初は「DeadDrop」の名称でアーロン・スワーツとケビン・ポールセンによって設計・開発された。ジェームズ・ドーランもSecureDropの開発に携わった。

歴史

アーロン・スワーツの死後、2013年5月15日に最初のSecureDropのインスタンスが「Strongbox」の名称でザ・ニューヨーカーの従業員によって設置された。報道の自由財団は「SecureDrop」の名称でDeadDropの開発を引き継ぎ、プロパブリカ、ガーディアン、ジ・インターセプト、ワシントン・ポストを含む複数の報道機関でSecureDropの導入を支援した。

セキュリティ

SecureDropは匿名化ネットワークであるTorを使って内部告発者やジャーナリストと報道機関との間に通信を確立する。このため、SecureDropのサイトはTorネットワークのOnion Serviceとしてのみアクセス可能である。利用者がSecureDropのサイトを訪問すると、ランダムに生成されたコードネームが与えられる。このコードネームは情報を特定の編集者にアップロードして送るのに使う。調査報道を行うジャーナリストは、SecureDropのメッセージング機能を使って内部告発者と連絡することができる。したがって、内部告発者は自分のランダムなコードネームをメモしておく必要がある。

SecureDropは、報道機関が所有する専用の隔離されたサーバを利用する。ジャーナリストは2本のUSBメモリと2台のパーソナルコンピュータを使ってSecureDropのデータにアクセスする。1台目のコンピュータはTorネットワーク経由でSecureDropにアクセスするのに使い、ジャーナリストは1本目のUSBメモリにSecureDropサーバから暗号化されたデータをダウンロードする。2台目のコンピュータはインターネットに接続せず、再起動のたびに初期化される。2本目のUSBメモリには復号用のコードが入っている。1本目と2本目のUSBメモリを2台目のコンピュータに接続すると、ジャーナリストが情報を閲覧できるようになる。コンピュータは使用後に毎回シャットダウンする。

報道の自由財団は、SecureDropのソースコードとセキュリティ環境を各メジャーバージョンのリリース時に独立した第三者機関に依頼して監査し、結果を公表するとしている。1回目の監査はワシントン大学のセキュリティ研究者とブルース・シュナイアーによって実施された。2回目の監査はドイツのセキュリティ企業であるCure53(英語版)によって実施された。

SecureDropは匿名性を維持するため、情報提供者にJavaScriptを無効化するよう呼びかけている。

賞

参考文献

  1. ↑ “Releases · freedomofpress/securedrop”. github.com. 2025年2月1日閲覧。
  2. ↑ Ball, James (5 June 2014). “Guardian launches SecureDrop system for whistleblowers to share files”. The Guardian.
  3. 1 2 3 4 5 “Aaron Swartz legacy lives on with New Yorker's Strongbox: How it works”. TechRepublic (2013年5月20日). 2013年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月20日閲覧。
  4. ↑ Poulsen, Kevin (2013年5月14日). “Strongbox and Aaron Swartz” (英語). The New Yorker.
  5. ↑ Timm, Trevor (9 January 2018). “A tribute to James Dolan, co-creator of SecureDrop, who has tragically passed away at age 36”. Freedom of the Press Foundation.
  6. 1 2 3 4 Davidson, Amy (15 May 2013). “Introducing Strongbox”. The New Yorker 2013年5月20日閲覧。.
  7. ↑ “Strongbox”. The New Yorker. オリジナルの13 April 2017時点におけるアーカイブ。 2013年11月15日閲覧。.
  8. ↑ Biryukov, Alex; Pustogarov, Ivan; Thill, Fabrice; Weinmann, Ralf-Philipp (2013). “Content and popularity analysis of Tor hidden services”. arXiv:1308.6768 [cs.CR].
  9. ↑ Davidson, Amy (15 May 2013). “Introducing Strongbox”. The New Yorker 2013年12月26日閲覧。.
  10. 1 2 Timm, Trevor (20 January 2014). “SecureDrop Undergoes Second Security Audit”. Freedom of the Press Foundation. 2014年7月13日閲覧.
  11. ↑ “DeadDrop/StrongBox Security Assessment”. University of Washington Department of Computer Science and Engineering. 2014年7月13日閲覧。
  12. ↑ Source Guide SecureDrop
  13. ↑ Sullivan, John (25 March 2017). “SecureDrop and Alexandre Oliva are 2016 Free Software Awards winners” (Press Release). Free Software Foundation (英語).

関連項目

外部リンク