宇川直宏

宇川 直宏 / Ukawanimation!
生誕 (1968-04-12) 1968年4月12日(58歳)
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ポップ・アヴァンギャルド
エクスペリメンタル・ビデオクリップ
職業 メディアレイピスト
活動期間 1988年 - 現在(VJ,映像作家/宇川直宏)
1988年 - 現在(デザイナー/宇川直宏)
1988年 - 1992年 (TwoThousandManiacs!Records)
1992年 - 現在(MoM/n/DaDProductions)
1997年 - 現在(現代美術家/宇川直宏)
1998年 - 現在(GODFATHER)
2002年 - 現在(京都造形芸術大学教授)
2006年 - 2008年(Mixrooffice)
2008年 - 現在(Ukawanimaion!)
2009年 - 現在(XXX RESIDENTS)
2010年 - 現在(DOMMUNE)
レーベル avex trax , Ki/oon Records , Yamaha A&R
事務所 MoM/n/DaD Productions,
Heart Fast, Mixrooffice, DOMMUNE
公式サイト Ukawanimation!.TV
宇川 直宏OFFICIAL WEBSITE
DOMMUNE
ele-king Powerd by DOMMUNE

宇川 直宏(うかわ なおひろ、1968年4月12日 - )は、日本の現代美術家、映像作家、グラフィックデザイナー、VJ、文筆家。香川県高松市出身。

肩書

DOMMUNE代表。MOM/N/DAD PRODUCTIONS主宰。Mixrooffice代表。GODFATHER主宰。ANOMALY所属。京都造形芸術大学情報デザイン学科教授(2002-2019の17年間)。日本自然災害学会正会員。2013年度、2014年度、2015年度文化庁メディア芸術祭審査委員。2015年度アルスエレクトロニカ(リンツ・オーストリア)審査委員。2015年度高松メディアアート・フェスティバル・ゼネラルディレクター、キュレーター、審査委員長。「ISCA(INTERNATIONAL STUDENTS CREATIVE AWARD)」(旧BACA-JA)審査委員長代理(2002年より15年間)。2017年、師匠である松本俊夫の志を継ぎISCA審査員長就任。2020年、2021年、渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA QWS Innovation協議会理事。2008年、人間以外の森羅万象全ての万物から見たビジョンのみを音と映像で構築するプロジェクトUkawanimation!(avex trax)を発足。2009年、そのプロジェクトから派生したレジデンツのマルチメディア・コスプレユニットXXX RESIDENTS(Yamaha A&R)を結成。2010年、日本初のライヴストリーミングスタジオ兼、ライヴストリーミングチャンネルであるメディア「DOMMUNE」を個人で開局/運営する。2010年、DOMMUNEの活動に於いて、第14回文化庁メディア芸術祭、審査委員会推薦賞。2021年、令和2年度第71回芸術選奨文部科学大臣賞 受賞。

グラフィックデザイナー、映像作家、ミュージック・ビデオディレクター、VJ、文筆家、司会業、番組プロデューサー、レーベルオーナー、パーティーオーガナイザー、キュレーター、ファッションブランドディレクター、サウンド・システム構築、クラブオーナー、ライヴストリーミングスタジオ/チャンネルオーナー、大学教授、日本自然災害学会正会員、そして現代美術家といった肩書きを持つ。

2012年、それまで10年以上、懇意にしてもらっていた松本俊夫が日本大学教授を定年退任する際の祝賀会で、急に師匠が欲しくなり、映像作家として弟子にしてもらう。また、その会に参加していた長きに渡る交流を持つ田名網敬一にも同日、グラフィックアーティストとして弟子にしてもらい、いきなり二人の師匠に恵まれることとなる。

来歴・人物

初期東京期/グラフィック・デザイナー時代(1987-1994)

サンフランシスコ期(1995-1998)

帰国後第二東京期/現代アーティスト時代(1999-2009)

DOMMUNE開局後〜現在までの活動(2010- )

作品

MUSIC CLIPS/ミュージックビデオを監督したアーティスト・タイトル

ほか多数

TV CM/監督したCMの企業・商品名・タイトル

BOOKS/作品集

BOOKS/著書

DVD

VIDEO

ほか多数

UKAWANIMATION!

UKAWANIMATION! とは、宇川直宏が発案したコンセプト+歌詞/イメージ+絵コンテを、それぞれミュージシャンや映像作家に伝え、楽曲とミュージック・クリップを同時生成させていくという、流動性不定形なメンバーによる新しいミュージック・コミュニティの確立を目指したものだ。「現代のミュージックシーンには、コンビニエンスなラブソングが繁殖しすぎている」と批評する宇川は、このプロジェクトを通じて"人間以外の森羅万象からみた世界"のみをコンセプトにして、今後、映像と楽曲を制作してゆくという。「生命の祭典」ともいえるアトランダムなテーマとアーティストたちが混在する光景こそが、宇川直宏が新たに考える作品であり、人、言葉、音、映像が交差していく「環境」それ自体がUKAWANIMATION!なのだ。 私たちが生きている、静物と動物からなる「環境」=自然というものを擬人的にとらえ、カメラ・レンズの反射角やフクロウとネズミの追走劇などに「生気=アニマ」を見出していくこと。木々や風が笑い、象や馬が語りかけてくるような、イメージと物語の衝突が奏でるポピュラー・サウンドのニュー・ディメンションを UKAWANIMATION! は街のあちこちにあるリアル環境に向けて送り届けようとしている。本プロジェクトは宇川直宏によるハードコアな「エコ・クリティシズム=環境の考え方」であり、現在のJポップ/ロック/ダンスミュージックに地殻変動を迫る「音と映像による、春夏秋冬の祭典」なのだ。なお、このユニット名の由来はアニミズムの思想が下地になっている。

UKAWANIMATION!名義での作品

1st MAXI SINGLE

  • 『UKAWANIMATION! / 惑星のポートレイト 5億万画素』(2008)
    1. UKAWANIMATION! feat. 石野卓球 x 萩原健一「惑星のポートレイト 5億万画素」{{{1}}}
    2. UKAWANIMATION! feat. DEDE MOUSE「空白のおまえを飲み込んでしまうまで」{{{1}}}

1st ALBUM (CD+DVD)

  • 『UKAWANIMATION! / ZOUNDTRACK』(2008)
    1. UKAWANIMATION! feat. 石野卓球 x 萩原健一「惑星のポートレイト 5億万画素」- Dedicated to カメラ ( Camera )
    2. UKAWANIMATION! feat. DAZZ Y DJ NOBU「千葉八街のリアルアンダーグラウンド落花生栽培」- Dedicated to 落花生 ( Peanut )
    3. UKAWANIMATION! feat. MERZBOW「羽毛に纏わる水滴無限循環」- Dedicated to アヒル ( Duck )
    4. UKAWANIMATION! feat. JONTE x TOBY「開いた身体は白い列島/"ひつまぶし"での感電症例」- Dedicated to ウナギ ( Eel )
    5. UKAWANIMATION! feat. ALTZ「溺れながらの光合成実験/ニコラス・ド・O2・ソシュール」- Dedicated to 酸素 ( Oxygen )
    6. UKAWANIMATION! feat. HANATARASH「偏西風の次第♯1/中緯度高圧帯から極高圧帯へ」- Dedicated to 偏西風
    7. UKAWANIMATION! feat. STRINGRAPHY「糸電話で奏でるデリック・メイの"ストリングス・オブ・ライフ"」- Dedicated to 弦 ( String )
    8. UKAWANIMATION! feat. ABRAHAM CROSS「盗まれた平衡感覚/アニマルライツ的野良猫飼育推進」- Dedicated 飼い主のいない猫 ( Stray Cat )
    9. UKAWANIMATION! feat. HANATARASH「貿易風の次第♯2/亜熱帯高圧帯から赤道高圧帯へ」- Dedicated to 貿易風
    10. UKAWANIMATION! feat. MEG x LL「秘境の奥の虫歯の記憶」- Dedicated to スプーン ( Spoon )
    11. UKAWANIMATION! feat. 田中フミヤ「57杯目のブラッディー・メアリー」- Dedicated to ウォッカ ( Vodka )

XXX RESIDENTS

「人間以外の森羅万象からみた世界」のみをコンセプトに掲げ、音と映像を同時生成してゆく宇川直宏のニュー・プロジェクト=UKAWANIMATION!。そのプロジェクトから派生したレジデンツのマルチメディア・コスプレユニットがXXX RESIDENTSである。XXX RESIDENTSは2009年6月に行われたUKAWANIMATION!のワンマンライブ、および9月11日に開催された相対性理論とのツーマンライブに出演し、両公演の会場となった東京・LIQUIDROOM ebisuにあわせて「EBIS RESIDENTS」という名義でライブを披露。さらに9月20日には水戸芸術館で行われる「水戸短編映画祭」に登場し「MITO RESIDENTS」名義で高木正勝とともにパフォーマンスを行った。同年12月16日 コンピュータグラフィックス・インタラクティブ技術の国際カンファレンス『SIGGRAPH ASIA 2009』からの招聘で、横浜 Bank ART/NYK Hallにてシーグラフのオープニングアクトに選抜。d.v.d、伊東篤宏 OPTRONとの共演を果たす。このころから冠にライヴ開催地の地名を付けず、XXX RESIDENTSに統一する。同年12月23日 渋谷WOMB『WOMBLIVE COLOR Vol.1』に出演。石野卓球、WRENCHと共演。2010年3月27日『clubasia 14th Anniversary』に出演。TOWA TEI、KEN ISHII、GOTH-TRADと共演。2012年 新木場スタジオコーストで開催した、バルセロナ発の電子音楽とメディア・アートの祭典=『SonarSound Tokyo』のメインステージに招聘される。DOMMUNE開局以来、他の全ての創作を休止していた宇川が他メンバーを徴集し再活動。ヴィンセント・ギャロやザ・シネマティック・オーケストラと共演を果たす。

XXX RESIDENTS名義での作品

1st ALBUM (CD+DVD)

  • 『XXX RESIDENTS / ATTACK OF THE KILLER BLACK EYE BALL』(2009)
    1. BLACK EYEBALLS ARE COMING!!
    2. A SNEEZE SMELLS LIKE KLAFTY CHEESE
    3. THE SECRET SEED PICK IN THE PUBLIC BATH
    4. SLUGGISH SONG FOR STINKBUGS
    5. DISTORTIONAL SMACK OF THE LIPS
    6. MOUSETRAP IN UGUISUDANI
    7. CENSUS TAKER - feat. MERZBOW
    8. HARSH NOISE FOR HOTEL MISSY KYOTO

VJ/VJとしてPLAYしたパーティー・アーティスト

2005年

2006年

TWOTHOUSAND MANIACS!Recordsディスコグラフィ(リリース歴)

TWOTHOUSAND MANIACS!Recordsは当時19歳だった宇川直宏が、カッティングマシーンを購入したことにより立ち上げたプロジェクトで、MOM'N'DAD PRODUCTIONS以前に運営していたブートレグ専門のアセテート盤7inchノイズ・レーベル。1988年頃設立。リリース・タイトル総数は約10作で、海外輸出中心。なお、Genocide Organのリリース2枚については、TESCOから直接オファーされたオフィシャルリリースらしい。その活動の実態については未だ不明瞭だが、タイトルが判っているものは以下のとおり。

TWOTHOUSAND MANIACS!7inch Records

※ゴールドのアセテートディスク5枚、Tシャツ、ブックレット、ステッカーがメタルケースに入ったボックスセット。

※ティモシー・リアリーに捧げられている。

※レッドシルバーのアセテートディスク

※『Fool's Mate』1990年12月号にレビュー掲載。GRAVESTYLEはTWOTHOUSAND MANIACS!の別名。

※サーフェイス違いの黒い布地を手縫いでパッチワークしたジャケット

※ジャケット2種類。アセテート盤はブラック・ゴールド・レッドシルバーの3種類。

※ジャケット2種類。アセテート盤はブラック・ゴールドの2種類。 ■MB『Genocide Of The Menses』とKräng『Never Ending Man Is Meat』の音源は、海外Statutory Tapeレーベルのブートレグ・カセット『Even Anti-Art Is Art...That Is Why We Reject It』にここから収録された。また、MBは2008年に再発された2枚組ボックス・セットMaurizio Bianchi『Mectpyo Bakterium』(menstrualrecordings)に「Genocide O.T.M.」として収録。

MOM/N/DAD PRODUCTIONSディスコグラフィ(プロデュース/リリース歴)

※宇川の個人デザインプロダクションとして90年頃設立。その後、92年にアルマーニのバッタ物を売りさばいて富を得た小学校時代からの友人、佐野和樹から、いきなり手渡された現金100万円で、CDレーベル『MOM’n'DAD PRODUCTIONS』発足。 以降、不定期ながら地道なリリースを重ね、現在も宇川のデザイン事務所の屋号『株式会社 MOM/N/DAD PRODUCTIONS』として機能している。

MOM/N/DAD PRODUCTIONS CD

※CDの余ったメディアに宇川選曲のMOOG MUSIC『The Exotic Moog of Space Age Bachelor Pad Music』収録

※CDの余ったメディアに宇川選曲のMOOG MUSIC『The Exotic Moog of Space Age Bachelor Pad Music 2』収録

※CDの余ったメディアに宇川選曲のVOODOO MUSIC『The Exotic Mood of Chaotic VooDoo! Riot In The Jungle』収録

※MOM/N/DAD Productionsの姉妹レーベルであるNAKANAORI Productionからのリリース〈監修/JENNA〉

MOM/N/DAD PRODUCTIONS DVD

※通称/アサに近〜〜〜〜〜〜いNIGHTMARE BOXXX〈内容は宇川編集鼻血付きコミック/谷岡ヤスジ傑作選(全100P)+谷岡ヤスジ本人が唄う主題歌『ヤスジのオラオラ節』復刻版シングルCD+鼻血付きティッシュ封入〉

ARTICLE WORKS/代表的な執筆活動

宇川の文体は、文末に「!!!!!!!!!!!!」のようにエクスクラメーションマークを多用する特徴がある。

基本的に宇川が雑誌に登場するときの写真は、顔を布等で全て隠してその上にカメラなどを配置するか、上野クリニックの広告のように上着のネックを上げて顔の下半分を隠す事がほとんどである。

EXHIBITION/展覧会履歴

※現代美術家としての宇川の活動。『』内は個展タイトル or 作品タイトル、""内はグループ展の展覧会タイトル。2006年以降は本格的にキュレーション活動も開始。

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

2011年

2012年

2013年

2014年

2015年

2016年

2023年

出演

ウェブ番組

出典

[脚注の使い方]
  1. ↑ 『4月12日は宇川直宏の誕生日です』 2014年4月12日 FASHION HEADLINE
  2. ↑ “芸術選奨に宮本浩次さん、米津玄師さん、「鬼滅」作者ら”. 朝日新聞. 朝日新聞社 (2021年3月3日). 2025年6月29日閲覧。
  3. ↑ “DOMMUNE、10日間で「バイキング」坂上忍の全ヴァイナル音源をフルコンプ! 「DJ Plays“坂上忍”ONLY!!」を放送”. Pointed (2019年4月15日). 2019年4月17日閲覧。
  4. ↑ Kashima, Yui (2019年4月15日). “「売名行為」批判に異色のアンサー DOMMUNEが「坂上忍縛り」のライブ配信を実施”. BuzzFeed. 2019年4月17日閲覧。
  5. ↑ 株式会社リットーミュージック (2019年4月15日). “DOMMUNEがまさかの“坂上忍特集”を敢行! 『バイキング』へのクールなアンサー企画に称賛相次ぐ”. 耳マン. 2019年4月17日閲覧。
  6. ↑ “DOMMUNEの『坂上忍ONLY』アンサー企画は「作品に罪がないということを2度実証してみせた」”. AbemaTIMES (2019年4月17日). 2019年4月17日閲覧。
  7. ↑ MUSIC CLIP『XXX RESIDENTS / A SNEEZE SMALLS LIKE KLAFTY CHEESE』

外部リンク