AviUtl ExEdit2

AviUtl ExEdit2
作者 KENくん
初版 2025年7月7日(16か月前) (2025-07-07)
最新版
2.1.10 / 2026年9月19日(50日前) (2026-09-19)
対応OS 64ビット版Windows 10以降
種別 動画編集ソフトウェア
公式サイト AviUtlのお部屋
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AviUtl ExEdit2(エーブイアイ・ユーティル ExEdit2)は、KENくんが開発するWindows向けの動画編集ソフトウェアである。公式サイトではフリーソフトとして配布されている。従来のAviUtlと拡張編集Pluginを統合して新たに構築したソフトウェアとして、2025年7月7日にテスト版が公開された。2026年7月7日に公開されたversion2.0.54からベータ表記が外され、正式版として提供されている。報道では「AviUtl2」という呼称も用いられている。

開発と公開

2025年7月7日、version2 beta1がテスト版として公開された。従来は別々に提供されていたAviUtl本体と拡張編集Pluginを統合し、新たに構築したものと報じられている。

テスト版の公開後も更新が続き、初回公開から約1年間に50を超えるベータ版が公開されたと報じている。2026年7月7日にversion2.0.54が公開され、この版からベータ表記が外されて正式版として提供されるようになった。

設計と編集機能

AviUtl ExEdit2では、従来のAviUtlで拡張編集Pluginが担っていた編集機能が本体へ統合されている。公式サイトでは、複数の映像、画像、テキストなどを任意の位置に表示し、加工してファイルへ出力するツールと説明されている。

初回テスト版について、レイヤーを用いた編集、素材のリサイズ、字幕編集、合成など、従来の拡張編集Pluginで提供されていた機能が基本機能として実装されたと報じている。

ユーザーインターフェースの構成も従来版から変更された。version2 beta1との比較では、従来版で分離されていた複数のウィンドウが一つにまとめられ、ファイルエクスプローラーや複数の編集用パネルを画面内に配置できる構成になったと説明されている。窓の杜のversion2 beta2のレビューでも、ファイルリストやレイヤーなどのウィンドウを一つの画面で扱い、追加したウィンドウの配置や表示領域を変更できると説明されている。

version2 beta1で、時間制御編集にベジェ曲線を用いて時間経過に伴う変化を調整する機能が追加されたことも取り上げている。

動作環境

対応OSは64ビット版Windows 10以降で、DirectX 11.3およびAVX2を利用できる環境を必要とする。公式サイトでは、使用するGPUによっては動作しない場合があるとしている。

互換性

初回テスト版の公開時には、従来版との互換性に制限があることが報じられた。version2 beta1について、DLLを利用しないスクリプトと入出力プラグインについて一定の互換対応が行われていると報じている。同時期の仕様について、従来版向けの32ビットDLLを使用するプラグインは基本的に利用できず、入出力に関係する一部のプラグインが互換性を持つと説明している。これらはいずれもversion2 beta1について報じられた内容である。

プロジェクトファイルについて、version2 beta1では拡張子.aup2で保存され、同記事の執筆時点では従来版のプロジェクトファイルとの互換性がなかったと報じている。

プラグイン

AviUtl ExEdit2にはプラグイン機構があり、公式サイトでは本体とは別にPlugin SDKが配布されている。窓の杜は2025年8月、同SDKを利用したプラグイン開発を扱う記事を掲載している。

Plugin SDKでは、用途ごとに異なる拡張子を持つプラグイン形式が定義されている。

種類 拡張子 用途
入力プラグイン .aui2 ファイル入力機能の追加
出力プラグイン .auo2 ファイル出力機能の追加
フィルタプラグイン .auf2 メディアオブジェクトやフィルタ効果の追加
スクリプトモジュール .mod2 スクリプトから利用する関数群の追加
汎用プラグイン .aux2 ウィンドウやインポート・エクスポート機能などの追加

このほか、公式サイトでは表示言語を変更する言語ファイルとして.aul2形式が案内されている。

公開時の反響

公開翌日の2025年7月8日午前9時時点で、ITmedia PC USERは「Aviutl2」がXのトレンド1位になったと報じた。

脚注

  1. 1 2 3 4 5 6 7 宇都宮充 (2025年7月8日). “フリー動画編集ソフト「AviUtl」が約6年ぶりの更新。ゼロから作り直した最新版”. PC Watch. インプレス. 2026年8月5日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 “AviUtlのお部屋”. 2026年9月12日閲覧。
  3. 1 2 3 4 5 樽井秀人 (2026年7月9日). “フリーの高機能動画編集ツール「AviUtl ExEdit2」がベータ版を卒業、v2.0.54が公開”. 窓の杜. インプレス. 2026年8月5日閲覧。
  4. ↑ “AviUtlパーフェクトガイド”. NDLサーチ. 国立国会図書館 (2022年7月). 2026年8月5日閲覧。
  5. 1 2 3 “動画編集フリーソフト「AviUtl ExEdit2 テスト版」が公開。「AviUtl」と拡張編集機能を同一化したWin10以降対応バージョン”. Game*Spark (2025年7月8日). 2026年8月5日閲覧。
  6. 1 2 石田賀津男 (2025年7月17日). “令和に再誕した「AviUtl ExEdit2」はついに64bit化! 使い勝手はどう変わる?”. 窓の杜. インプレス. 2026年8月5日閲覧。
  7. ↑ “AviUtlと拡張編集Pluginを新しくゼロから作り直して64bitにも対応した「AviUtl 2」が6年越しに突如リリースされる”. GIGAZINE (2025年7月8日). 2026年8月5日閲覧。
  8. 1 2 3 Kei Aiuchi (2025年7月9日). “突如新バージョンが出た動画編集フリーソフト「AviUtl」は、どう変わったのか。AviUtl愛用歴12年以上の筆者が紹介”. AUTOMATON. 2026年8月5日閲覧。
  9. ↑ “無料の動画編集ソフト「AviUtl」に後継ツールが登場。64bit化され、拡張編集プラグインを標準搭載した「AviUtl ExEdit2」ベータ版がリリース”. ゲームメーカーズ (2025年7月8日). 2026年8月5日閲覧。
  10. ↑ ちゅうこ (2025年8月7日). “「AviUtl2」のプラグインはC#でも作れる! Native AOTを使って実装してみよう”. 窓の杜. インプレス. 2026年8月5日閲覧。
  11. ↑ “AviUtl ExEdit2 Plugin SDK” (ZIP). 2026年8月5日閲覧。
  12. ↑ 山口恵祐 (2025年7月8日). “動画編集ソフト“AviUtl2”が公開される 編集画面を刷新、64bit対応など 作者「ゼロから作り直した」”. ITmedia PC USER. アイティメディア. 2026年8月5日閲覧。

外部リンク